報道発表資料

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2016年12月01日
  • 自然環境

国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2016」の実施結果について

 環境省、農林水産省及び国土交通省は、平成28年3月1日より6月15日までの期間、「グリーンウェイブ2016」への参加と協力を広く国内に呼び掛けました。
 その結果、230団体の参加、265団体の協力のもと、約29,500人の参加者の手により、約15,200本の植樹等、様々なグリーンウェイブ活動が行われました。
 本キャンペーンの趣旨に御理解と御協力を頂き、ありがとうございました。

1.「グリーンウェイブ2016」の実施結果について

 生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の青少年、子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行うことを「グリーンウェイブ」活動として呼びかけています。世界各地において、現地時間の5月22日の午前10時に植樹等を行うことにより、この行動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。また、国連は2011年から2020年までの10年間を「国連生物多様性の10年」と定めています。

 このため、環境省、農林水産省及び国土交通省では、生物多様性に関する理解が社会に浸透するように、植樹等をきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発を推進するためのキャンペーンを行っており、3月1日より6月15日までの期間を「グリーンウェイブ2016」として広く参加を呼びかけました。

 植樹等に御参加いただいた団体数等についてとりまとめたところ、以下の結果となりました。本キャンペーンの趣旨に御理解と御協力を頂き、ありがとうございました。

(1)参加団体(グリーンウェイブ活動を計画及び実施した、または植樹等の行事に参加した団体)

    230団体

   協力団体(苗木・場所の提供や技術指導等を実施した団体)

    265団体

(2)植樹等の活動に参加した人数  約29,500人

(3)植樹した本数         約15,200本

※別添「グリーンウェイブ2016」参加グループ・団体による取組一覧参照

※2016年の集計方法については、昨年度までの参加団体の活動の実情を踏まえ、見直しています。

2.昨年度までの実施結果                     

2015年

2014年

2013 2012 2011 2010 2009

参加団体数

215団体

367団体

567団体 465団体 383団体 1,588団体 80団体

協力団体数

86団体

193団体

140団体 144団体 91団体 45団体 7団体

参加者数

約8,600人

約98,000人

18,000人 18,000人 28,000人 111,000人 3,000人

植樹した本数

約19,200本

約51,000本

41,000本 60,000本 79,000本 254,000本 3,500本

※2014年に関しては、集計方法が異なります。

【参考】

○国連生物多様性の10年

 2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010年10月愛知県名古屋市で開催)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。

○植林等森林づくりの国民運動について

 [フォレスト・サポーターズ]ホームページ http://www.mori-zukuri.jp/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代表   03-3581-3351
直通   03-5521-9108
室長   西山理行 (内6661)
室長補佐 千田純子 (内6660)
室長補佐 鈴木宏一郎(内6662)
担当   山本一樹 (内6664)

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