「つなげよう、支えよう森里川海」シンポジウム in 真庭
WEB開催レポート

開催日時
平成27年12月22日(火) 14:30~17:30
開催場所
真庭市勝山文化センター
参加者数
179名
主催・共催
主催:環境省、共催:真庭市
プログラム

 「つなげよう、支えよう森里川海」シンポジウムin真庭が、真庭市勝山文化センターで開催されました。本シンポジウムは、中国地区4か所のミニフォーラムを受けての中間総括的なシンポジウムです。平口洋環境副大臣より主催者挨拶、開催地を代表して真庭市の太田 昇市長からご挨拶いただき「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトへの期待と協力を述べていただきました。

会場風景

(1)主催挨拶
平口 洋 環境副大臣
(2)開催地(共催)挨拶
真庭市長 太田 昇
(3)「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
環境省 大臣官房自然環境担当審議官 亀澤 玲治 
(4)基調講演
①『木材を利用しつくす新しい仕組み』
  銘建工業株式会社 代表取締役社長 中島 浩一郎 氏

「賑(にぎ)わいと安らぎのある杜市(とし)」づくりをテーマとしているバイオマスタウン真庭。未利用木材を主燃料とする官民出資の真庭バイオマス発電所は、エネルギーだけでなく雇用の創出につながっており、地域の成長エンジンとなる可能性も見えてきたと紹介いただきました。

②『北広島町でのバイオマス活用の取組』
  北広島町芸北高原の自然館 主任学芸員 白川 勝信 氏

おなじ中国地方の北広島町でのバイオマス活用について講演をいただきました。「せどやま※」の活性化がテーマで、手法として地域通貨の活用により地域経済を活性化させ、雇用の流れを作りだす独自の仕組みを紹介いただきました。
※せどやま:背戸山。家の裏手(背戸)にある山を指す用語。

③『都市と地方を食でつなげ支える取組』
  兵庫食べる通信 編集長 光岡 大介 氏

関西地域を中心に活躍している光岡氏。食を通じて都市と農村部、消費者と生産者をつなげる仕組みや手法をご自分の体験をまじえてご紹介いただきました。

(5)パネルディスカッション
テーマ : プロジェクトを発展、具体化していくために。

コーディネーター:FM岡山パーソナリティ 森田 恵子氏
パネリスト: 中島 浩一郎氏、白川 勝信氏、光岡 大介氏、太田 昇真庭市長、亀澤 玲治

バイオマスで活力を蘇らせた真庭市が、いかにすれば周辺の地域や都市部と繋がり、さらに活性化することが出来るかについて、それぞれの立場から意見を交換しました。
自然資源を次世代に引き継ぐために「従来とは異なる価値を生み出す仕組みが必要。」「資源の大切さなどを体験できる機会を増やして当事者意識を高めるべき。」などの意見が出ました。

■参加者全員で記念撮影
シンポジウム終了後、本プロジェクトのアンバサダーのアヒル隊長と参加者の皆さんで記念撮影。
■アンバサダー任命
FM岡山パーソナリティ森田恵子さんに環境省大臣官房審議官 亀澤玲治より本プロジェクトのアンバサダーの任命をさせていただきました。
■会場でお客様に記載いただいたメッセージ