総合環境政策

森林インストラクター資格試験(一般社団法人 全国森林レクリエーション協会)

■事業概要

事業名称 森林インストラクター資格試験
事業内容 森林インストラクターは、森林を利用する一般の方に対して、森林の植物、動物をはじめ、いろいろな事柄、疑問についてわかりやすく解説するほか、キャンプ、ネイチャークラフト等の野外活動の企画・実施について協力、指導します。
本事業においては、森林インストラクターの役割を果たすうえで、十分な知識、技能を有するかどうかを判定する「森林インストラクター資格試験」を毎年1回実施します。この資格試験は「一次試験(筆記試験)」と「二次試験(実技試験・面接)」からなっており、これに合格すると登録され、「森林インストラクター」の称号が付与されます。
分野 森林の保全・緑化
事業種別 認定事業
事業の行われる場所 講義(7日):東京都区内の会場
現地実習(1日):八王子市高尾山等
対象者の範囲 18歳以上の者
料金・手数料 18,000円(受験料)
5,000円(登録料)
登録年度 平成17年
主務省 農林水産省、環境省

■事業内容

審査について

審査方法

審査基準

1次試験

森林、林業、野外活動、安全・教育の4科目の筆記試験

科目ごとに正解率6割程度以上を合格とした。

2次試験

面接、実技の実施

態度・動作、説明の要領について、項目ごとの評価「良」以上を森林インストラクターの資質ありとした。

審査会

2次試験の結果に基づき資質有りの者、検討を要する者についてその内容の審査

委員の合意による。

省令第4条第2項第二号ハ関係

環境の保全に関する指導又は協働取組の促進に必要な知識又は技能の水準に関する基準

指導に必要な知識又は技能については、1次試験の問題で、①人を引き付ける話し方等についてのポイント・注意点等についての確認、②事例として、森林公園でのイベントの事前説明での話の展開についての確認等により受験者の水準を確認した。

環境の保全に関する指導の安全な実施に必要な知識又は技能の水準に関する基準

指導の安全な実施に必要な知識又は技能については、1次試験の問題で、エスケープルートの設定方法についての知識や森林限界と、それを超えて活動する際の注意点について記述等により受験者の水準を確認した。

省令第4条第2項第二号について

審査を受けようとする者の安全を図るための措置

1次、2次試験とも屋内で実施しており、受験者の審査日における動作の状況を把握し、かつ施設の管理を通して、安全を確保した。

■活動実績と活動計画

■認定者数実績

 
令和4年度 109名
令和3年度 100名
令和2年度 134名
令和元年度 107名
平成30年 135名
平成29年度 119名
平成28年度 79名
認定者の総数 4,763名
新型コロナウィルス感染症の影響から、アウトドア志向も一層高まり、20代から60代の各年代層とも2割前後の認定希望者の状況となった。
また、女性の認定希望者についてもここ数年3割となっており、令和3年度も同様の傾向が続いている。

■実施主体

事業者名 一般社団法人 全国森林レクリエーション協会
団体概要 森林のレクリエーション利用の推進により農山村地域の振興等に寄与することを目的に、農林水産大臣の許可を受けて設立された一般社団法人です。市町村や民間の事業体等を会員として、森林のレクリエーション利用に関する調査研究・普及啓もう、森林環境教育の推進等の活動を行っています。
ホームページ http://www.shinrinreku.jp/
住所 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6階
電話 03-5840-7471
FAX 03-5840-7472
E-mail info@shinrinreku.jp
問合せに関する注意事項 ・社団法人 全国森林レクリエーション協会
電話の場合は9:00~17:30(土・日曜日及び祝日を除きます。)