報道発表資料

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2016年06月14日
  • 総合政策

「風力発電等に係るゾーニング手法検討モデル事業」に係るモデル地域の公募について

 環境省では、地域(地方公共団体)における風力発電等の再生可能エネルギーの推進と環境が調和したゾーニングについて検討するため、このたび、実際にゾーニングを実践するモデル地域の公募を開始することとしました。
 公募期間は平成28年6月14日(火)から7月15日(金)までとなります。

1.概要

 再生可能エネルギーの導入は地球温暖化対策の観点から望ましいところですが、風力発電(特に陸上風力)については、立地適地をめぐって事業計画の集中が見られる等、環境面においては累積的影響の考慮の必要性などが指摘されています。

 そこで環境省では、地域(地方公共団体)において、環境面だけでなく経済面、社会面も統合的に評価して、再生可能エネルギー導入を促進すべきエリア、環境保全を優先すべきエリアの設定を行うゾーニングの手法について検討することとしています。

 このたび、実際にゾーニングを実践するモデル地域を地方公共団体から公募します。応募があった地域のなかから地域特性等を考慮して3地域程度選定する予定です。

2.公募期間

 平成28年6月14日(火) ~ 平成28年7月15日(金)

3.対象等

(1)対象 

 本事業に応募できるのは、以下のいずれかとなります。

 ・ 地方公共団体(都道府県、市区町村。単独でも、複数でも可。)

 ・ 地方公共団体と民間団体(地域の再生可能エネルギー導入を推進する企業・民間団体、環境保全団体等)の共同実施

 二者以上の者が共同で提案を行う場合は、その主たる業務を行う者が一括して受託することを原則となります。また、地方公共団体と民間団体の共同の場合は、主たる業務を行う者は、地方公共団体とし、民間団体単体での応募はできません。

(2)内容

 環境省からの委託事業として、各モデル地域において、地方公共団体により主に以下の内容について検討・実施していただきます。

 ・ ゾーニング手法の検討

 ・ 地域の環境特性や法規制等に関する既存情報の収集

 ・ 追加的な環境調査、フィージビリティ調査等の実施

 ・ 対象区域における導入目標量(kW)の検討

 ・ ゾーニングに係る有識者からの意見聴取

 ・ ゾーニング叩き台(マップ案)の作成

 ・ 関係者・関係機関との調整

 ・ エリアごとの事業実施上の課題の明確化

 ・ ゾーニング結果を用いた立地促進方策の検討

 ・ ゾーニング結果のまとめ 等

4.予算及び実施期間

(1)予算(委託額)

 1地域当たり原則2,000万円以内(平成28年度)を予定しています。

(2)実施期間

 平成28年度から平成29年度までの2カ年度以内を予定しています。(なお、平成29年度においては予算の成立が前提となります。)

5.応募方法

 本事業へ応募される場合には、本お知らせに添付されている応募様式等をダウンロードの上、公募要領に従って必要事項を記載の上、所定の方法で提出してください。

 また、応募に関するFAQを公開し、随時更新する予定ですので、参考としてください。

6.提出先・問い合わせ先

 本公募に関するお問合せ及び書類の提出については、本事業の委託先である日本工営株式会社にお願いします。なお、事業全般に係るご質問については下記の環境省窓口でも受け付けております。

 〒102-8539 東京都千代田区九段北1-14-6

 日本工営株式会社 環境部

 担当:佐藤、宮市、國次

 TEL:03-3238-8380(直通)

 E-mail:ml-zoning@n-koei.co.jp(佐藤、宮市、國次)

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響評価課
課  長:永島 徹也(内線6230)
課長補佐:福嶋 慶三(内線6232)
係  長:安陪 達哉(内線6208)
担  当:坂田 修一(内線6234)

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