「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in 大月
WEB開催レポート
- 開催日時
- 平成27年11月18日(日) 13:30~16:00
- 開催場所
- 大月市民会館 3F講堂
(山梨県大月市御太刀2丁目11-22) - 参加者数
- 60名(一般50名、関係者10名)
※一般参加者内訳(林業関係者1/3、建築関係者1/3、一般町民1/3) - 主催・共催
- 主催:環境省、後援:大月市
- プログラム
「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムのミニフォーラムが、山梨県大月市で開催されました。石井大月市長をはじめとした多くの地域住民の方々に、ご参加いただきました。
森里川海をつなぐ地域の取組をされている3団体の方から、活動について御講演いただいた後、ワークショップでは双方向による活発な意見交換が行われました。
- (1)開催セレモニー
- 後援挨拶
大月市 石井由己雄市長 - 主催挨拶
環境省 自然環境計画課 鳥居敏男課長 - (2)「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
- 環境省 自然環境計画課 鳥居敏男課長
- (3)特別講演
- 3名の後援者に地域の取組み活動について語っていただきました。
①「源流域における森林の危機的状況について」
多摩川源流大学プロジェクト
現地責任者 石坂真悟氏多摩川源流域の森林及び動物たちの現状を調査するとともに、森林整備を実施。若者世代を巻き込み、森林を巡るツアー作り、間伐実習や薪割りや木工体験などを展開する取組を紹介いただきました。
②「森が人をつなぐ-鹿留こどもふれあいの森の実践から-」
都留文科大学 社会学科教授 高田研氏市民による森林の整備、維持活動のプロセスを通じて、地域の学校、住民、大学とも連携しながら環境活動に取り組んでいる内容を御紹介いただきました。
③「笹子の森の物語」
笹子町林業研究会 会長 小林頼正氏大月市笹子町の林業の活性化を目指した活動を展開されています。木材利用の促進と併せて、子ども達や都市住民に伝えていく活動について御紹介いただきました。
- (4)グループセッション
- テーマ:
「森里川海の思い出」、「将来に残したい森里川海」
その森里川海を残すために、「私たちは何をアクションしていくか」参加者が9グループに分かれ、えんたくんを活用したワークショップを実施。都留文科大学高田教授に事例報告に引き続きファシリテーターをお願いした。大月市ならではの森、里、川に関わる意見交換が積極的にされた。ディスカッションの最後は「人を育てる・残す・呼ぶ・水のつながり」「人が生活できる」「郷土愛」等の各グループごとにとりまとめたキーワードとそれに至る経緯、考えについて発表を行い、参加者の意識、気づきに繋がる会となった。