採用・キャリア形成支援情報

1年目職員紹介(2016/3/18~8/15)

2016/3/18 ~総合環境政策局 環境影響評価課~

こんにちは、環境省採用チームです。

今回は、平成27年度に入省したばかりで、環境影響評価課で課の予算などの仕事に奮闘している久一(ひさいち)竜也さん(一般職事務系・一年目)に一年目の感想と職場の雰囲気について、聞いてみました。

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Q.現在の仕事についてお知らせください。

A.私は平成27年4月1日付で総合環境政策局環境影響評価課(通称アセス課)に配属され、主に課内における予算、契約、精算、窓口等の業務に携わっています。課で扱う予算は約15億円にもなり、その全ての作業に携わっています。入省直後は右も左も分からず不安でしたが、困った時や対処方法が分からない時に、上司や先輩方が丁寧に教えて下さるので安心して業務に取り組むことが出来ています。最近、少しずつではありますが仕事が身に付いてきたので、学生時代とはまた一味違った充実感に満ちた毎日を過ごしています。

環境省で約1年間働いていてよく思うことがあります。それは、「職員同士の仲が良い」ということです。上司と部下の敷居が低く、とても風通しの良い職場です。もちろん業務中は職員一同真剣に仕事に取り組むのでピリッとした雰囲気があります。一方でお昼休みや休日になると年齢や役職関係なく、銀座や日比谷公園で食事をしたり、マラソンなどの行事に参加することもあります。

Q.様々な環境問題に立ち向かうべく、職員が日常的に相談しあう体制ができているようですね。例えば、職場有志ではどんなことをしているのでしょうか。

A.例えば、職員有志で2度マラソンに挑戦しました。1度目は千葉県の高滝湖という湖畔で、10キロマラソンに参加しました。穏やかな天気に恵まれ、爽やかな風が吹く中、景色を楽しみながら10キロを走った喜びは忘れられません。ランニング後は先輩の家で、おいしいお鍋を食べました。とても美味しく、ランニングの疲れも吹き飛び、大変楽しいひとときを過ごしました。

2度目は職員有志約12名で駅伝に参加しました。3チームに分かれ、皇居(一周約5キロ)をチームで3周しました。事前に課内Tシャツ(通称アセT)を製作し、有志一同アセTを着て駅伝に臨みました。あいにくの天候ではありましたが、チーム内外問わず一生懸命襷を繋ごうと奮戦する職員有志達の姿は、普段パソコンとにらめっこしている姿とはまた少し違って、スポーツマンらしくて格好良かったです。

アセス課のアットホームな雰囲気がお分かり頂けましたでしょうか。イベントなどに職員同士で積極的に参加することは、課内の絆が深まり円滑な業務運営に繋がると思いますし、また業務外でしか話せない悩み事などを上司に聞いて頂く場でもあるので、大変貴重な機会だと思っています。環境省は他の省庁と比べて職員数が少ない分、協調性やチームワークが強い組織だと感じます。

Q.最後に学生の皆様へのメッセージをお願いします。

A.環境省は除染問題や地球温暖化対策などの多くの困難な課題を抱え、それらと真剣に向き合い、そして克服しようと日々奮闘していますので、全力で仕事をしてみたい方には打って付けだと思います。また多額の予算のようなダイナミックな仕事に携わることができるのも大きな魅力です。国家公務員というと少しお堅いイメージを持ってしまうかもしれませんが、環境省には面白い職員がたくさんいますし、とても明るく楽しい職場です。今就職活動中の方や進路を迷っている方、あるいは環境問題に興味のある方、復興業務に携わってみたい方がいらっしゃいましたら、是非環境省を考えて頂けますと幸いです。約一年間働いてみて、私は環境省に入省できて心から良かったと思っています。環境省は発足して半世紀ばかりの若い省なので自分たちの力でどんどん変わっていけると思います。皆様の来省をお待ちしております。

2016/7/19 ~廃棄物・リサイクル対策部 企画課~

こんにちは!環境省採用チームです。

今回から、今年4月に入省をした各職種の新入職員をご紹介していきます!

今回は、その第1回目として、大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課の飯塚崇矩係員(総合職事務系1年目)になります。

是非、ご覧下さい!

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Q.現在は、どのようなミッションを持つ課で、飯塚さんご自身はどのような仕事をしているのでしょうか。

A. 生活環境の保全及び資源の有効利用の観点から、廃棄物等の発生抑制、循環資源のリユース・リサイクル及び適正処理の推進に取り組む部の情報伝達・総合調整をしています。企画課や総務課の法令(企画・調整)係はいわゆる部局の「窓口」と呼ばれるポストであり、所属部局に関わる情報の出入口となっています。日々、四方八方から舞い込む大量の情報を、適切な人に正確かつわかりやすく共有できる様に勉強中です。

Q.環境省に入省を決めた理由・志望動機はなんでしょうか。

A. 高校時代、温暖化に起因する海面上昇に苦しめられているツバルという島嶼国について卒業論文を書いて以来、地球環境問題に関心がありました。大学時代にはケニアの野生動物保護区で働いたり、カナダに留学をして環境学を学んだ経験などを通して、「先進国と途上国」、「人間と動植物」、「今を生きる人と次世代の子ども」等々、力を持つモノが甘い汁を吸い、持たざる者が常にそのツケを払わせられる環境問題の不条理さに疑問を抱く様になりました。

民間の就活も経験した上で、「僕らの時代で環境問題が改善されなければ、手遅れになるかもしれない」と本気で思えたことから、地球環境問題対策をメインミッションとしている環境省への入省を決めました。また、「環境」という切り口から教育、衛生、貧困など様々な社会問題に取り組めることも環境省の魅力でした。

Q.着任してから3ヶ月が経ってみて、日々感じていることや学びがあれば教えてください。

A 着任時、PCB特措法の一部改正法案(※)の国会審議や熊本地震の発災にともなうがれき処理等でとても忙しい時期でした。毎日目の前の業務をこなすのに必死で、もう3ヶ月も経ってしまったのか!というのが正直な感想です。圧倒的な量の情報が流入してくる霞ヶ関のスピード感や疾走感を強く感じており、最近はそれをすごく楽しめているのではないかな、と思います。他方で、多大な情報量に埋もれてただ機械的に業務をこなすだけではなく、大局観を持ってキチンと案件を理解し、自分なりの付加価値を提供することの大切さと難しさを感じています。

(※) ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案

Q.ところで、休日はどのようにリフレッシュされていますか。

A.秩父に美味しいかき氷を食べに行ったり、畑を持っている先輩のお手伝いで小田原に梅を収穫に行ったりと、割とアクティブに過ごしています!社会人になると自由に出来る時間が限られてくるので、積極的に友達と会う様にもしています。また、組織に入ると考え方等がその組織色に染まってしまうのがなんとなく怖くて(環境省には本当に多様な考え方の人が多いですが!)、違う分野で活躍する人と会うことを心がけています。

勉強もしなくちゃいけないとは思いますが、楽しそうな方に流されてしまっています...笑

Q.最後に、官庁訪問に向けて準備をしている皆さんへ、メッセージをお願いします!

A.官庁訪問中は多くの憶測が錯綜しますが、他人のことを気にする時間や精神的労力は本当に無駄だと思います。真摯に誠実に、飾らない皆さんの魅力を職員にさらけ出してみてください。職員も多忙な中、多くの時間を割いてとても丁寧に対応してくれます。多くを吸収して自分の考えをブラッシュアップしてみてください。こんなに有意義で学びが多く、学生ひとりひとりと真っ直ぐ向き合ってくれる就活は官庁訪問だけだと思います。

体調管理にだけは気を付けて、官庁訪問を楽しんでくださいね!

2016/7/22 ~地球環境局 国際協力室~

こんにちは!

環境省採用チームです。

今回は、新入生紹介の第2回目として、地球環境局国際連携課国際協力室 山田麗係員(総合職理工系1年目)から、投稿をいただきました。

是非ご覧下さい!

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Q.現在は、どのようなミッションを持つ課で、山田さんご自身はどのような仕事をしているのでしょうか。

A.国際連携課は、国際機関や国際会議等に関する事務の統括を行っている課です。そのうち私の所属する国際協力室は、アジア・太平洋諸国を中心に、発展途上国との環境分野における国際協力を推し進めていく役割を担っています。協力関係を築くために各国と政策対話を行ったり、各種会合やセミナー等を開催したりしています。私自身も、4月に早速静岡まで出張し、第18回日中韓三カ国環境大臣会合の運営補助をさせて頂きました。入省後はずっとこの準備のために忙しかったですが、大臣レベルの国際会議の場に立ち会うことが出来、とても興奮しました。秋には、マラケシュで開催されるCOP22にも派遣して頂けるとのことで今からわくわくしています。

Q.環境省に入省を決めた理由・志望動機はなんでしょうか。

A.発展途上国で自然と共に生きる人々の生活環境を保全したい、と思ったのが一番の動機です。自然が豊かであれば、生きていけたはずの人々が、先進国、中進国の環境を顧みない開発のせいで、生きる術や生きる場所を失くしてしまうことはおかしいと、ずっと思っていました。特に興味のあったのが気候変動で、世界中の国が集まって今後の方策を話し合っていくCOPには強い希望を抱いていました。そうした国際会議に出席し、一国の国政にも携われる環境省では、気候変動問題を解決するために尽力出来るのではないかと考え、入省を決めました。

Q.着任してから3ヶ月が経ってみて、日々感じていることや学びがあれば教えてください。

A.与えられた作業を指示通りこなすのにいっぱいいっぱいだった状態から、漸く少しずつ周囲がやっている仕事に目を向ける精神的な余裕が出てきた感があり、こんな仕事があるのか、或いはこんな風に仕事をするのか、という発見が日々あります。

 その他に日々感じていることは、緑の大切さですね。休日に山や畑に出ると生き返ったような心持ちがします。平日には、通勤時に目に入る日比谷公園の木々の葉の青さに元気をもらっています。

Q.ところで、休日はどのようにリフレッシュされていますか。

A.休日はいつも外に出掛けています。友人とご飯を食べに行ったり、美術館へ行ったり、後は一泊で旅行にも出掛けます。踊りを小さい頃からやっていたこともあり、友人の立つ舞台を観に行くこともあります。それから、大学時代から始めた茶道は今も続けています。

Q.最後に、官庁訪問に向けて準備をしている皆さんへ、メッセージをお願いします!

A.自分が日頃感じていることや、何のために仕事をしたいと考えているのか、臆さず全てぶつけることで、後悔のない官庁訪問になると思います。素直な自分の思いを面接官にぶつけた上で、落ちるのであればそこは自分には合わなかったということですし、採用されれば入省後とても有意義な日々を過ごせること請け合いです。

 職員と忌憚なく意見交換の出来る貴重な場ですので、是非楽しんでもらえればと思います。

2016/7/26 ~自然環境局 鳥獣保護管理室~

こんにちは!

環境省採用チームです。

今回は、新入生紹介の第3回目として、自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室 末永珠佑係員(総合職自然系1年目)から、投稿をいただきました。

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Q.末永さんの所属はどのようなミッションを持つ課室でしょうか。また、ご自身はどのような仕事をしているのでしょうか。

A.鳥獣保護管理室では、国内の鳥獣(=野生の鳥類、哺乳類)の保護および管理を推進し、自然環境と人間の健全な生活を守ること、また狩猟行為の適正化を図り、公共の秩序を保つことをミッションとしています。特に近年では、シカやイノシシなど増えすぎた野生動物による生態系や農林水産業等への被害が深刻となっており、これらの種の管理強化や狩猟の担い手の確保といった各種対策の実施により、被害を軽減していくことに力を入れています。

私は、室の窓口として、部署外からの情報や作業依頼を部署内に伝えたり、部署内で取りまとめた内容や成果を上位部署に上げたりといった仕事と同時に、「狩猟係」として直接国民の皆さまや都道府県職員の方々等と狩猟行為にまつわる情報の共有等を行う仕事に携わっています。

Q.環境省に入省を決めた理由・志望動機はなんでしょうか。

A.幼少期より野生生物の保全、とりわけ生息域外保全に強い関心を抱き、動物の健康や健全な繁殖を守る獣医師になろうと考えていました。しかし、学生時代に取り組んだ実習等を通し、動物を取り巻く自然環境や人々、財産といった多くの視点から、野生動物保全に関わる諸問題を捉えることに魅力を感じるようになりました。環境省では地域、国そして世界の実情を鑑み、時代に沿った人と動物の共生関係を模索することができると考え志望しました。

Q.着任してから3ヶ月が経ってみて、日々感じていることや学びがあれば教えてください。

A.日々、所管する鳥獣保護管理法をはじめとする諸制度の解釈や運用上の課題を、現場の声という形で収集でき、「狩猟係」の仕事に面白さを感じ始めています。例えば、東日本を中心としたクマの出没増加についても、「捕獲強化をしてほしい」もしくは「捕獲反対、可哀想」という国民の皆さまからの要望や、「対応策として○○を行おうと思うが、法律上可能か」という法の運用主体である自治体からの照会などといった多方面からの声を聞き取り、霞が関にいては見ることのできない現場の臨場感を多少なりとも味わうことができています。一方で、それぞれの声に対して省としての立場を踏まえた上で、慎重に返答することには難しさを感じています。

今最も課題にしていることは、所管法の条文については言うまでもなく、現制度が作られた背景や今後の展望についても正しい認識を持つこと、正確な言葉で情報発信を行うこと、さらには、1つ1つの問題に対し「こうしたらもっと良くなるのに」といったアイデアを持つことです。勉強の毎日です。

Q.ところで、休日はどのようにリフレッシュされていますか。

A.入省して間もない頃は、平日の仕事の疲れを取るためにひたすら寝ることに専念していましたが(笑)、最近では仕事に慣れてきたこともあり、野球観戦や海遊びに出掛けたり、学生時代に取り組んでいたダンスを再開したりと積極的に活動しています。今後は土日の休みをフルに生かし、遠方への旅行にも挑戦したいと考えています。

Q.最後に、官庁訪問に向けて準備をしている皆さんへ、メッセージをお願いします!

A.私にとって官庁訪問とは、自分がこれまで信じてきたことや価値観を揺るがすような出会いや教えがあり、自分がこれから先の人生をかけて取り組みたい物事について、ひたすら自問自答を繰り返した期間でした。

皆さまにとっても実りの多い期間となりますように。まずは環境省への熱い思いや、日頃から感じている問題意識を自分自身の言葉で、職員にぶつけてみてください。

2016/8/15 ~環境保健部 環境保健企画管理課~

こんばんは!環境省採用チームです。

今回は、一般職事務系1年生の烏(からす)さんを紹介します。

1年生はどのような仕事を担当しているのでしょうか。ぜひ参考にしてみてください♪

 それでは烏さん、お願いします!

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Q.現在はどのようなお仕事をしていますか?

A.現在、総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課というすごく長い名前の部署で仕事をしています!仕事は職員さんの給与・共済関連、保健部長のスケジューリング、文書管理、保健部の窓口業務等を主にやっており、まだ全然慣れてないため、説明するのは難しいのですが幅広いことをやっているなと感じています。

Q.なぜ環境省に入ったのですか?

A.何か役に立てる仕事をしたいと思い公務員を目指していました。その中で、国民のためだけでなく、将来世代の人々、動植物、自然、環境などのために仕事ができる点、今後さらに重大な問題となる環境問題に対して関わっていくことができる点に大きな魅力を感じました(なんか面接みたいですね)。

でも官庁訪問の時に環境省の人たちいいな~って思ったのが1番の理由かもしれません!

Q.入省後間もないですが、大変だったことはありますか?

A.入省したばかりで何もわからないので何をするにしても大変ですが、上司がお休みの時とかは、聞くこともできずわからない中で対応しなければならないのが大変ですし少し怖いです。その中でも部長のスケジューリングは流動的であるし、ミスができないため上司がいない時は非常に大変です。しかし毎日新しいことに触れ、できることが増えていくので、大変というよりは楽しいっていう感覚が僕の場合は強いです。

Q.烏さんが面接対策で工夫したことはありますか?

A.面接って緊張するし、うまく言おうとして面接用の自分で受ける人っていると思いますが、僕はいつもの自分のままで面接に挑んだ気がします(面接だからって気負うことなく、思っていたことをストレートに言ってたな~)。

Q.休日は何をして過ごしていますか?

A.休日は家でゴロゴロしてて何もしてません!笑。すみません、おもしろくなくて。でもそろそろ運動しないとやばいので何か新しいスポーツをやってみようと思っています(水泳とかバイクとか)。同期と食事に行ったりはしていますよ(2枚目の写真は同期の誕生日をお祝いした時のものです)!!これからはもっとアクティブになります!!!

Q.最後に、学生の皆様へのメッセージをお願いします。

A.試験が終わって少し落ち着いてきたころかと思います。長い間勉強お疲れ様でした!

次の官庁訪問でもいろいろ考えることはあると思いますが、肩の力を抜きつつ自分の思いを熱く語れば大丈夫だと思いますよ。みなさんにお会いできるのを職員一同楽しみにしています!!

そして1番言いたいことは、試験が終わったら、気が晴れるまで思いっきり遊び尽くしてください!!それが学生の特権です!!!