モントリオール議定書20周年とフロン回収・破壊法改正 記念シンポジウム

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地球環境とフロン

シンポジウム概要

 このシンポジウムは、環境省の主催により、オゾン層保護のための「モントリオール議定書」の採択20周年を記念するとともに、フロン回収・破壊法の改正が2007年10月1日より施行されたことを記念して開催いたしました。
 フロンによるオゾン層の破壊メカニズムの解明の業績によってノーベル化学賞を授賞されたカリフォルニア大学のローランド教授と、日本人科学者として初めてスペースシャトルに搭乗し、宇宙から見た地球の環境破壊の状況や環境保護の必要性を科学者の立場から解説されている日本科学未来館の毛利衛館長を講師としてお招きし、それぞれから貴重な御講演をいただきました。

シンポジウムの模様 シンポジウム後半部分では、オゾン層保護に携わる関係者(学識経験者、企業団体、NPO団体、国会議員、行政)を交えて、『フロン回収の徹底』と題したパネルディスカッションの時間を設け、地球環境とフロンの問題について一層の理解を深めることができました。 会場外ではサイドイベントを開催し、オゾン層保護に関わりの深い団体がパネル展示を行いました。
本シンポジウムにはおよそ300名の方の参加を頂きました。フロンの製造・回収に関する事業者の方から多くのご参加を頂いたほか、一般企業にお勤めの方や学生の方も足を運んでくださいました。ここに厚くお礼申し上げます。

基調講演 『成層圏オゾン層破壊とモントリオール議定書』

>> 基調講演の議事録はこちら

F.S.ローランド博士

ノーベル化学賞 受賞者、カリフォルニア大学教授


特別講演 『地球環境の新しい概念』

毛利 衛

日本科学未来館 館長、宇宙飛行士


パネルディスカッション 『フロン回収の徹底について』

>> パネルディスカッションの議事録はこちら

コーディネーター 東京大学 名誉教授

富永 健

パネリスト 社団法人 日本青年会議所 2007年度会頭

奥原 祥司

国立環境研究所 環境健康研究領域
総合影響評価研究室長

小野 雅司

NPO法人 ストップフロン全国連絡会 代表

西薗 大実

衆議院議員

山本 公一

環境省

南川 秀樹

>> 講師・コーディネーター・パネリスト プロフィール

当日配布資料・画像資料・映像資料ダウンロード

当日配布資料
画像資料
映像資料

その他

サイドイベントにはフロン回収や破壊に関わっている企業・団体や、オゾン層問題に取り組むNPOや
研究所、気象庁など全10団体が参加し、パネルやチラシで活動紹介を行いました。

サイドイベント関連団体
リンク集 
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オゾン層保護・
フロン回収関連リンク集
主催
地球環境とフロン 参加受付中