報道発表資料

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2016年04月28日
  • 再生循環

平成28年度地域循環拠点(エコタウン等)高度化モデル事業の公募について(お知らせ)

 第三次循環型社会形成推進基本計画では、既存の廃棄物処理・リサイクル施設の能力を活かし、リサイクル産業集積地内での事業者の相互連携により効率的な資源循環が進む社会を構築することとしています。そこで、エコタウンや静脈産業立地・集積地域には、①高度なリサイクルの実現や、②低炭素や自然共生との統合、③国内外の資源循環の推進、④3Rイノベーション等を進めるためのトップランナー的な役割が期待されています。
 一方、エコタウン等は、市場環境の変化等により、資源価格の下落や十分な循環資源の調達困難、施設の老朽化等の課題に直面しています。
 このため、各エコタウン等において、求められる役割を果たしつつ、地域の自治体、事業者等の様々な主体が連携・協働した課題解決に資するモデルプランを立案し、その実証及び効果の検証を行うことにより、他地域への横展開を図ることができる事業を募集します。

1 応募対象者

  次のうちいずれかに該当する者とします。

  ・エコタウン等を有する自治体

  ・エコタウン等において循環産業に取り組んでいる事業者

   ※「エコタウン等」とは「エコタウン」又はエコタウン以外で静脈施設が集積している地域をいいます。

   ※事業者による申請の場合には、立地する地域の自治体に実施計画の概要を報告し、当該自治体の協力を証する文書を添付していただきます。

 

2 応募方法

(1)応募様式

   応募様式1及び2に記入してください。また、枚数は、おおむねA4片面10枚以内とします。

(2)応募期間

   平成28年4月28日(木)16時から5月27日(金)17時まで

(3)応募方法

   応募期限までに、応募様式1及び2を次項の担当者あて郵送するとともに、応募様式データをメール送付してください(押印した応募様式1についてはスキャンしたデータをPDF形式でお送りください)。応募期限を過ぎますと受理できませんので、御注意ください。

(4)応募書類提出先及びお問い合わせ先

   環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課 リサイクル推進室 野崎

   所在地:〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2

   TEL:03-3581-3351(内線6828)

   MAIL: hairi-recycle@env.go.jp

 

3 事業対象予算費目

(1)公募上限金額は1,000万円(税込)とし、備品の計上は不可とします。(採択予定件数:2件程度)

(2)予算費目については、次のとおりとします。

   人件費、人材派遣費、謝金、旅費、印刷製本費、借料・損料、会議費、外注費(分析費等)、複写費 その他必要と認められる経費

   ※備品購入や施設整備など、事業終了後に財産となるような支出はできませんので、御留意ください。また、5万円を超える物品の計上は不可とします。

 

4 モデル事業の内容

  高付加価値で効率的な3Rの実現に至る事業であり、主に次のような事業を想定するものですが、直接該当しない事業であっても申請を妨げるものではありません。

  ○ 金属資源を含む循環資源のうち、現状において十分なシステムが構築されていないもの(太陽光パネル、蓄電池、その他の廃電気電子機器等)の3R事業

  ○ 現状において適正なリサイクルが困難であるが、今後、排出量が増大すると考えられるもの(太陽光パネル、蓄電池、石膏ボード等)の3R事業

  ○ 土石系の循環資源の高付加価値で効率的な3R事業

  ○ 港湾やストックヤード等を活用するなど、静脈物流の効率化に資する事業

  ○ 海外で発生した循環資源を輸入し、国内でリサイクルする事業

  ○ その他

   ※なお、ここでいう3Rとは、資源のReduce(排出抑制)、Reuse(再利用)、Recycle(再生利用)を指し、熱回収やエネルギー利用は含みません。

 

5 選定結果

  外部審査委員会(書面審査)によって、事業を行う自治体及び事業者を選定します。

選定結果は申請者に通知します。

 

6 その他

  詳細については、公募要領等を御参照下さい。

  添付資料については、環境省HP(https://www.env.go.jp/press/index.html)を御参照下さい。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直  通:03-5501-3153
代  表:03-3581-3351
室  長:田中 良典(内線6831)
室長補佐:谷貝 雄三(内線6824)
担  当:野崎 秀仁(内線6828)
 

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