自然環境・生物多様性

国立公園内におけるトレイルランニング大会等の取扱いについて

 近年、山岳地の利用が多様化する中で、自然豊かな国立公園等をコースに設けるトレイルランニング大会が多数開催されています。多人数で走行時間を競い合いながら狭い歩道を走行することとなるトレイルランニング大会等は、不適切な内容で開催されることにより、歩道の適正な維持管理の妨げ、歩道周辺の自然環境への影響、大会等に参加する者以外の一般利用者の安全で快適な利用環境の確保の妨げとなることが懸念されるところです。
 そこで、国立公園内におけるトレイルランニング大会等の取扱いについて、とりまとめ、国立公園内の自然環境の保全及び公園利用者の快適な利用の確保を図っていきます。

報道発表資料

平成27年1月27日 報道発表資料

国立公園内で開催されるトレイルランニング大会等におけるモニタリングの手引きについて

 「国立公園内におけるトレイルランニング大会等の取扱いについて」(平成27年3月31日 各地方環境事務所宛て 国立公園課長通知)において示した、自然環境等への影響を把握するモニタリングの実施等について、各地域に適したモニタリングが適切になされるよう、以下の有識者のご意見を踏まえ、「国立公園内で開催されるトレイルランニング大会等におけるモニタリングの手引き」を作成しました。

<有識者一覧>

愛甲 哲也  北海道大学大学院農学研究院 准教授

千葉 達雄  NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部・事務局長

辻村 千尋  (公財)日本自然保護協会

村越  真   静岡大学 学術院教育学領域 教授

油井 正昭  千葉大学 名誉教授

和田 直也  富山大学 研究推進機構 極東地域研究センター 教授

<添付資料>

国立公園内で開催されるトレイルランニング大会等におけるモニタリングの手引き(平成29年3月1日 各地方環境事務所長宛て 国立公園課長通知) [PDF 2.4MB]