共通ナビゲーションを飛ばす
TOP

国別・地域別協力

日・シンガポール環境政策対話

日本は、2010年、「日本国環境省とシンガポール共和国国家環境庁間の3R(リデュース、リユース、リサイクル)と固形廃棄物分野の協力に関する同意書」に署名し、2013年7月まで、協力を進めてきました。同同意書の満了を契機に、日本国環境省とシンガポール共和国国家環境庁が2014年3月に署名した「日本国環境省とシンガポール共和国国家環境庁との環境協力に関する同意書」が、2017年3月に満期終了となり、シンガポール側の継続要請を受け、2017年6月に日本国環境省とシンガポール共和国環境水資源省との間で包括的な協力覚書が署名されました。その後、同覚書に基づき、協力活動が実施されています。

開催年 開催地 会議概要
第1回
(2014年)
シンガポール 3R・固形廃棄物管理に加え、焼却灰の再利用、大気汚染、騒音対策等の分野においても協力を推進することに合意し、今後の政策対話の方針を確認しました。
シンガポール共和国国家環境庁との環境協力に関する同意書の署名について
第2回
(2015年)
東京 3Rと固形廃棄物管理、大気汚染分野等について、両国の政策や経験を共有し、意見交換を行い、引き続き二国間の環境協力を一層推進することを合意しました。また、2015年は廃棄物管理、リサイクル分野で協力を続けていくこと、次回の政策対話では、騒音対策、及び放射線量のモニタリングについて、経験を共有していくことに合意しました。
第2回日本・シンガポール環境政策対話の結果について
第3回
(2016年)
シンガポール 気候変動に対する適応計画、放射性物質モニタリングと除染等で生じた廃棄物の管理及び自動車の排気ガス規制に関する大気汚染対策について、両国の政策や経験を共有し、意見交換を行い、引き続き二国間の環境協力を一層推進することを合意しました。
第3回日本・シンガポール環境政策対話の結果について
第4回
(2017年)
東京 大気汚染規制、気候変動、水質管理(特に、沿岸及び閉鎖性海域の水質モニタリング)等につき、両国のこれまでの取り組みや導入予定の政策について、意見交換を行い、継続して協力活動を包括的かつ効率的に実施していくことを合意しました。また、ASEAN及びアジア太平洋3R推進フォーラム等の国際的枠組みを使用し、両国が協調して環境保全及び気候変動対策を推進していくことを確認しました。
日本国環境省とシンガポール共和国との環境協力に関する協力覚書署名及び第4回環境政策対話の開催結果について
第5回
(2019年)
シンガポール 両国における環境に関する重点分野について共有し、主に廃棄物管理、土壌汚染、気候変動(特に日本の長期戦略の策定状況及びシンガポールの炭素税)について意見交換を行い、二国間、ASEAN地域、国際的枠組みにおいて、連携を強化していくことに合意しました。
第5回日本・シンガポール環境政策対話の結果について
第6回
(2020年)
ウェブ開催 両省の環境分野の協力の更なる強化について議論が行われ、ASEAN地域における脱炭素化の実現に向けた協力を強化し、大気汚染対策において連携し、廃棄物管理に関する情報を共有していくことに合意しました。
第6回日本・シンガポール環境政策対話の結果について
第7回
(2023年)
東京 両省は、循環経済、気候変動、大気汚染、プラスチック汚染等に関して、両国の政策、課題及び国際協力について意見を交換した。気候変動やプラスチック汚染の分野において連携を強化していくことで一致した。
第7回日本・シンガポール環境政策対話の結果について