「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in なかそらち
WEB開催レポート

開催日時
平成28年2月15日(月) 14:00~16:00
開催場所
ホテルスエヒロ 孔雀の間
(北海道滝川市明神町2丁目2−16)
参加者数
70名
主催・共催
主催:環境省、共催:中空知広域市町村圏組合
プログラム

 「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムのミニフォーラムが、北海道滝川市で開催されました。「芦別市」「赤平市」「滝川市」「砂川市」「歌志内市」「奈井江町」「上砂川町」「浦臼町」「新十津川町」「雨竜町」 の5市5町で構成される特別地方公共団体『中空知広域市町村圏組合』の共催となりました。
 同組合の理事長を務める前田滝川市長をはじめとした多くの地域住民の方々に、ご参加いただきました。また今回のミニフォーラムには、プロジェクトアンバサダーのFM北海道高山秀毅さんもゲストとして参加されました。

 道央エリアで湿原や山の保全、フットパスによる街おこしなどの取組をされている3団体の方から、活動についてご紹介いただいた後、ご参加いただいた皆様とともに意見交換が行われました。

(1)開催セレモニー
主催者挨拶
環境省 北海道地方環境事務所 所長 德丸久衞
共催者挨拶
中空知広域市町村圏組合理事長 前田康吉氏 (滝川市長)
プロジェクトアンバサダーの紹介
FM北海道 高山秀毅氏
「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
環境省自然環境局 国立公園課 課長補佐 河野通治
(2)地域取組活動報告

①「わたしたちにもできる湿原の保全」
 雨竜沼湿原を愛する会(雨竜町) 佐々木純一氏

②「崕山(きりぎしやま)自然保護の取り組みについて」
 崕山自然保護協議会 (芦別市) 齋藤雅樹氏

③「フットパスによる街おこし」
 江別乙丘陵地のファンクラブ (滝川市) 東元勝己氏

(4)グループセッション
 テーマ:
「森里川海の思い出」、「将来に残したい森里川海」
その森里川海を残すために、「私たちは何をアクションしていくか」

 「森里川海の思い出」には、多くの方が近所の川での魚釣りや川下り、虫取りなどをあげられました。環境省からのプロジェクト説明にあった“自然体験をしたことがない小・中学生の割合(海や川で貝を捕ったり、魚を釣ったりしたことがない42%など)”に驚かれた方も多く、未来を託すことになる子どもたちへの森里川海との接触機会を設けること、語り継いでいくことが重要であるという意見も多く見られました。

 参加したプロジェクトアンバサダーFM北海道高山秀毅氏は、北海道に来て初めてみた、川が埋め尽くされるほどの数の鮭を見たときの印象が深かったとのことで、「毎年多くの鮭が戻ってくる川を次世代にも残したい。」、「ラジオを通じて『森里川海』を呼びかける。」とメッセージと寄せました。