報道発表資料

この記事を印刷
2016年06月06日
  • 大気環境

平成28年熊本地震の被災地におけるアスベスト大気濃度調査の実施について

環境省では、熊本地震におけるアスベスト(石綿)の飛散の有無を確認するため、倒壊した建築物やがれき集積場の周辺など約20地点において、6月よりアスベストの大気濃度調査を実施します。

 環境省では、熊本地震により被災した住民等へのアスベストを含む粉じんのばく露防止対策及び、今後のアスベストの飛散防止対策の実施等のための基礎情報の収集を目的として、熊本県及び大分県においてアスベスト大気濃度調査を実施します。

1.調査地点

 熊本県及び大分県内において、以下のいずれかの条件を満たす地点で実施します。

① 倒壊、半壊又は一部破損している建築物等の周辺

② がれきの集積場の周辺

③ 避難所等の周辺

④ その他必要と認められる地点

 ※当面、20地点程度を予定。具体的な測定場所や測定日については、県・市町村等と調整中。

2.調査時期

 6月より順次実施予定。

3.調査方法

 1.の測定地点の周辺において大気を捕集し、捕集に用いたフィルタを分析することにより、大気1リットルあたりのアスベスト繊維数を調査します。

 なお、調査の結果については、取りまとまり次第公表する予定です。

連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
直通:03-5521-8293
代表:03-3581-3351
課  長:瀧口 博明(6530)
課長補佐:廣田 由紀(6533)
担  当:五十嵐俊則(6536)