国際的な取り組み
ICRI総会の開催記録
第21回ICRI総会
開催日 | 2008年1月22日~25日 |
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開催場所 | アメリカ(ワシントンDC) |
事務局 | メキシコ・アメリカ |
参加者 | 18ヶ国政府と26機関の代表が参加 |
概要
- Project AWARE Foundation(国際NGO)が新しくICRIメンバーに加入。インドネシアがメンバーに復帰しました。
- 5つのメインテーマからなる事務局行動計画が採択されました。
- 漁業資源の生態系に配慮した利用促進と非持続的採取・貿易の阻止
- サンゴ礁が沿岸域コミュニティーの持続的発展に果たす役割についての理解促進
- 流域~礁斜面にいたる総合沿岸管理の奨励
- サンゴ礁理解促進のための研究とモニタリングの推進
- 法の執行と順守の強化
- ブレイクアウトセッションとして、①サンゴ礁の経済的価値と、②持続的観光に関するICRIカリブ海地域ワークショップ計画の2テーマについて討議されました。
- 地域イニシアティブ(地域毎の取組体制)である、コーラル・トライアングル・イニシアティブ※1、ミクロネシア・チャレンジ※2、カリビアン・チャレンジ※3、南アジアサンゴ礁タスクフォースから、それぞれの目標や進捗状況等が発表されました。
- 日本から、ICRI東アジア地域ワークショップの開催について提案しました。
- ※1 コーラル・トライアングル・イニシアティブ
- インドネシアが主導し、その他5カ国(フィリピン、マレーシア、東チモール、パプアニューギニア、ソロモン諸島)からなる多国間パートナーシップ。その他オーストラリアや米国、NGO(WWF、TNC、CIなど)も多数参加。
- ※2 ミクロネシア・チャレンジ
- ミクロネシア5カ国・領土(パラオ、ミクロネシア共和国、マーシャル諸島、グアム、北マリアナ諸島)の首脳がコミットした地域イニシアティブ。TNCが中心になって調整。
- ※3 カリビアン・チャレンジ
- カリブ海諸国(バハマ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、グレナダ、セントビンセント及びグレナディーン諸国、アンティグア・バーブーダ、ドミニカ、セントクリストファー・ネービス、セントルチア)やその他関係機関、NGOなどが共同で行っている地域イニシアティブ。TNCが中心になって調整。