報道発表資料

この記事を印刷
2016年01月22日
  • 地球環境

「平成27年度『伝えよう!地球温暖化』プロジェクトフォーラム~それぞれの目線から考える~」の開催について 

 環境省では、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次評価報告書で示された気候変動に関する最新の知識の伝え手となる『IPCCリポートコミュニケーター』を養成し、各種メディア、地域セミナー及び企業・団体での活動を通じて国民の皆様の気候変動への理解を促し、低炭素社会にふさわしいライフスタイルへの変化を働きかけています。
 この度、IPCCリポートコミュニケーターの活動の一環として、『平成27年度 「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム』と称した一般の方向けのフォーラムを東京、名古屋、大阪で開催します。
 本フォーラムでは、IPCCリポートコミュニケーターによるプレゼンテーションのほか、教育の現場、テレビや新聞などのメディア、企業のCSR活動等、それぞれの目線から、気候変動についての取組や伝え方を紹介するトークセッションや、現役の新聞記者が国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の結果を分かりやすく説明するCOP21報告などを行います。
 より多くの国民の皆様に気候変動への理解を深めていただけるよう、入場無料、事前申込制で参加者を募集します。

■概 要

【名称】平成27年度「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム2016~それぞれの目線から考える~

【主催】 環境省

【共催】 読売新聞社・中日新聞社・名古屋市科学館(名古屋会場)

【後援】 大阪教育大学(大阪会場)

【協力】 早稲田大学 (東京会場)

<東京会場>

【開催日時】 2月6日(土) 開場12:30/開会13:00/終了15:00(予定)

【会場】 早稲田大学 大隈記念講堂 小講堂(東京都新宿区西早稲田1-6-1)

【プログラム】

1.IPCCリポートコミュニケータープレゼンテーション「私たちのくらしと地球温暖化」

 藤森 涼子氏(気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

2.基調講演「自然への憧憬 ~日本文化に『季節』は何をもたらしたか~」

 ロバート・キャンベル氏(日本文学研究者・東京大学大学院教授)

3.COP21報告「COP21の意義と、今後の展望」

 河野 博子氏(読売新聞東京本社編集委員)

4.トークセッション「それぞれの目線から考える地球温暖化」

<パネリスト>

 ロバート・キャンベル氏(日本文学研究者・東京大学大学院教授)

 藤森 涼子氏     (気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

 守屋 和佳氏     (早稲田大学准教授)

 菊地 美佐子氏    (三井物産株式会社 環境・社会貢献部部長)

<モデレーター>

 河野 博子氏     (読売新聞東京本社編集委員)

【定員】300名  ※入場無料

【応募方法】 特設HP又はハガキにより、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥電話番号を明記の上、応募してください(〆切:1月26日(火))

(特設HP)http://www.yomiuri.co.jp/adv/ondanka/

(ハガキ)〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-42-13TAKIビル表参道1F

「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム事務局東京係

【お問い合わせ】「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム事務局

TEL:03-6433-5603(11:00~17:00(土日祝除く))

<大阪会場>

【開催日時】 2月13日(土) 開場12:30/開会13:00/終了15:00(予定)

【会場】 大阪教育大学 天王寺キャンパス(大阪市天王寺区南河堀町4-88)

【プログラム】

1.IPCCリポートコミュニケータープレゼンテーション「私たちのくらしと地球温暖化」

 蓬莱 大介氏(気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

2.基調講演「伝える地球温暖化 教育の現場から」

 吉本 直弘氏(大阪教育大学准教授)

3.COP21報告「COP21の意義と、今後の展望」

 河野 博子氏(読売新聞東京本社編集委員)

4.トークセッション「それぞれの目線から考える地球温暖化」

<パネリスト>

 蓬莱 大介氏(気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

 吉本 直弘氏(大阪教育大学准教授)

 石田 建一氏(積水ハウス株式会社 執行役員環境推進部長 兼 温暖化防止研究所長)

<モデレーター>

 河野 博子氏(読売新聞東京本社編集委員)

【定員】200名 ※入場無料

【応募方法】 特設HP又はハガキにより、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥電話番号を明記の上、応募してください(〆切:2月2日(火))

(特設HP)http://www.yomiuri.co.jp/adv/ondanka/

(ハガキ)〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-42-13TAKIビル表参道1F

「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム事務局大阪係

【お問い合わせ】「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム事務局

TEL:03-6433-5603(11:00~17:00(土日祝除く))

<名古屋会場>

【開催日時】2月14日(日) 開場12:30/開会13:00/終了15:15(予定)

【会場】名古屋市科学館サイエンスホール(名古屋市中区栄2-17-1)

【プログラム】

1.IPCCリポートコミュニケータープレゼンテーション「私たちのくらしと地球温暖化」

 吉田 ジョージ氏(気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

2.基調講演「地球温暖化と多発する異常気象」

 立花 義裕氏(三重大学大学院生物資源学研究科教授(気象学))

3.COP21報告「COP21の意義と今後の展望」

 飯尾 歩氏(中日新聞論説委員)

4.トークセッション「それぞれの目線から考える地球温暖化」

<パネリスト>

 立花 義裕氏  (三重大学大学院生物資源学研究科教授(気象学))

 吉田 ジョージ氏(気象予報士/IPCCリポートコミュニケーター)

 百瀬 則子氏  (ユニーグループ・ホールディングス株式会社 執行役員環境社会貢献部長)

<モデレーター>

 飯尾 歩氏   (中日新聞論説委員)

【定員】300人 ※入場無料

【応募方法】 特設HP又はハガキにより、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥電話番号を明記の上、応募してください(〆切:1月31日(日))

※ペアで参加希望の方は、同伴者の①~⑥も明記してください。

(特設HP)http://www.chunichi.co.jp/k/ondanka/

(ハガキ)〒460-0001名古屋市中区三の丸1-5-2中日新聞北館2階

中日制作センター「伝えよう!地球温暖化」フォーラム事務局

【お問い合わせ】中日新聞東京本社 広告二部「伝えよう!地球温暖化」プロジェクトフォーラム事務局

TEL:03-6910-2375 (11:00~17:00(土日祝除く))

<参考資料>

■IPCCリポートコミュニケーター事業とは

①概要

契機: IPCC第5次評価報告書(AR5)の公表

目的: 低炭素社会にふさわしいライフスタイルへの変革を目指し、気候変動に関する健全な危機意識の醸成を図る。

内容: AR5や気候変動の最新知見を国民に伝える『IPCCリポートコミュニケーター』を養成。気候変動の最新知見や理解促進のためのサポートを行う。また、環境関連のイベントや地域セミナー等の場面で気候変動に関する情報を発信するIPCCリポートコミュニケーターを派遣する。

※IPCC...気候変動に関する政府間パネル。人為起源による気候変動・影響・適応及び緩和方策に関し、包括的な評価をし、報告書にまとめている。

※AR5 ...IPCC第31回総会で承認された骨子及び作成日程に従い作成され、2013年~2014年に公表された。気候変動に関する評価対象となる分野で大別された、第1作業部会(自然科学的根拠)、第2作業部会(影響・適応・脆弱性)、第3作業部会(気候変動の緩和)の3部の評価報告書及びこれらを統合した報告書のこと。

②IPCCリポートコミュニケーター活動のフィールド

 自身の持つ伝える場とその目的により、様々にカスタマイズされたプログラムで活動(事例)

○ 既存のテレビ、雑誌、ネットメディア等で、多くの人々にアプローチ

○ 地域セミナーから大型イベントなどで子どもから大人までアプローチ

○出前授業など、学校教育の場で子どもたちにアプローチ

③IPCCリポートコミュニケーターの養成

 公式ウェブサイトで登録申請→e-ラーニングを合格→IPCCリポートコミュニケーター養成セミナーの受講、を経て登録。養成セミナーでは、IPCC AR5の内容をいかに分かり易く伝えるかにフォーカスして講義を行う。コミュニケーターの活動のために開発されたオリジナルプログラムのデモンストレーションとワークショップを通じた学びの場として、年間を通じて全国各地で開催。

④ IPCCリポートコミュニケーター活動のマッチング

 IPCCリポートコミュニケーターによるセミナーを希望する企業・団体に対してマッチングを実施。ホームページにて、セミナー希望の受付・地域別のコミュニケーターリストの公開(希望者のみ)を行う。

※詳細は、IPCCリポートコミュニケーター・ウェブサイトを御参照ください。

http://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8341
室  長:伊藤  賢利  (内:7740)
室長補佐:長谷川  学  (内:6725)
係  員:荻田 健太郎  (内:6792)
担  当:松下  拡太  (内:6794)