総合環境政策

エアコンクリーニング廃液処理技術者認定資格試験事業(一般社団法人ACクリーニング廃液適正処理推進協会)

■事業概要

事業名称 エアコンクリーニング廃液処理技術者認定資格試験事業
事業内容

企業及び個人でエアコンクリーニング事業の管理、作業実務に携わる担当者を対象に、廃液処理を行う上での必須知識の講習を行い、担当者としての必要な能力の習得の程度を検定試験によって判定し、これらを通じて、SDGsや環境保全に積極的に取り組む企業や人材の育成を目指し認定する事業。

分野 リサイクル・廃棄物
事業種別 認定事業
事業の行われる場所 屋内
対象者の範囲

対象となるものの範囲に特に制限は設けない。

但し、想定される対象者はエアコンクリーニング廃液の排出を行う企業においてエアコンクリーニングの管理、作業実務に携わる担当者、エアコンクリーニングにかかわるコンサルティング業務を行うコンサルタント等とする。

料金・手数料

16,500円(税込)

登録年度 令和4年度
主務省 環境省

■事業内容

審査について

審査方法

審査基準

筆記審査 記述式

下記の内容に関する設問に記述式で回答

1、産業廃棄物の定義

2、廃液について

3、廃液に関する法令

4、廃液の処理方法

5、冷凍サイクルの原理

6、廃液における環境問題

7、廃液処理技術者としてのスキル

筆記審査にて、以下の内容を基準とする。

各都道府県が定める排水時の基準pH値の測定方法や、法令の遵守に関わる基本知識が身についていること。

また知識を活用した有効な指導、説明が行える力量があること。

記述式問題(穴埋め問題)を出題し、法令の遵守に関わる基本知識が身についていることを測る設問(設問1~5)と、知識を活用し、廃液による環境汚染を回避するための有効な指導、説明が行える力量があるかを測る設問(設問6~7)をあわせて全体の70%の正答率で合格とする。

 

省令第4条第2項第二号ハ関係

環境の保全に関する指導又は協働取組の促進に必要な知識又は技能の水準に関する基準

筆記審査にて、以下の内容を基準とする。

各都道府県が定める排水時の基準pH値の測定方法や、法令の遵守に関わる基本知識が身についていること。

また知識を活用した有効な指導、説明が行える力量があること。

記述式問題(穴埋め問題)を出題し、法令の遵守に関わる基本知識が身についていることを測る設問(設問1~5)と、知識を活用し、廃液による環境汚染を回避するための有効な指導、説明が行える力量があるかを測る設問(設問6~7)をあわせて全体の70%の正答率で合格とする。

環境の保全に関する指導の安全な実施に必要な知識又は技能の水準に関する基準

不適切な処理により、周辺の安全及び衛生に悪影響を与える事態を未然に防ぐため、廃液の適正な処理を行うために必要な知見を身につけている事を検定試験により判定する。

人体又は環境に多大な悪影響を与える可能性のある廃液の処理基準を問う問題を出題し、同問題を含めた全体で70%以上の得点率で合格とする。

省令第4条第2項第二号ニについて

審査を受けようとする者の安全の確保を図るための措置

検定試験開催にあたり、試験の運営に携わるスタッフには実施マニュアルを配布し、地震、火災などの災害や、Jアラートの発出時など、不測の事態が発生した場合に受験者の安全確保を行うように指導している。

また、新型コロナウイルス感染症対策としてオンラインに移行し、開催することも検討中である。

■活動実績と活動計画

■認定者実績

令和4年度認定者数 27名
令和3年度認定者数 10名
令和2年度認定者数 22名
認定者総数 89名

■認定者のその後の活動状況

近年、多くの企業が廃液の問題を抱えており、より専門的な知見を要する事業者、管理者が求められ、活躍の場が広がっています。

■認定者へのフォローアップ状況

今後、新たな廃液や環境などの法令、条例などがあれば、会報などでお知らせ致します。

■事業に関するPR・メッセージ

廃液の処理を間違えれば、大きな問題となり社会的な信用を失います。知識を得ることで、環境保全やキャリアアップをし、社会に貢献しませんか?

■事業主体

事業者名 一般社団法人ACクリーニング廃液適正処理推進協会
団体概要

2019年1月17日設立。

エアコンクリーニングにおける廃液の適正処理について、調査、研究し、講習会等により業界の資質向上を図り、専門力を通して衛生的で安全な環境の確保に貢献し、広く国民生活の向上と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。

ホームページ

http://actc-japan.or.jp/

住所 大阪府箕面市桜井1-8-2
FAX

072-723-7901

E-mail

okamura@actc-japan.or.jp