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クリーンアジア・イニシアティブ(CAI)

概要

アジアには世界人口の半数以上が居住しており、特に東アジアにおいて著しい経済成長が達成されています。それに伴い温室効果ガスの排出、森林破壊、水質汚濁、大気汚染、廃棄物の排出等の環境負荷が増大し、酸性雨や黄砂、海洋汚染などの地域レベルの環境問題も顕在化しています。さらに、他の開発途上地域と同様に、貧困に起因する環境破壊が懸念される地域でもあります。こうした状況から、アジア、特に東アジアにおける環境保全は、地球規模の重大な課題となっています。

このように、アジアの国々では、経済発展に伴って、日本などの先進国が過去に経験した産業公害などの環境劣化を経験し、あるいは、経験しようとしています。ここで、先進国の経験や技術を導入することができれば、「前車の轍」を踏まず環境劣化を飛び越えて、先進諸国のレベルに経済発展する可能性があります。そして、先進国の中でも日本には、人口稠密、急速な工業化などのアジア的諸条件の中で公害問題が発生し、これに取り組んで克服してきた経験があり、日本の様々な経験はアジア経済の持続可能な発展に有効と考えられます。

このようなことから、我が国は、今後、地球環境にもっとも大きな影響を及ぼすとともに、我が国と密接な関係のあるアジアにおいて持続可能な経済発展を実現するため、「クリーンアジア・イニシアティブ(Clean Asia Initiative : CAI)」を提案します。

CAI は、平成19年6月に閣議決定された「21 世紀環境立国戦略」に盛り込まれた考え方です。その後、平成19年11月に開催された第3回東アジア首脳会議において気候変動や環境問題が主要議題の一つとなり、今年からその枠組で環境大臣会合が行われることになるなど、アジア地域における環境政策の充実が重要課題となってきたことから、このたびCAI の具体的な内容をとりまとめることとなりました。

CAI は、各国の歴史、伝統、文化に配慮しつつ、日本の経験・技術・組織・制度をパッケージとして移転することにより、アジア諸国の経済発展が環境劣化を飛び越えて、発展することを目指すものです。アジアの先進地域で持続可能な発展が実現できれば、その体験は域内のさらなる後発地域に移転可能で、自然と共生し環境劣化を回避して「低炭素型・資源循環型」の持続可能な経済発展を実現するアジアモデルとなります。 このように、環境と共生しつつ経済発展を図るアジアモデルの持続可能な社会の構築 を目指すのが、「クリーンアジア・イニシアティブ」で、「アジア経済・環境共同体 構想」の軸となるものです。

クリーンアジア・イニシアティブ
政策目標・施策の基本的方向
連携の基盤確立