報道発表資料
1.目的
CSR(企業の社会的責任)として、国内では森林整備や植林活動が広く実施されている一方で、国内企業が多く進出する東南アジアでは、未だ森林減少が深刻化しています。
環境省では、国内の企業による海外での森林保全活動を支援することで、生物多様性の保全と持続可能な森林経営の取組に貢献することを目指し、森林の保全・再生の必要性が高いフィリピン共和国における森林再生プロジェクトの体験・視察、及び現地政府担当者等との意見交換を行い、その意義と課題を検討する研修を実施します。
2.研修概要
本研修では、Value Frontier株式会社(http://www.valuefrontier.co.jp/)が実施している森林再生・保全プロジェクト「フォレストーリー・プロジェクト」のサイト(フィリピン共和国ルソン島)を訪問し、苗畑や植林地の見学及び植林体験等を行うとともに、保全活動に携わる住民団体等と意見交換を行います。さらにマニラでは、現地政府(環境天然資源省・森林管理局)等を訪問し、フィリピン共和国の環境・森林に関する問題や日本企業による森林保全活動の意義や課題について意見交換を行う予定です。
3.研修地
フィリピン共和国(ルソン島パンガシナン州マンガタレム市及びマニラ)
4.研修日程
2016年1月8日(金)午前 成田発 ~12日(火)午後 現地発
5.対象
日本国内に本社又は主たる事務所を置く企業の担当者
6.参加条件
原則全日程に参加可能で、かつ2016年1月下旬か2月初旬に都内で開催予定の報告会に参加可能であることとします(平日夜間に開催予定です。遠方の場合は交通費等を支給します。)。
7.募集人数
10名(原則1社1名までとします。)
8.参加費用
・環境省負担:現地移動費、宿泊費その他現地でプログラム実施にかかる費用
・自己負担:往復航空運賃及び飲食費、海外旅行保険、その他個人的費用(8万円~10万円程度)
9.応募締切
2015年12月7日(月)
10. 決定
2015年12月10日(木)までに、応募者全員に結果をご連絡いたします。
11. 申込み・問合せ先
下記まで、Eメールでお申し込み下さい。
<一般財団法人地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼)>
Eメール:gef@gef.or.jp
〒111-0051 東京都台東区蔵前3‐17‐3 蔵前インテリジェントビル8階
TEL:03-5825-9735
http://www.gef.or.jp/
12. その他
・申込方法、研修プログラム、事前説明会等の詳細につきましては、下記をご覧下さい。
http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/2015tour.html
・本研修で得られた知見については、環境省による「企業による海外での森林保全支援促進のためのガイドライン」の改訂に活かすとともに、環境省ホームページ「フォレストパートナーシップ・プラットフォーム」(https://www.env.go.jp/nature/shinrin/fpp/)に掲載します。ただし、企業名等の掲載は任意とします。
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8274)
課 長 鳥居 敏男 (内6430)
課長補佐 中野 彰子 (内6432)
係 員 林 優里 (内6486)