報道発表資料

平成28年2月2日
地球環境
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アジア太平洋地域における気候変動影響評価および適応計画策定に関する能力向上ワークショップの開催結果について(お知らせ)

 平成28年1月27日から28日にマニラに於いて「アジア太平洋地域における気候変動影響評価及び適応計画策定に関する能力向上ワークショップ」を開催しました。
 本ワークショップは、平成27年11月に閣議決定された「気候変動の影響への適応計画」において、開発途上国に対する適応計画策定等を通じ、適応分野の国際協力・貢献を一層推進することを掲げていることを受け、実施したものです。また平成27年12月に気候変動枠組条約第21回締約国会議で合意された「パリ協定」でも、適応に対する国際協力・支援の重要性が認識されたところです。

1.概要

日程:平成28年1月27日(水)~28日(木)

共催:環境省、地球環境戦略研究機関(IGES)、アジア太平洋適応ネットワーク(APAN)

開催地:フィリピン共和国・マニラ

テーマ:気候変動適応基礎評価における技術的議論

参加者:アジア太平洋の14か国(以下参照)から政府関係者、国際機関、研究機関/大学、NGO等計約60名

我が国参加者:環境省職員、国際協力機構(JICA)、大学・研究機関等

2.主な成果

  • 本ワークショップは、平成27年10月1日から2日にバンコクで開催したワークショップの参加者等に対して更なる知見の共有を行うことにより、参加者の能力向上を目指し、我が国の適応計画やその裏付けとなる気候変動影響評価を途上国参加者に説明したほか、実際の途上国支援の経験を共有した。
  • 途上国各国からは主要セクターにおける気候変動の影響に関する現状把握及び影響評価手法について報告され、また科学者からは効果的な評価ツールに関する情報が共有された。また、技術的能力の向上、科学的知見に対する適切な解釈、コミュニティレベルでの適切な評価実施方法等について議論が行われ、各国がそれぞれ気候変動影響評価を実施するための理解が深まった。
  • 環境省は、本ワークショップの結果を、APANのウェブポータル及び各種イベントを通じて広く広報するとともに、今後の我が国の適応分野の途上国支援等の参考として活用していく。

【ワークショップ参加国】(順不同)

日本、インドネシア、フィジー、サモア、フィリピン、スリランカ、マレーシア、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナム、ネパール、ブータン、カンボジア、タイ

【参考】APAN概要

 気候変動の影響に特に脆弱と言われているアジア太平洋地域における適応能力を強化するため、UNEPが提唱した世界適応ネットワーク(GAN)のアジア太平洋地域での知見共有を担うネットワークとして2009年に設立。我が国は設立以来、その活動を支援している。事務局はUNEPアジア太平洋地域事務所。「アジア太平洋気候変動適応フォーラム」はアジア太平洋地域最大の適応イベントとして毎回500名以上の参加者を得て開催。本年は10月にスリランカで開催予定。

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8247
室  長:竹本 明生 (内線 6730)
室長補佐:藤井 進太郎(内線 6731)
専 門 官: 星野 ゆう子(内線 7727)
専 門 官: 熊丸 耕志 (内線 7718)

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