報道発表資料

平成27年9月17日
地球環境
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平成27年度セルロースナノファイバー活用製品の性能評価事業委託業務に係る公募の採択結果について(お知らせ)

環境省では、様々な製品等の基盤となる素材にまで立ち返り、自動車部材の軽量化・燃費改善による地球温暖化対策への多大なる貢献が期待できるCNF等の次世代素材について、メーカー等と連携し、製品等活用時の削減効果検証、製造プロセスの高効率化検証、リサイクル時の課題・解決策検討、早期社会実装のための戦略の策定等を実施しています。
その一環として、本事業は、将来的な地球温暖化対策につながり、エネルギー起源CO2削減が期待できる自動車軽量化に重点を置き、自動車を構成する2~3万の部品の中から、2~3年で実現でき、CNFの特性を活かした用途(部材や部品)を提案し、CNF活用製品の性能評価や活用時のCO2削減効果の検証を実施する委託事業者の公募を行いました。
公募期間中に4件の応募があり、審査の結果、内装材、機能部品、バッテリーについて、CNFの特性を活かした提案4件を委託契約候補者として採択しましたのでお知らせいたします。

代表事業者

活用製品の性能評価の提案内容

1.トクラス株式会社

本提案では、主にインパネ周辺の内装材について、間伐材から発生する木粉等バイオマスフィラーを添加したウッドプラスチック(WPC)にCNFを添加材利用することで補強し軽量な製品を製造し、CNF活用製品の性能評価を行う。また、インパネ周辺部材の軽量化による自動車の燃費向上効果やCO2削減効果の検証を行う。

2. トヨタ車体株式会社 

本提案では、自動車用金属部品の樹脂代替を狙い、高強度かつ低比重なCNF 複合樹脂を用いて自動車部品の試作と性能評価を行う。また、金属部材の樹脂化で達成された軽量化効果により、自動車の燃費向上およびCO2削減の効果検証を行う。

3.国立大学法人九州大学
  大学院農学研究院

本提案では、ドアパネルの内側や天井パネルとなる内装材について、九州産の竹を利用し「水中カウンターコリジョン(ACC)法」による竹由来CNFから丈夫で軽量な樹脂素材を製造するとともに、竹CNF活用樹脂の性能評価を行う。また、竹CNF活用樹脂を活用したドアパネルや天井パネル内装の軽量化に伴う燃費向上の効果やCO2削減効果の検証を行う。

4.第一工業製薬株式会社

本提案では、自動車用バッテリーについて、従来の鉛二次電池の代替となる軽量かつ小型のCNF活用リチウムイオン二次電池を製造するとともに、CNF活用リチウムイオン二次電池の性能評価を行う。また、CNFを活用したバッテリーの軽量化に伴う燃費向上効果やCO2削減効果の検証を行う。

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
代  表:03-3581-3351
直  通:03-5521-8354
課  長 :土居 健太郎(内線6736)
課長補佐 :飯野 暁  (内線6737)
課長補佐 :峯岸 律子 (内線6769)
坦  当 :仁科佳菜子 (内線6781)

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