環境省自然環境局

サンゴ礁保全の取り組み


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環境省自然環境計画課ではサンゴ礁の保全に取り組んでいます。

このページはサンゴ礁保全の意義や環境省の取り組みについてお伝えするとともに

サンゴ礁に関連する機関のサイトへの窓口として公開しています。

サンゴ礁生態系保全行動計画策定!

 2010年4月、環境省では、サンゴ礁生態系の保全及び持続可能な利用を促進し、地域社会の持続的な発展を図ることを目的とした「サンゴ礁生態系保全行動計画」を策定しました。
 日本では、これまでも関係府省や地方公共団体、専門家、NGOなどがそれぞれの立場からサンゴ礁生態系の保全に関わる取組を行ってきましたが、サンゴが生息する地域全体を視野に入れた総合的な計画はありませんでした。
 行動計画の内容や、策定の経緯についてはリンク先をご参照ください。

サンゴ礁分布図公開中(リンク)

 環境省では、東アジア、ミクロネシア、メラネシアを対象に、人工衛星データを利用したサンゴ礁分布図を作成しました。様々な研究やこれらの地域のサンゴ礁保全の取組に役立てていただこうと、広く公開していますので、ぜひご覧ください。

関連機関のサイトへリンク:


サンゴ礁は海の生き物のふるさと


サンゴ礁には、
様々な種類のサンゴや魚類
それにナマコや貝類などの
底生生物など
多様な「いきもの」が集まり、
その営みが、
熱帯雨林に匹敵するほど
複雑で豊かな生態系を
織りなしています。


サンゴはなぜ大切か

造礁サンゴは動物でありながら光合成をする特殊な生物です。
そのため太陽の光を必要し、陸地に近い浅海に礁を形成します。サンゴ礁は、多様な生きものたちのすみかであるとともに、漁業資源、観光資源の提供を通じ、私たちの生活を支えてくれる存在です。また、サンゴ礁が発達すると陸地を囲む海中の堤防のように、陸地を波から守る役目をします。
日本には、沖縄・奄美地方に世界でも有数のサンゴ礁が広がるとともに、本州、四国、九州などにも、テーブル状や枝上の美しいサンゴが生息しています。

国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター(リンク)のサイトに、より詳しい解説が掲載されています。


サンゴ礁の危機の状況

世界のサンゴ礁は今、深刻な危機にさらされています。
まず、陸域からのゴミや土砂の廃棄および流出により、サンゴが直接破壊されたり海水が濁って日光が届かなくなり、サンゴ礁が衰退する、直接的な人間活動の影響による被害があります。
また、サンゴを脅威にさらす天敵、たとえばオニヒトデ、ガンガゼのような生物の異常発生現象などもサンゴにとっては大きな脅威です。このような現象もその原因は解明されていません。
近年では、海水の温度上昇によるサンゴの被害がおおきな問題になっています。水温があがることにより、サンゴの体内にすむ植物プランクトン(褐虫藻)が外にでてしまい、そのため、サンゴは光合成ができなくなり、ひどい場合には死んでしまいます。

国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターのサイトの 「サンゴ礁の現状」(リンク)のページに、日本のサンゴ礁の現状の詳細が掲載されています。

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環境省の取り組み

このように危機的な状況にある大切なサンゴ礁を保全するため、環境省では、様々な活動を行っています。
国際的には、1994年に、関係国とともに、「国際サンゴ礁イニシアチブ」を設立し、サンゴ礁保全の取組を国内外で積極的に展開しており、特に、平成17年7月からは、太平洋のパラオ共和国と共同で事務局を務めています。
サンゴ礁の保全活動は結果的に、サンゴ礁に生活の糧を得ている国々の支援につながります。
国内では、関連各機関との連携により、サンゴ礁の現状を知るためのモニタリング活動、サンゴ礁保全行動計画の策定、自然環境再生事業(竜串(リンク)、 石西礁湖(リンク)など)、 海域公園の管理(串本海域公園など)、サンゴ礁について多くを知って頂くための啓発活動(リンク)などを積極的に行っています。

海域公園についての詳細は、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターのサイトの[海域公園制度(リンク)]に掲載されています。


サンゴについてのQandA

国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターのサイトの、 「サンゴ礁について」(リンク)のページに、サンゴについての説明がわかりやすく掲載されています。
日本サンゴ礁学会のサイト内、 QandAのページ(リンク)には、より学術的な説明が紹介されています。

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