「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in 十和田
WEB開催レポート

開催日時
平成28年1月21日(木) 14:30~17:00
開催場所
十和田市民文化センター 第一研修室
(青森県十和田市西三番町2-1)
参加者数
40名
主催・共催
主催:環境省、共催:十和田市
プログラム

 「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムのミニフォーラムが、青森県十和田市で開催されました。十和田市の小山田市長をはじめ、多くの地域住民の方々にご参加いただきました。

 NPO法人 森は海の恋人 理事長 畠山重篤氏のご講演に続いて、奥入瀬川クリーン対策協議会の畑山親弘会長による、地域における活動報告がありました。また、その後の参加者によるワークショップでは活発な意見交換が行われました。

(1)開催セレモニー
主催者挨拶
環境省 大臣官房審議官 亀澤 玲治
共催者挨拶
十和田市 市長 小山田 久
(2)環境省からの報告

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
環境省 自然環境局 国立公園課 課長補佐 河野 通治

(3)特別講演

「森は海の恋人 人の心に木を植える」
NPO法人森は海の恋人 理事長 畠山 重篤 氏

畠山氏より、生きものや自然のつながり、また、観光等の視点を含めた新しい十和田地域の「これから」を考えるうえで、奥入瀬渓流のみでなく、十和田湖から太平洋へと続く流域全体と、地域の知識や知恵を見直すことの大切さについてお話いただきました。

(4)地域における活動報告

「奥入瀬川クリーン作戦の実践報告」
奥入瀬川クリーン対策協議会 会長 畑山 親弘 氏

畑山氏からは、30年以上にわたる清掃活動の取組と成果、多くの参加者を巻き込んだ活動継続のコツ、そして清掃活動に加えた植林活動など、幅広く現場での取組を報告していただきました。

(5)グループセッション(えんたくん)

テーマ:
「地域で残したい自然環境と人とのつながり、それを未来へひきつぐ取組」

2つのグループにより、えんたくんを活用したワークショップを実施しました。ご講演いただいた、畠山氏も参加してのディスカッションが行われ、広葉樹がつくるおいしい水を百年後も飲めるようにしたい、奥入瀬の自然を大切にし、山から下流までのつながりを意識したいなど多くの意見が出されました。そして最後に畠山氏より、奥入瀬川を中心とした十和田の森里川海を大切にしてほしいとの総評をいただきました。

会場内の展示
「森里川海」プロジェクトのパネル