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国別・地域別協力

日・ASEAN環境政策対話

2007年11月に開催された第11回日ASEAN首脳会議において、日本政府より、日本と ASEANの間の環境協力を推進するため、「日ASEAN環境協力対話」の設立を提案し、ASEAN各国から歓迎されました。これを踏まえ、日ASEAN間の環境協力についてASEAN諸国と協議するために2008年3月、ベトナムのハノイで、第1回「日ASEAN環境協力対話」が開催されました。これまでに8回の「日ASEAN環境協力対話」が開催されています。この対話のもと、日ASEAN間の環境協力について議論が行われ、現在、各分野におけるプロジェクトが実施されています。

2013年9月26日、インドネシア・スラバヤにて、日ASEAN友好協力40周年を記念して、日ASEAN閣僚級環境協力対話が初めて開催されました。対話では、秋野環境大臣政務官から、「環境的に持続可能な都市(ESC)」を実現するための方策として、二国間クレジット制度(JCM)を活用した「途上国の一足飛び型発展の実現に向けた支援方策」について説明を行いました。また、リスマハリニ・スラバヤ市長から、「北九州市とスラバヤ市との間の環境協力」について、特に廃棄物管理に焦点を当てた発表が行われました。ASEAN各国から、日本の協力に感謝の意が示されるとともに、今後も協力を期待する旨の発言がありました。

また、第9回目の対話が、2015年9月11日にマレーシア・クアラルンプールで開催されました。この対話では、2015年が「持続可能な開発のための2030開発アジェンダ」及び国連気候変動条約COP21について言及し、次年度以降は、これらの国際合意を踏まえ、各国でいかに実行していくかを議論しました。

また、環境的に持続可能な都市促進プログラムにつき、第1年次及び第2年次の成果を報告し、第3年次のプログラムの方向性として、(1)共通の指標を用いた都市の環境パフォーマンスの評価、(2)他の都市の参考となる教材の編集・出版、(3)相互学習を通じた環境パフォーマンスの良好な都市による他の都市の指導の奨励、の3つを提案しました。

さらに、日本は、これまで、都市間連携を活用した支援を含むJCMによる低炭素化の支援のモデル事業やハイレベルセミナーを通じた持続可能な都市形成の支援に取り組んできており、次年度以降は、これまでの都市に着目した支援内容に、2030アジェンダ・持続可能な開発目標(SDGs)の実践という観点を加え、発展させた形での支援に取り組みたい旨を発表しました。

開催年 場所 会合概要
第1回
(2008.3)
ハノイ
(ベトナム)
参加国は、環境協力における各分野の既存プロジェクトの見直しや改善について議論し、次回会合にて新たなプロポーザルを提出することで合意した。また、将来的なプロジェクトでJAIF活用の可能性と有用性を考慮することが奨励された。
第3回東アジア首脳会議(2007年11月、シンガポール)にて発表された、環境協力のイニシアティブである東アジアにおける「持続可能社会」の実現に向けて、日本より提供された環境協力のイニシアティブに係る情報について議論した。
第2回
(2008.9)
ハノイ
(ベトナム)
日ASEAN環境協力対話は、日本及びASEANそれぞれの関心を調和させる有効なフォーラムであり、JAIFによるプロジェクト形成を促進しうるとの点で合意した。
日本よりクリーンアジア・イニシアティブについて紹介するとともに、同イニシアティブに基づき日ASEANの有用な協力分野及び事業に関するリストを提案した。
第3回
(2009.8)
フアヒン
(タイ)
水資源及びバーゼル条約、EAS環境大臣会合のテーマでもある「環境的に持続可能な都市」、ASEAN内で準備の進んでいる環境教育のプロジェクト等、JAIFを活用した環境協力プロジェクトについて意見交換が行われた。
JAIFの積極的かつ時宜を得た活用を進めるための事務レベルでの意見交換の推進等について議論された。
第4回
(2010.8)
ハノイ
(ベトナム)
ASEAN+3青少年環境フォーラム(2010年4月、ブルネイ・ダルサラーム、バンダルスリブガワン)等日本の支援によるプロジェクトの評価がおこなわれ、ASEAN各国及び日中韓の参画を得た事業として、各国より高い評価を受けた。
JAIFの新規プロジェクト候補として期待されている、東アジア環境モデル都市プログラムの提案等について、意見交換が行われた。
第5回
(2011.9)
バンダル
スリブガワン
(ブルネイ・
ダルサラーム)
灌漑のための水資源需要管理ワークショップ(2011年7月、タイ、バンコク)等の評価や、現在実施中である、ASEAN環境モデル都市プログラム等に関する意見交換を行った。
ASEAN生物多様性の保全と持続可能な利用のための分類学とガバナンスの能力構築に関するプロジェクトや、ASEAN環境モデル都市プログラムへの、JAIFを活用した拡大的・継続的な支援について議論を行った。
第6回
(2012.8)
シェムリアップ
(カンボジア)
JAIFを活用したASEANモデル都市プログラムの成果と進捗の確認、ASEANエコスクール賞授賞式やASEAN生物多様性キャパシティ・ビルディング・プログラムの概要について報告と意見交換を行った。
新規プロジェクトとして、ASEAN生物多様性キャパシティ・ビルディング・プログラムの拡大とASEANモデル都市プログラムの2年目の実施について検討した。
第7回
(2013.8)
ジャカルタ
(インドネシア)
JAIFを活用したASEANモデル都市プログラム及びASEAN生物多様性キャパシティ・ビルディング・プログラムの成果と進捗の状況について報告と意見交換を行った。
新規プロジェクトとして、ASEAN+3ユース環境フォーラム及びASEAN遺産公園発展プログラムの実施について検討した。
日本から、ASEANにおいて一足飛びの成長を実現するための更なる環境的に持続可能な都市への支援について発表を行い、意見を交換した。
閣僚級対話
(2013.9)
スラバヤ
(インドネシア)
日本から「環境的に持続可能な都市(ESC)」を実現するための方策として、二国間クレジット制度(JCM)を活用した「途上国の一足飛び型発展の実現に向けた支援方策」について説明し、ASEAN各国から、日本の協力に感謝の意が示されるとともに、今後も協力を期待する旨の発言があった。
第8回
(2014.8)
ビエンチャン
(ラオス)
JAIFを活用したASEANモデル都市プログラム及びASEAN生物多様性キャパシティ・ビルディング・プログラムの成果と進捗の状況について報告と意見交換を行った。
新規プロジェクトとして、ASEAN側からASEAN遺産公園発展プログラムのJAIF承認について謝意が示された。
日本から「アジアEST(環境的に持続可能な交通)地域フォーラム」「アジア太平洋気候変動適応ネットワーク(APAN)」「アジア太平洋3R推進フォーラム」等についての紹介を行い、 各国からの参加を呼びかけた。
第9回
(2015.9)
クアラルンプール
(マレーシア)
日本より、環境的に持続可能な都市促進プログラムにつき、第1年次及び第2年次の成果を報告し、第3年次のプログラムの方向性として、(1)共通の指標を用いた都市の環境パフォーマンスの評価、(2)他の都市の参考となる教材の編集・出版、(3)相互学習を通じた環境パフォーマンスの良好な都市による他の都市の指導の奨励、の3つを提案。
日本より、次年度以降は、これまでの都市に着目した支援内容に、2030年開発アジェンダ・SDGsの実践という観点を加え、発展させた形での支援に取り組みたいと考えている旨を表明。ESCの取組をベースにし、この具体的な内容を、今後、ASEANや関係各国とも進めていきたい旨を提案。
第10回
(2016.8)
ネピドー
(ミャンマー)
JAIFを活用したASEANモデル都市プログラムの成果と進捗の確認、ASEANエコスクール賞授賞式やASEAN生物多様性キャパシティ・ビルディング・プログラムの概要について報告と意見交換を行った。
日本より、「水銀に関する水俣条約」に関連して、途上国に対する水俣条約の早期締結と効果的な実施を支援する目的で、水銀マイナスプログラムを進めているとの発表が行われた。