報道発表資料

平成27年10月27日
自然環境
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生物多様性条約第19回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA19)並びに第9回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)9)の開催について(お知らせ)

 生物多様性条約第13回締約国会議(COP13)の各議題について検討を行う第19回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA19)並びに第9回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)9)が、それぞれ11月2日(月)~5日(木)及び11月4日(水)~7日(土)に、モントリオール(カナダ)で開催されます。
 SBSTTA19では、「生物多様性の主流化」を含む、戦略計画2011-2020の実施に関する戦略的な科学技術的課題及びIPBESの作業計画を踏まえたSBSTTAの取り組み等について、WG8(j)9では、条約第8条(j)項及び関連条項の実施推進等について議論される予定です。議論の結果は、来年12月にメキシコのカンクンにて開催予定のCOP13等に向けた勧告となる予定です。

1.第19回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA19)の概要

 会議名称

日本語:第19回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA19)

英語:The Nineteenth meeting of the Subsidiary Body on Scientific, Technical and Technological Advice

 開催期間:平成27年11月2日(月)~5日(木)

 場所:モントリオール(カナダ)

 主な議題:

○戦略計画の実施に関する戦略的な科学技術的課題

  • 主要ニーズと関連研究
  • 政策措置の有効性を評価するためのツール
  • 戦略計画のための指標

○IPBESの作業計画を踏まえたSBSTTAの取り組みとSBIとの関係 等

期待される成果:

○農林漁業等の関連セクター横断的な生物多様性の主流化・統合を含めた、科学技術的見地における戦略的な行動の確認

○IPBESの成果物を踏まえた、戦略計画の最終評価、愛知目標の達成、及び2020年以降の戦略計画への貢献の確認、並びに第6回国別報告書のガイドライン案作成への提案 等

<科学技術助言補助機関(SBSTTA: Subsidiary Body on Scientific, Technical and Technological Advice: SBSTTA)>

  • 生物多様性条約第25条に基づいて設立されました。
  • 条約の実施状況について科学技術的な見地から締約国会議(COP)及び他の補助機関に対して助言を行うことを任務としています。
  • 今次会合は、農林漁業等の他分野への主流化を考慮した科学技術的な課題を特定する等の議論が行われ、結果はSBI-1(2016年4月末開催予定)及びCOP13での検討に付される予定です。

(参考)

<条約実施補助機関(SBI: Subsidiary Body on Implementation)>

  • CBD-COP決定XII/26により、条約の構造とプロセスを効率化するために設立されました。
  • 生物多様性条約第23条第4項に従い、条約の実施を常に評価する上で締約国を支援することを目的として、生物多様性条約、並びにカルタヘナ議定書及び名古屋議定書の実施状況について科学技術的な見地以外の観点からCOP及び補助機関に対して助言を行うことを任務とする。

<生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES: Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)>

  • 国連総会にIPBES早期設立の検討を奨励したCBD-COP決定X/11を契機に、2012年4月に設立されました。
  • 生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化することを目的とし、科学的評価、能力養成、知見生成、政策立案支援の4つの機能を活動の柱とし、気候変動で同様の活動を進めるIPCCの例から、生物多様性版のIPCCと呼ばれることもあります。

【本会合の公式ウェブサイト】 http://www.cbd.int/doc/?meeting=SBSTTA-19

2.第9回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)9)の概要

 会議名称

日本語:第9回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)9)

英語:The Ninth meeting of the Ad Hoc Open-ended Working Group on Article 8(j) and Related Provisions of the Convention on Biological Diversity

 開催期間:平成27年11月4日(水)~7日(土)

 場所:モントリオール(カナダ)

 主な議題:

○第8条(j)項及び関連条項に関する指標を含む特定事項の実施の点検

○作業計画に関する任意ガイドラインの検討

期待される成果:

○指標を含む特定事項の実施の点検におけるWG8(j)9とSBIとの役割分担の確認

○伝統的知識等に係る事前の情報に基づく同意等と衡平な利益配分のためのメカニズム等を開発するための任意ガイドライン案を採択し、COP13における検討に付すこと 等

<生物多様性条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j))>

  • COP4において、第8条(j)項及び関連条項の実施に取り組むために設置されました。COP5において、第8条(j)項及び関連条項の実施に関する作業計画が採択され、COP10では作業計画が見直されました。
  • 今次会合は、COP12において、作業計画の更なる実施のために「COP13に先立ちWG8(j)9を開催すること」が決定されたことを受け、開催されるものです。この議論の結果は、COP13での検討に付されることになっています。

※ 生物多様性条約第8条(j)項:(締約国は、可能な限り、かつ、適当な場合には、次のことを行う。)自国の国内法令に従い、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関連する伝統的な生活様式を有する原住民の社会及び地域社会の知識、工夫及び慣行を尊重し、保存し及び維持すること、そのような知識、工夫及び慣行を有する者の承認及び参加を得てそれらの一層広い適用を促進すること並びにそれらの利用がもたらす利益の衡平な配分を奨励すること。

 

【本会合の公式ウェブサイト】 https://www.cbd.int/doc/?meeting=WG8J-09 

3.環境省関連のサイドイベント

<グローバルパートナーシップを通じた協調的な資源動員及び知識の促進:SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の取り組み>

 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)及び公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と共催で、11月2日(月)に開催予定。SATOYAMA保全支援メカニズム(SDM)による効果的なプロジェクトのための資金提供等について共有予定。

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8275
代表:03-3581-3351
室長:中尾 文子(内 6480)
室長補佐:大澤 隆文(内 6485)
担当:鮫島 茉利奈(内 6488)

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