報道発表資料
本年我が国がG7 の議長国を務めることから、このたび、国際協力をテーマにG7 アライアンス・ワークショップを開催します。
概要
昨年6月のG7 エルマウ・サミットでは、首脳宣言の中で資源効率性が取り上げられ、産業界、公的部門、研究機関、消費者等のステークホルダーがベストプラクティスを共有するフォーラムとして、「資源効率性のためのG7 アライアンス」が設立されました。G7 アライアンスは、議長国の主導によりワークショップを開催することとされ、昨年は、議長国であるドイツの主導の下、3回のワークショップ(英国との共催を含む。)が開催されました。
また、世界レベルで天然資源の消費と廃棄物の排出がかつてないほどの規模に増えており、特に2050 年には90 億人を超えると予想される世界人口と新たに工業化している国々における急速な経済成長に伴って更に資源消費が拡大することが予想されることから、G7 各国とG7以外の国々との協力は重要です。昨年開催されたワークショップ等においても、持続可能な開発目標(SDGs)の実現などにおける新興国や途上国の重要性やG7 アライアンスの成果をG7 以外の国に波及させるべきではないかという指摘がされています。
以上を踏まえ、本年我が国がG7 の議長国を務めることから、このたび、国際協力をテーマにG7 アライアンス・ワークショップを開催します。
開催地
パシフィコ横浜アネックスホールF201-202
(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
開催日時
平成28 年2月22 日(月)9:30~18:00 ※9:00より受付開始
プログラム
下記のテーマについて、G7 各国及びその他の政府、国際機関等によるプレゼンテーション・パネルディスカッションを予定。
※プログラムは予定であり、変更する可能性もあります。
【世界規模での資源効率性向上の必要性及び国際協力の役割】
・G7 による資源効率性向上のための国際協力の重要性と本ワークショップの目的について
(環境省)
・G7 エルマウ・サミットの成果と2015 年のG7 アライアンス活動について(ドイツ連邦環
境省)
・世界規模での資源効率性の取組の必要性について(UNEP 国際資源パネル共同議長 アシ
ョク・コスラ)
・物質消費に関するグローバルトレンドと高まる物質フロー分析の重要性(UNEP 国際資源
パネル・東京大学大学院教授 森口祐一)
【災害廃棄物対策に関するセミナー】
・環境省、国際協力機構(JICA)、仙台市
【資源効率性及び3R のための国際協力の多様なアプローチ】
・国際機関(経済協力開発機構(OECD)、国際環境技術センター(UNEP-IETC)、国際連合
地域開発センター(UNCRD))
・G7 各国等(日本、ドイツ、米国、英国、イタリア、フランス、カナダ、EU)
【非G7 国における資源効率性に関する活動と国際協力の可能性】
・中国、インドネシア、インド、ブラジル、南アフリカ
参加申込
本セミナーへの参加は、参加費無料の事前登録制(150 名程度(予定))です。参加を希望される方は、下記ウェブサイトの申込フォームより、必要事項をご記入の上、2月15 日(月)までにお申し込みください。なお、お申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。なお、本セミナーの参加申込受付業務は、IGES が担当しております。
■ウェブサイト(申込はこちらから)
http://www.iges.or.jp/jp/scp/20160222.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
企画官 松田 和久(6898)
課長補佐 須賀 義徳(6814)
担当 土屋 美樹(6892)