報道発表資料

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2015年11月26日
  • 地球環境

一般公開シンポジウム「地球温暖化と大気汚染による影響軽減に向けた新たな取り組み-短寿命気候汚染物質(SLCP)の影響評価とその削減対策-」の開催について(お知らせ)

 環境省環境研究総合推進費S-12プロジェクト(SLCPの環境影響評価と削減パスの探索による気候変動対策の推進の研究)では、短寿命気候汚染物質の影響評価と削減対策に関して、専門家による情報提供を行い、国民と一緒に考えるため、平成28年1月7日(木)に東京大学生産技術研究所のコンベンションホールにおいて、一般公開シンポジウムを開催します。(入場無料、申込み必要)
 本シンポジウムは、平成26年5月より開始された上記プロジェクトの研究活動の一環として開催されるものです。

1.シンポジウム概要

タイトル

 環境省環境研究総合推進費戦略研究プロジェクトS-12「SLCPの環境影響評価と削減パスの探索による気候変動対策の推進の研究」一般公開シンポジウム「地球温暖化と大気汚染による影響軽減に向けた新たな取り組み-短寿命気候汚染物質(SLCP)の影響評価とその削減対策-」

趣旨

 様々な人間活動によって発生する黒色炭素や対流圏オゾンなどの大気汚染物質は、二酸化炭素などの温室効果ガスに比べると大気中の滞留時間は短いですが、地球温暖化を引き起こすことから、「短寿命気候汚染物質」(SLCP)と呼ばれています。SLCPは、二酸化炭素などの長寿命温室効果ガスに比べるとその削減は比較的容易で、削減効果もすぐに現れるために、地球温暖化対策の新たな手法として、国際的な取り組みが始まりました。日本においても平成26年5月から、環境省環境研究総合推進費S-12プロジェクト(SLCPの環境影響評価と削減パスの探索による気候変動対策の推進の研究)において、この課題に取り組み始めました。第2回目となる今回のシンポジウムでは、研究の進展とともに得られた成果と今後の展望を国民の皆様へご紹介します。

日時 : 平成28年1月7日(木)  13:00 ~15:00 (12:30開場)

場所 : 東京大学生産技術研究所コンベンションホール(目黒区駒場4-6-1)

    http://www.rief.or.jp/pdf/toudaimap.pdf

参加費: 無料

参加予定数: 200名

主催 : 環境省環境研究総合推進費戦略研究プロジェクトS-12

共催 : 環境省、宇宙航空研究開発機構、東京大学

プログラム(予定):

13:00-13:05 ごあいさつ(環境省)

13:05-13:25 「進行する地球温暖化と大気汚染」

 S12代表 中島 映至(宇宙航空研究開発機構)

13:25-13:45 「アジアにおける大気汚染の実態把握と排出インベントリの作成」

 大原 利眞(国立環境研究所)

13:45-14:05 「AIMモデルによる大気汚染物質の排出シナリオ」

 花岡 達也(国立環境研究所)

14:05-14:25 「大気汚染物質の気候・環境に対する影響の評価」

 竹村 俊彦(九州大学)

14:25-14:55 総合討論

14:55-15:00 閉会あいさつ

(司会:鶴田 治雄(リモート・センシング技術センター))

2.参加申し込み方法

 参加希望の方は お名前(ふりがな)、ご所属を明記の上、メールにて平成27年12月22日(火)までにお申し込み下さい。e-mail: s12_staff@aori.u-tokyo.ac.jp

 申し込みをされた方には受付メールをお送りします。なお、申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。

3.問い合わせ先  

 環境省環境研究総合推進費戦略研究プロジェクトS-12

 一般公開シンポジウム事務局(東京大学大気海洋研究所)

 TEL: 04-7136-4374   e-mail:s12_staff@aori.u-tokyo.ac.jp

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
室  長:竹本 明生  (内:6730)
室長補佐:竹中 篤史  (内:7719)
担  当:刈部 博文   (内:6744)

宇宙航空研究開発機構
地球観測研究センター長:
中島 映至 (050-3362-2479)

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