「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in 佐渡
WEB開催レポート
- 開催日時
- 平成28年1月25日(金) 14:00~16:00
- 開催場所
- トキ交流会館 大ホール
(新潟県佐渡市新穂潟上1101−1) - 参加者数
- 64名
- 主催・共催
- 主催:環境省、共催:佐渡市
- プログラム
「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムのミニフォーラムが、新潟県佐渡市で開催されました。甲斐 元也 市長をはじめとした地域住民の方々に、ご参加いただきました。
森里川海をつなぐ“流域”のご研究をされている新潟大学の奥田准教授に御講演いただいた後、参加者全員でグループディスカッションを行い、活発な意見交換が行われました。
- (1)開催セレモニー
- 主催挨拶
環境省 自然環境局野生生物課
奥田 直久 課長 - 共催挨拶
佐渡市
甲斐 元也 市長 - (2)「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
- 環境省自然環境局 速水香奈 室長補佐
- (3)特別講演
- 特別講演として“流域”と“コミュニティ”について研究されている新潟大学奥田准教授にお話いただきました。
「流域をつなぐために私たちにできること」
新潟大学 朱鷺・自然再生学研究センター 准教授 豊田光世氏ハワイの実例などをあげ、同じ川の水系を使用して生活する人びとのコミュニティ形成・土地管理について御紹介いただきました。また、福岡県福岡市の志賀海神神社山誉め祭り、福岡県行橋市の英彦山お潮井とりを紹介いただき、山の神、海の神双方に感謝し、豊穣を祈るといった歴史ある流域思考をもった神事が日本にもあることを紹介いただいた。
- (4)グループセッション
-
テーマ:
「森里川海の思い出」、「将来に残したい森里川海」
その森里川海を残すために、「私たちは何をアクションしていくか」参加者が8グループに分かれ、えんたくんを活用したディスカッションを実施。 佐渡の持つ様々な森、里、川、海に関する意見交換がされ、参加者には再発見、再認識の機会にもなった様子であった。ディスカッションの最後は、「佐渡人の心と懐」「佐渡の自然を取り戻し子ども達へ」「それぞれの心の中に水の物語を」「みんなの意識の転換」等のグループごとにとりまとめたキーワードとそれに至る経緯、考えについて発表を行い、参加者の意識、気づきに繋がる会となった。