第6回 環境省国立研究開発法人審議会 会議録

日時

平成28年8月18日(木)12:59~14:38

場所

中央合同庁舎5号館22階 環境省第1会議室

議題

(1)平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書案について

(2)その他

配布資料

資料1-1 国立研究開発法人国立環境研究所平成27年度業務実績年度評価書(案)

資料1-2 国立研究開発法人国立環境研究所第3期中期目標期間期間実績評価書(案)

資料1-3 平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書(案)項目別評定総括表

資料1-4 平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書(案)(抜粋)

資料2-1 平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書(素案)に対する主な意見等

資料2-2 平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書(素案)に対する意見等

資料3 今後の予定

出席者

委員

花木啓祐会長、衛藤隆委員、沖陽子委員、木本昌秀委員、高橋隆行委員、大久保規子委員

環境省

総合環境政策局

奥主局長

白石総務課長

太田環境研究技術室長

国立環境研究所

住理事長

原澤理事

石飛理事

榑林企画部長

鈴木総務部長

柳橋環境情報部長

議事録

【太田環境研究技術室長】 それでは、定刻より少し早くなりますが、皆様おそろいですので、ただいまより第6回環境省国立研究開発法人審議会を開会いたします。

 本日、中静委員におかれましては、所用によりご欠席とのご連絡をいただいております。委員7名のうち、6名の皆様方にご出席いただいておりますので、環境省国立研究開発法人審議会令第5条の規定によりまして、定足数を満たしておりますので、本審議会は成立することをご報告申し上げます。また本日の会議は公開で開催させていただいております。

 それでは、議事に入ります前に、環境省奥主総合環境政策局長より、一言ご挨拶申し上げます。

【奥主総合環境政策局長】 総合環境政策局長の奥主でございます。本日はお忙しい中、ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。第6回環境省国立研究開発法人審議会の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 まず、本日の審議会開催に向けまして、国立環境研究所の、平成27年度及び第3期中期目標期間の業務実績評価素案に対しまして、委員の皆様から貴重なご意見を頂戴しましたことを、心から御礼申し上げます。

 先日、内閣の改造がありまして、環境省では山本公一大臣をお迎えしたわけでございますけれども、大臣におかれましては就任の記者会見で「日本は、環境分野では世界をリードする立場にあり、日本が持ちうる最高の技術をもって世界に貢献していくべきである。」とおっしゃいました。環境分野における科学技術の活用や研究開発につきましては、高い関心を持っておられるということでございまして、事務方を支えます我々といたしましても、気持ちを引き締めて仕事に邁進していきたいと考えている次第でございます。

 さて、本日は皆様のご意見を踏まえてまとめました、平成27年度及び第3期中期目標期間の業務実績評価書案につきまして、ご審議いただくこととしております。委員の皆様におかれましては、今後の国立環境研究所の業務運営を見据えつつ、活発にご議論いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 簡単ではございますが、開会の挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。

【太田環境研究技術室長】 それでは続きまして、議事次第に従いまして、配付資料の確認をさせていただきます。

 上から順番に議事次第、座席表、それから「本日の審議事項」という一枚紙、その下に資料1-1から3まで、本日の会議資料を配付させていただいております。

 さらに、参考資料の1番から20番につきましては、お手元の青色のバインダーにとじて配付させていただいております。

 それから、机の右上でございますけれども、前回第5回審議会の会議録と、それから国立環境研究所の平成27年度及び第3期の業務実績等報告書の冊子一式、これは前回お配りしているものでございますが、ご参考に置かせていただいております。

 なお、会議録につきましては、委員の先生方には事前にお送りし、ご確認をお願いしているところではございますが、お気づきの点がございましたら、今月中に事務局までご連絡いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 資料に過不足等がございましたら、事務局までお申しつけくださいませ。よろしゅうございますでしょうか。

(なし)

【太田環境研究技術室長】 それでは、ここからは、座って説明させていただきます。本日の審議事項と審議の進め方につきまして、お手元の「本日の審議事項」という資料を用いまして、ご説明いたします。

 本日の審議事項ですが、前回第5回の審議会に引き続き、平成27年度の年度評価と第3期の期間評価につきまして、ご審議いただくこととしております。

 裏面に参りまして、その審議の進め方でございますけれども、本日は研究関係の第1の部分と、法人業務運営関係の第2及び第5の二つのパートに分けて進めてまいりたいと考えております。

 各パートにおきましては、前回の審議会及びその後にご提出いただきました委員の皆様のご意見を踏まえまして、環境省の評定の修正を行ったところ、評価のポイントの書き振りを修正したところを中心にご説明し、ご審議いただく予定でございます。

 また、本日の審議会の後のスケジュールでございますけれども、この資料の点線の下に書いてございますけれども、8月26日頃を目途に、本日のご意見を踏まえて修正した、評価書の最終案を審議会委員の先生方に送付する予定でございます。そして今月末の31日までに総務省の独立行政法人評価制度委員会へ評価書の提出をする予定でございます。

 本日の審議事項及び進め方につきましては、以上でございます。何かご質問等はございますでしょうか。

(なし)

【太田環境研究技術室長】 それでは、これ以降の進行につきましては、花木会長にお願いしたいと思います。花木会長、よろしくお願いいたします。

【花木会長】 皆さん、こんにちは。花木でございます。本日もお忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。約1カ月前、皆さんに、この評価の内容について最初から最後まで通して議論いただいたわけであります。

 先ほど、本日の審議事項という紙を使いながら説明がございましたが、ちょっと私なりの復習をしてみたいと思います。私ども、この審議会として、何をやらなければいけないか、どこに集中しなきゃいけないかということに絞って、ちょっと申し上げます。この審議会の役割は、環境大臣に助言をするということ、になっております。そして環境大臣、実際には環境省ですが、環境省が最終的に責任を持って、今皆さんのお手元にある資料1-1、1-2のような評価書を作成するということであります。

 それはどういうことを言いたいかといいますと、この資料1-1、1-2の最終的な「てにをは」の部分は、この審議会で責任を持つというよりも、環境省のほうで仕上げていただくとです。また、資料1-1、資料1-2のこの書式については総務省で決められたものですから、この構成を変えろとか、そういうことは議論の対象ではないということであります。

 ということで、ぜひこの審議会では、実質的な内容のところに絞って議論いただきたいということでございます。その内容につきましても、前回幾つか意見がありまして、それによって当初の案を変更する、あるいは変更しない、そういった若干の変更、検討がございましたので、そこを説明いただいて、そしてそれについてご意見をお伺いした後で、最初から最後まで通して伺うと。

 実際の審議はこの細かい字のいっぱいあるやつではなくて、前回の議論で使ったような要点を書いた、いわゆるパワーポイントで書いたようなもの、それで議論していただきまして、実質的な議論をするほうが有効であるというふうに考えております。というのは、長いのを一字一字読んでいても、なかなか内容が絞れないということもありますので、要点を絞って議論したいということでございます。

 そういう方針で進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。皆様も一カ月前に議論したばかりなので、大体どういう議論だったかというのをすぐに思い出していただけるかと思います。

 それでは、早速ですけれども、第1の議題です。平成27年度及び第3期中期目標期間に係る業務実績評価書案について、議論をさせていただきます。先ほど既に申し上げましたが、二つの評価書をつくります。一つは27年度、単年度のもの。もう一つは27年度だけではなくて、第3期中期目標期間全部を通じたものということでございます。第3期の中期目標期間の中に27年度も含むわけですが、その前の26、25も、その辺りも含めた議論になっているという、ここはおさらいでございますが、改めて申し上げたいと思います。

 それでは先ほどご説明があったように、いわゆる研究の部分と運営の部分とに分けて議論するということですので、まず、研究の部分につきまして説明いただいて、皆さんの意見をいただくと。その辺りは進めやすいやり方でやってください。お願いします。

【太田環境研究技術室長】 それでは、まず本日配付させていただきました資料について、私からご説明させていただきます。本日お配りした資料のうち、資料1-1と1-2が、これが最終的に評価書として取りまとめ、提出し、公表するものになります。

 評価書の構成につきましては、総務省の様式に従ったものでございまして、少し概略を説明させていただきますと、資料1-1の27年度のほうでご説明させていただきますが、表紙の次に目次がございまして、大きな構成といたしまして、「総合評定」、1ページ目、すみません。実際は2ページ目から始まります。そして、「項目別評定総括表」、それから、「項目別評定」と、こういった構成になっております。

 具体的なところで申しますと、項目別評定のところは、5ページから作成することになっておりまして、最初に1としまして基本情報、それから2としまして「主要な経年データ」、それから6ページにまいりまして、3として「中期目標、中期計画、年度計画、主な評価軸、業務実績等、年度評価に係る自己評価」、そして本来であれば、ここに「及び主務大臣による評価」という言葉をつけ加えるべきなんですが、抜けておりまして申し訳ございません。

 自己評価までにつきましては、基本的に国立環境研究所の業務実績等報告書をそのまま引用する形になっております。それがずっと続いておりまして、18ページをご覧いただきたいと思います。

 表の真ん中から下のほうに「主務大臣による評価」というところがございます。ここにその項目の評定、右側に【B】と書いてございますが、その評定と、その下の欄に年度評価のポイントというところがございます。これがその評定に至りました考え方をまとめたところでございまして、本日ここの内容につきまして修正した箇所等を中心にご審議いただくことになります。

 そして、19ページになりますが、「4.その他の参考情報」というところでございます。ここにこの審議会の先生方からいただいたご意見等の主なものを記載させていただきました。こういった構成となっている評価書でございます。これは基本的に昨年度のものと同様でございますし、資料1-2につきましても、基本的に同様の構成となっているところでございます。

 続きまして、資料1-3につきましてご説明させていただきます。

 資料1-3は、1ページ目がA4の資料、2ページ目以降がA3の資料という形になっております。まずA4の資料ございますが、これは項目別評定の総括表で、年度評価と、中期目標期間の見込評価と実績評価について、各項目ごとに評価が記載されており、赤色の線の枠内は、審議対象である評定案を書かせていただいておるところでございます。

 26年度以降につきましては、通則法が改正になりまして、新しい枠組みの中での評価を行うということとなっておりまして、「国環研」と書いてあるところが国環研の自己評価、「環境省」と書いてあるところが当省の評価でございます。

 本日ご議論いただくところは、この赤い枠で囲ったところ、27年度と期間評価のところでございます。25年度までは基準がA、26年度以降は基準がBということになっておりますので、国環研の自己評価と環境省の評価(案)は同じ評価でございまして、第1の1.(2)の③の「災害と環境に関する研究」の項目が両方ともAとなっている以外は全部B、総合評定につきましてもいずれもBという内容となっております。

 続きまして、2ページ目以降の説明をさせていただきます。ここも基本的な構成といたしましては、1ページ目と同じでございますけれども、ここにつきましては、さらに指標別の評定を加えたものとなっております。例えば、第1の1.(1)②の「(b)国外の研究機関等との連携の状況」という評価指標につきましては、27年度の環境省の案が赤字でC→Bとなっておりますけれども、ここは前回の評価では、国環研より環境省の評価案のほうが悪くCだったんですけれども、ご意見等を踏まえて、修正をした箇所でございます。こういった修正箇所が幾つかございますので、その修正した評価の考え方、根拠等につきまして、ご説明させていただきたいと思っております。

 それから、このページの一番下のところでございますが、一番右端のカラムに緑色のAという文字がございますが、これは国環研の自己評価に比べて環境省の評価がよかったところでございます。

この辺りにつきましても、なぜこういう評価をしたかということにつきまして、説明させていただきたいと思います。

 それから、次、3ページ目に参りまして、ちょっと下のほうになりますが、3の(1)研究成果の提供等の①の「(a)発表論文、誌上発表及び口頭発表の件数」というところの27年度の環境省の評価案が赤字でCとなっているところがございます。ここは国環研の自己評価がBなんですが環境省の評価はCのままでございまして、この評価の違いにつきましても、ご説明させていただければと考えております。

 このような色のついているところ、先生方のご意見を踏まえて修正したところを中心にご説明させていただく予定としております。

 後ほど資料4-1で事務局から1個1個説明させていただければと思っております。

 それから、資料2-1、2-2でございます。これは前回の審議会以降、先生方からご意見をメール等でいただいたものをまとめたものでございまして、資料2-2が27年度、第3期の順番にまとめたものでございまして、そのうち、主なものにつきまして、資料2-1で抽出させていただいております。

 本日のこれからのご説明、それから審議に当たりましては、この資料1-4とそれからこの資料2-1、2つの資料を中心にご説明させていただければと考えていおります。

 それでは、まず研究分野のところにつきまして、資料1-4に基づき、一つずつ説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

【事務局】 それでは、資料1-4と資料2-1を使いまして、説明させていただきます。まず資料2-1をご覧ください。

 こちらは、皆様から前回の審議会の後にいただいた追加意見の中から、ご意見が多かったといいますか、皆様からいろんな見解をいただいた項目について、絞ったものを示してございますので、今日はここに書いてあることを中心にお話させていただきます。

 それでは、まず第1の国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項の1の(1)環境研究の戦略的な推進でございますが、こちら、平成27年度の列を見ていただきますと、評価指標の②の(b)国外の研究機関等との連携状況、こちらについて、私ども環境省のほうで前回C評価をつけていたのですが国環研のB評価に戻すべきというご意見ございましたので、その内容について紹介をさせていただきます。

 資料2-1と資料1-4を交互に見比べていただきたいんですが、27年度の年度評価についての記述は、資料1-4は3ページでございます。表紙を1枚めくってください。

 3ページの話の前に、資料1-4の2ページについてもお話しいたしますと、皆さんのご意見を踏まえまして、②の評価軸の中核的研究機関としての連携機能の(b)国外の研究機関との連携状況の指標ですけれども、27年度評価が前回Cとさせていただいたものを矢印をつけてBに変更してございます。

 同様に、③環境政策立案等への貢献は十分か、の(b)環境施策への主な貢献状況、こちらは第3期の評価で私どもはBとつけていたんですが、先生方のご意見を踏まえ、国環研のA評価に戻すということで、矢印で書かせていただいております。

 次に、3ページ目にまいりますが、3ページ目は枠の中が黄色くなっておりますけれども、先ほど言いました②中核的研究機関としての連携機能のところが、ピンク色の字になっております。取り消し線で消してあるところは、前回の審議会のときに私どもが書いていたコメントで、これに対しまして、矢印から後に今回委員の先生方のご意見を踏まえて新しい説明を記載してございます。

 その下に④研究環境の質の向上のところで、青色の文字になっているところがあるのですが、こちらは事務局のほうで表現を見直したところ、このように青色の文字で書かせていただいております。

 それでは、ご意見をご紹介しながら、それを踏まえてどのように評価のポイントを修正したかというご説明に入りたいと思います。

 まず年度評価の②中核的研究機関としての連携機能のところですが、資料2-1の平成27年度の列を見ていただきますと、②(b)についてのご意見が出ております。赤い字で書いてある下線部のところを、中心に読ませていただきます。

 前回、環境省評価がCになっているが、基準値が同じ第3期の中期内の平均となっていて合理性を欠くので、実態から考えてBでよいと考える、というご意見がございました。

 それから、二国間協定による共同研究数の減少は、実質的な課題に精査して絞った結果であり、外国人研究者の受入数も昨年度とほぼ同等ということで、総合的に判断してB評価が適当と考える、というご意見。

 それから、研究機関の連携は、状況を精査して実質的な数に絞るなど定性的な推進に努めている、ということで、これもBが妥当というご意見をいただいているところでございます。

 これらの意見を踏まえまして、また資料1-4に戻りますけれども、資料1-4の3ページでは、矢印を書きまして、「国外の研究機関等との連携についても国際機関・国際研究プログラムへの参加、二国間協定等の枠組み下での共同研究(課題を精査)及び海外からの研究者等の受入れにより、適切に推進。」と書かせていただきました。

 それから、資料1-4の4ページですが、こちら第3期の期間評価のポイントでございますけれども、③環境政策等への貢献については、前回議論になったところでございます。これにつきまして、先生方からの追加意見としましては、資料2-1の第3期の列でございますけれども、ご意見をいただいております。

 国環研の業務実績報告書にもあるとおり、IPCC第5次評価報告書の執筆、それから東日本大震災への貢献は著しいものであるということで、A評価が妥当であるというご意見。

 それから、こちらは全体的な話でご意見をいただいているんですけれども、Aをつける場合の説明責任は、第一次的には研究所にある、ということが書いてあるのですが、とにかくA評価をつける場合には、その理由づけをきちんと整理し、明確にする必要があるという、ご意見をいただきましたので、今回それにも留意いたしまして、評価のポイントを書かせていただきました。

 ということで、資料1-4に戻りますけれども、こちらの環境政策等への貢献につきましては、ピンクの文字ところですけれども、矢印の後に、「温暖化対策から化学物質リスク評価までさまざまな分野での貢献のほか、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書執筆などの国際的な貢献、東日本大震災後に立ち上げた災害環境研究による除染や汚染廃棄物の処理等に係る政策貢献などを着実に実施。」という実績を踏まえて評価するということで、書き振りを改めております。

 次に、また資料2-1に戻りますが、1(2)①環境研究の柱となる研究分野のところでございます。こちらは、評価を変えたということではありませんが、平成27年度の論文発表のところで、査読なしの誌上発表と国内の口頭発表について、国環研も環境省もC評価をつけたところですけれども、そのところについてのご意見を幾つかいただいております。

 ①環境問題の解明・解決に資する科学的、学術的な貢献が大きいかというところでございますが、相対被引用度が進んでいることは評価できるが、誌上発表並びに国内口頭発表にも力を入れていただく工夫が必要であります。というご意見。

 それから、研究発表件数が前年度に比べて、減少傾向となった理由を解明して、可能な対策を講ずることを望む。というご意見。

 それから、「基準値」とされる第2期中期目標期間中の平均値より低いのでC評価とされるのも致し方ないと考えるが、期間の取りまとめを行う最終年度の発表数が、減少傾向を示すことはある意味避けがたいことであるし、そもそも発表数というのは、年々変動の大きいものであることも考慮すべきである、というご意見をいただいております。

 以上のご意見を踏まえまして、評価は変えていないのですけれども、評価のポイントの書き振りをちょっと変えております。資料1-4の6ページを見ていただきますと、①科学的、学術的貢献のところに四つのポイントがあるんですけれども、四つ目のところに前回、基準値がないためというふうに書いていたんですけれども、ちょっとこういう表記はよろしくないということで、「相応の成果と認められるため…」という表記に改めております。

 それから、その一つ上の「査読あり」については、相対被引用度を考慮し「B」。それ以外は「C」ということで、評価は変えていないのですが、(国環研と同じ整理。)という括弧書きについては消させていただきました。

 次は、こちらも評価について、いろいろ議論があったところですが、1の(2)の③災害と環境に関する研究の項目でございます。資料1-4ですと、10ページと11ページです。

 まず平成27年度ですが、こちらについては特に評価は変わっておりませんし、先生方のご意見も、極めてすぐれた成果を上げている、Aが妥当ということで、高い評価のコメントをいただいております。資料1-4も、記載をちょっと訂正しておりますけれども、赤い字で修正したところはございません。

 次に第3期の期間評価のところでございますけれども、まず①災害環境研究の総合的な取組という評価軸の(c)被災地と連携した取組の実施状況、のところでございます。これは、国環研がBをつけていたのですけれども、環境省がAとさせていただいたということで、これについてご意見をいただいております。

 被災地との連携の取組をA評価とした環境省を(案)を支持するというご意見ですとか、また、先ほどと同じように、福島のAにした部分については、十分な理由を提示できるようにしておく必要がある、というご意見をいただきました。資料1-4の11ページでは、緑色の文字のところですけれども、①の三つ目の被災地との連携のところを書き替えまして、新地町の復興まちづくりでの高い連携支援実績をはじめ、第3期全体を通しての取組を高く評価し「A」といたしました。

 また、下のほうを見ていただきますと、鍵括弧で総合評価「A」の判断根拠となる第3期中期目標期間における主な貢献事例というのがありますが、この下から三つ目のところに緑色で、新地町環境未来都市計画や第5次新地町総合計画(後期基本計画)の策定への貢献、と書かせていただきました。これは実際に新地町のホームページを見ていただきますと、このような計画が載っておりまして、さらに環境未来都市計画のところでは、体制図の中で新地町と国立環境研究所が協力、連携することがはっきり明記されています。そういう意味では高い連携支援実績というのが十分示されているのではないかと考えております。

 それから、評価軸の③科学的、学術的な貢献というところでございます。査読付きの誌上発表と、国外の口頭発表について、環境省はBをつけていたんですが、これは国環研の評価のAにすべきであるということで、ご意見をいただきました。資料2-1のところでも、ご意見を紹介させていただきますと、災害後にすぐに成果が出ないことを考えると、基準がないという理由は不適切、最近3年間で非常に成果が増えていることから、Aで適切と考える、というご意見。

 それから、基準値がないということで環境省(案)はBであるが、期間内の増加傾向は明らかである、というご意見。それから、その下のほうにいきますと、東日本大震災直後から復旧・復興に貢献すべく、精力的に研究を展開しており、今後のさらなる貢献が期待される、というご意見ですとか、期間全体を通じて極めて優れた成果を挙げているということで、A評価が適切ではないかというご意見が多かったので、コメントもを訂正させていただいております。

 資料1-4の11ページの真ん中の赤い字のところでございます。矢印の後に、震災後着手した新たな研究テーマであるにもかかわらず、毎年度積極的に成果発表を行っており、査読付き論文数や国外での口頭発表数についても、年度により増減はあるものの概ね増加傾向にあることを考慮し「A」と評価、と書き直しております。

 災害研究のところは以上でございます。

 次に、第1の2環境情報の収集、整理及び提供に関する業務、すみません資料2-1の2ページ目の下のほうでございます。こちらにつきましては、平成27年度評価も第3期期間評価もご意見をいただいております。まず、27年度の評価軸②の(b)地理情報システム、環境GISの活用のところでございますけれども、環境省の評価はBにしていたんですけれども、これは国環研の評価のAに戻すべきであるということを前回も言われておりましたこちらについて追記意見を紹介します。

 GISのコンテンツは増えており、評価が難しいという理由は当たらない。それから、大気汚染予測システムの予測期間延長、予測範囲拡大は顕著な実績であるというご意見。全体的な評価といたしまして、「環境展望台」のメタデータやGISを活用した情報の提供など、新たな機能を提供している、ということが評価できるというご意見。それから、研究成果の提供については標準的レベルの成果を出している、というご意見をいただいております。

 これにつきまして、資料1-4の17ページの上のほう、27年度の年度評価のポイントの②③のところですけれども、「環境GIS(地理情報システム)」は、省主導の「PM2.5に関する総合的な取組」の一環として、平成26年度より3年計画で大気汚染予測システムの高度化を進めることとしており、利便性の向上のため、予測期間の延長(2日間→3日間)や詳細予測範囲の拡大などの改修を実施。利用者ニーズの把握と的確な対応を評価。と改めさせていただきました。

 第3期の期間評価でございますが、ご意見のご紹介から入らせていただきますと、資料2-1の2ページ目です。②(b)については、GISのコンテンツは増えており、評価が難しいという理由は当たらない、それから、アンケートを通じた利用者の改善要求にも応える形で機能改善がなされており高く評価する、というご意見をいただいております。

 こちらの意見を踏まえまして、資料1-4の17ページの期間評価のポイントの②③のところについては、「環境GIS(地理情報システム)」は、大気汚染予測システムの高度化のほか、Web上のアンケートの要望等を踏まえた機能追加・改修、PM2.5の測定結果の追加やアクセス急増に対応するためのサーバ増強等を迅速に実施、利用者ニーズの把握と的確な対応を評価、と改めております。

 それ以外にも全体的な評価として、メタデータについては、第3期中期計画の目標および各年度の目標を大きく超えて達成しており、わかりやすい方法での情報の提供を継続して行っていることは、大いに評価できる、そういうご意見もいただいております。

 第1の2の環境情報の項目については以上でございます。

 次は、3の(1)研究成果の提供等、資料2-1の3ページ目の頭のところでございます。こちらにつきましては、27年度の年度評価のところで、発表論文や誌上発表件数などが下がっていることについて、環境省はC、国環研はBという評価だったんですが、前回のご議論ではCのままでよいでしょうということで、そうは言いつつもと、追加のご意見をいただいているので、ご紹介します。

 「誌上発表数が期間内最低値で、前期の中期目標期間の平均値を下回っているのでC評価も致し方ないと考える。ただし、論文数は年々変動が大きく、また数だけが増えればよいというものでもない。相対被引用度のような質の評価も考慮されるべきであろう。ただし、引用数は10年の積分値であるので、年度毎の評価には不向きである。」というご意見をいただいております。

 その下に、今年度の発表論文数の目標達成率が低かったことは、種々の理由があったと思われるが、次年度の改善に期待する、というご意見をいただいております。

 このようなご意見を踏まえまして資料1-4の19ページでは、評価は変えていないんですけれども、評価のポイントを変えております。

 19ページの年度評価のポイントの①のところでございますが、最初に、発表件数は、いずれも基準値を下回っている、という言い方にしました。

 それから、三つ目のポイントですけれども、相対被引用度に触れて、平成17年度から26年度までの国環研の論文全体に対する相対被引用度の平均値1.37からは、世界標準を上回る論文の質の高さが維持されていることが伺える、という表記修正いたしました。

 その下の②③、マスメディアやインターネットを通じた研究成果等の普及のところですけれども、その下の期間評価のポイントも同じく②③のところについて、プレスリリースの表記を変えております。これは前回の審議会の中で、「ここは研究成果の提供という評価項目で、プレスリリースにつきましても、研究成果に特化したプレスリリースについて、ちゃんと見ていくべきではないか。」というご意見が出ましたので、業務実績報告書に載っている研究成果に関するプレスリリースの件数を踏まえ、数字を置き替えております。

 27年度の②③ですが、「プレスリリース(研究成果に関するプレスリリースにおいて、目標の67%増で「A」)」と書き直しております。

 また、その下の期間評価のほうも、「プレスリリース(研究成果に関するプレスリリースにおいて、第3期の平均値が基準値の33%増で「A」)」と書き直しております。

 第1の説明はここまででございます。

【花木会長】 ありがとうございました。いわゆる研究部分について、ご説明をいただきました。前回からの変更点、それは文章の表現も含めて変更点を中心にご説明いただきましたが、今ご説明の途中で皆様ほかの項目も恐らくちらちらとご覧いただきながら、お聞きいただいたと思います。ここから質疑応答といいますか、議論に進みたいと思いますが、いかがでございましょうか。

 とりわけ、この審議会で気をつけなければいけないと思っているのは、前回の環境省の案よりも評価が上がったもの、CからB、あるいはBからAになったもの。それにつきまして、先ほどその根拠についても議論いただき、もちろんこの審議会で評価を上げるのが適切だということで前回ご意見をいただいたわけですが、改めて根拠も含めてこういうのをお出しいただいて、それが妥当かどうかという辺りも含めてご意見をいただければと思います。いかがでしょうか。

【高橋委員】 今日ご説明いただいた、この資料1-4の文言というのが、結局この評価書の、例えば審議会の意見等というようなところに入るという理解でよろしいんでしょうか。

【事務局】 主務大臣の評価のところに入ってくるということです。

【高橋委員】 わかりました。ちょっとぱっと見ると、少し資料1-1と齟齬のある文章があったので、こっちの文書については現在は特に言わずに、資料1-4だけでやればいい。そういう理解でいいんですね。

【事務局】 はい。

【高橋委員】 はい、わかりました。

【花木会長】 でも、それは具体的に今、相違があるところはおっしゃっていただいたほうが……

【高橋委員】 例えば、19ページの……。

【花木会長】 どちらですか、27年度?

【高橋委員】 27年度ですね。27年度の19ページに、審議会の意見ですけれども、「減少したとされる二国間協定による共同研究数の関係が必ずしも明らかでないが」というような話がありますけれども、これは精査した結果ということだと思いますので、文章としては多分直すべき内容なんだろうと思いますが、資料1-4では修正されていますので、こちらは特に意見を申し上げなくてもよろしい……。

【花木会長】 それは資料1-4だと何ページになるんですか。

【高橋委員】 これは、最初のほうでした。3ページでしょうか。多分、

【事務局】 申し訳ございません。資料1-1の19ページで見ていただいているのは、「審議会の意見等」となっておりまして、ここは資料2-1の委員の皆様からいただいた意見を載せておりまして、今おっしゃっている二国間協定のところですと、資料2-1の1ページ目の27年度の②(b)の二つ目の意見のところでございます。

【花木会長】 資料1-1の評価書で言うと18ページの、左の下3分の1ぐらいから始まっているところが重要で、ここが先ほど主に説明いただいたところです。その後に、「その他参考情報」と、こういう意見もあったよというぐらいにこれは書いてあるという、そういう二段構えになっているわけですね。

【事務局】 はい、そうです。資料1-4のコメントは、主務大臣による評価の「評定」の下の欄のところに、同じものが入っておりまして、その後の、「4.その他参考情報」の審議会の意見等については、資料2-1の皆様のご意見の中から、抜粋させていただいていたものを載せているということでございます。

【高橋委員】 私が気になるのは、「必ずしも明らかではないが」という、これは要するに精査した結果ですよね。

【事務局】 はい、そうです。

【高橋委員】 というか、この文章の意味も少し微妙にわかりにくいところがありますけど……。

【木本委員】 これは私の書いた意見です。それで、ここにそのまま載るとはあまり想像していなかったので、思ったとおり書いたのですが、要するに、環境省案がCだったのを、もとの国環研案に戻したいと思って、資料を見たら、ここにこういう数字が書いてあったので、これはその証拠になるのではないかと思ったのだけれども、その数字が別のところに書いてあることとどういう関係にあるのかわからなかったので、正直にわからないと書いたのです。ですから、そこの事実関係がはっきりすれば、この「必ずしも明らかでないが」というのは必要ありませんので、とっていただければよろしいです。

【事務局】 はい、承知しました。

【花木会長】 その他の参考情報というところはちょっと要注意で、それぞれ委員の方がその場で感じたことを書いておられるような面もあり、一方で議論しているのはこの評定のところなので、その他参考情報のところについては、もう一度表記が妥当かどうかというのをチェックする必要があるかもしれません。

いかがでしょうか。

【木本委員】 資料2-1で言いますと、A4の縦長、3ページ目の右の27年度評価の一番上のところです。発表論文、誌上発表及び口頭発表の件数で、数が少なかったのでCで仕方がないのではないかというお話があったところですが、ここに赤い字で、私の意見が書いてありまして、年々変動が大きいんだけれども、Cも致し方ないと書いてあるのだけど、その後は、自分でも覚えていないのです。「相対被引用度のような質の評価も考慮されるべきであろう」と書いた、そのすぐ後ろで、「年度ごとの評価には、引用数というのは積分値だからあまり妥当でない。」と、そう思ったからそのように書いたのですが、環境省さんの資料1-4の19ページ目には、被引用度のことが赤字で新たに書かれているのです。私の意図は、たしか年度評価のときには被引用度みたいな長い期間の積分値のものは、あまり根拠として使わないほうがいいのではなかろうかなという意図であったような気がするのですけれど。

【花木会長】 そうですよね。被引用度というのは、確かにいい指標だけれども、こうやって短期を見るのはよくないと。古い論文は引用度が高くなる。

【木本委員】 もしお使いになりたいのであれば、期間評価のところなどに移していただいたほうがいいのではないかと思います。

【花木会長】 今、ご指摘の相対被引用度の1.37というのは、資料2-1のところにはこれは出てこないんですね。委員からの意見ではないと。1.37、これは何でしたか。環境研が書いた数字……。

【事務局】 業務実績報告書上に出てくる数字でございます。

【花木会長】 この業務実績報告書は、すみません、前のを忘れてしまったのだけれど、1.00標準として、それで相対化して計算しておられたのでしたか。どうやって出しておられたのですか。

【原澤国立環境研究所理事】 世界全体を平均した場合に、それに比べてポイントが1.37で、世界標準を超えていると、いうことです。

【花木会長】 世界全体というのはどういうことですか。世界全体というのは、全てのものですか。古い論文も含めて。

【原澤国立環境研究所理事】 全てです。古い論文も年度は切って。ウェブオブサイエンスという論文のデータベースがありまして、そこの中で計算しているので、一応世界の平均値が出てきます。

【花木会長】 いやいや、その世界というのが議論ではなくて、年度は同じ年度で比べているのですか。

【原澤国立環境研究所理事】 同じ年度で比べています。

【花木会長】 そこは調整しているということですね。

【原澤国立環境研究所理事】 27年度という単年度でその値を使うということはちょっと難しいというのは、木本先生のおっしゃるとおりでございます。年度評価については、ちょっと工夫していきたいと思います。

【木本委員】 同じことを繰り返して言うのですけれど、ここには標準が1.00だと書いてないですけれども、1.37って、これも言ってみれば、大幅に上回っていると言ってもおかしくないような数値なので、せっかくですから、期間評価のところでこの数値を挙げてお使いになったらよろしいのではないでしょうか。

【花木会長】 具体的には、27年度の評価書ではなくて、第3期の期間評価の評価書に書くほうが適切だということになりますかね。

【木本委員】 私はそう思います。

【花木会長】 いかがですか。

【事務局】 はい。承知いたしました。

【花木会長】 基本的には変わらないんですが、根拠として書くのなら、単年度ではなくて、この期間を通じたもののほうがふさわしいだろうと。恐らく、国環研で計算されたのも、単年度ではなくて、ウエブオブサイエンスで数年間の累積で期間を限ってやっておられるので、期間評価のほうがふさわしいだろうと。そんな大きい変更ではありませんね。

【事務局】 はい。ありがとうございます。

【大久保委員】 期間評価の、先ほどご説明があった環境省評価で、国環研の評価よりも上げている2ページ目の「被災地と連携した取組みの実施状況」のところですが、この災害と環境に関する研究は、学術的な貢献について、BをAにすることは全く妥当で、極めて顕著な成果が認められるといっていいと思いますけれども、被災地と連携した取り組みの実施状況のところは、基本的に定性的な記述しかないわけです。定量的な指標であれば120%以上に相当するものといわないといけない。

ここは定性的なので大変難しいのですが、一般的に政策評価ですと、定性的なものを目標と比べて、ほかに比べるものがないときには、例えば同規模・同程度のところがどういうふうにやっているか比べたり、あるいは同規模・同程度のものがなければ、その他のもので、より小さな資源でより大きな効果を上げているところがないかとか、そういう形で見る場合が多いのです。

前回も申し上げましたけれども、取り組み状況がこの間、進んでいるというのは確かだと思いますし、国環研として初めての取り組みで、その中でとても頑張られているということは大変よく理解できるのです。しかしながら、今、最初に申し上げたような意味におきまして、どう説明するかということとの関係で言うと、被災地と連携した取り組みについては、大学や研究者の中にもほとんど自分の自費という場合も含めて毎週のように通って、復興計画に実質的なコミットメントをしているとか、あるいはNPOの中にも、より少ない資源で、地元に拠点を置いた取り組みを行っているところもあるわけで、そういうところとその規模あるいは資源の投資の仕方からみた場合に、Bであることは全く疑いがないとしても、Aと言えるだけの根拠が、先ほどのところに書いてあるのだろうかと。新地町の計画にコミットしたというだけですと、正直、よそにもいっぱい例があるかもしれないと思います。今までそういう取り組みをやってきている人たちから見て、どう見えるのかなということを考えたときに、この説明で十分かどうか。私自身はあまり自信がない部分でもあるので、この点はほかの先生方のご意見をもうちょっと伺えればと思います。

ほかの先生方がこれで十分な記述だとおっしゃられるのであれば、あえてこだわらないですけれども、この間、私自身も通ってきた場所とか、あるいは研究者、NPOの方々とおつき合いをしてきた中で、定量的に言えば目標を120%上回るというだけの定性的な成果があることの根拠は大丈夫かなと、やや気になるんですが。

【花木会長】 今のは、本文の資料1-2ですよね。第3期中期目標の期間実績評価書(案)、これの何ページですか、35ページの……。

【大久保委員】 35ページ付近ですけれども、先ほどのご説明で言うと、資料1-4の11ページで、Aにした根拠としてこういうふうに緑いろの文言でつけ加えましたとおっしゃった部分ですけれど、これで本当に十分だろうかという、そういう趣旨の発言です。

【花木会長】 それが、緑の部分も含めて、資料1-2の評価書(案)だと何ページのどこに入ってくるんですか。

【大久保委員】 これがよくわからないのです。それも説明していただいたほうがいいかと思いますけれども、資料1-2だと37ページの被災地と連携した取組の実施状況がまず書いてあって、総合評価のところは38ページになると思うのです。これ、特出しで一つの独立した項目になっているのですけれども、目標との関係で言うと、そこまで独立した形での目標づけが、もともとなされていたのかどうかもよくわからないので、難しいところだと思いますけれど。

【花木会長】 今のは39ページの右側のAとした根拠のところですよね。

【大久保委員】 そうです。すみません。38ページから始まって39ページです。

【花木会長】 なぜ、ここだけ二段組になっているのですか。これはそもそもそういう形式なのですか。

【事務局】 はい、ご説明します。先ほど平成27年度の評価書の様式の説明はしたのですけれども、この第3期の期間評価書の様式につきましては、大臣評価のコメントを書く欄が、見込み評価と今回の期間実績評価を並べて記載するようにと、右と左に欄が分かれてございますこれも総務省の指示でございまして、今回の期間評価のコメントは右側の欄に全て記載されているということになります。

【花木会長】 右側の欄の、39ページのAの判断根拠というのは、まさにこの資料1-4のそのものがスポッと入っているわけですが、今のご議論は、これだけだと、説得性が少ないのではないかと、そういうことですね。実際にもとの説明を見ると、新地町以外にもいろいろ書いてあるのだけれど、そういう実績も書いたほうがいいのではないかということ……。

【大久保委員】 そうですね。結局、目標期間のいろいろなものを総合して判断するということになっているので、ここに書いてあることだけだと必ずしも被災地と連携した取組の実施状況だけの話ではないのですよね。ここの様式がそうなっていることの問題でもあるのですが、結構目立つことは目立ちますよね。地域と連携した取組がもともとの設定目標よりも高いということを言えてなくてはいけないので。例えば、総合計画の策定にも貢献しましたという記述は、もともとはどこまでやるつもりだったのかということになります。連携した取組をもともとやるつもりだったら、計画に審議会などに入ってコミットメントするということは、もともと想定されていたかもしれないわけで、目標との関係でどれくらいきちんと説明しているかというのが、私はあまり自信が持てない部分ですけれど。

【花木会長】 今の39ページの右下のところだと、地域との関連があるのはどれかというと、福島県再生可能エネルギー推進ビジョンと新地町ですね。あとは技術的なことだから、特に地域の人との交流というよりは、専ら技術的なもの。この二つで、120%相当と言えるかどうかと、そのあたりですが、皆さん、ご意見ありますでしょうか。

【木本委員】 皆さんというか、環境省のご意見はどうなんでしょうか。

【事務局】 災害環境研究というのは、環境の回復のための研究、環境を創造するための研究、未来の災害に備えた研究という、この三つの柱に大きく分かれているのですが、この新地町の復興まちづくりというのは、その中でも環境創造のためのメインの研究ということで、国環研としても力を入れてやってきていると伺っております。環境省からも予算を出してやっていただいている研究でもあります。確かに大久保委員のおっしゃったように、そもそもの目標がどこまでだったのだというところは、確かにあるかとは思うのですけれども、新地町と平成25年に連携協定を結んで、ずっとかかわってやってきているということで、24年度からの取組の成果としては大きいものがあると考えております。定性的な指標ですので、明らか数値であらわせる成果がないことは、説明しにくい取組の実績を高く評価させてもらっております。

【太田環境研究技術室長】 ちょっと補足させていただきます新地町の取り組みですけれども、これは、海側のまちの復興に向けてのいろいろな取り組みの一つのモデルととらえており、国環研が自治体の復興計画づくりにここまで入り込んで取り組んできたことは、今後の沿岸地域全体の復興に向けて非常に大きな成果ではないのかということで、少し高く評価させていただいたところでございます。

【木本委員】 非常に大きな成果ということの証拠は何ですかとお聞きになっているのです。国環研からサポートのご意見はないのですか。

【住国立環境研究所理事長】 新地町に関して言うと、一つは、まず行政との具体的なリンクの中に入り込んでいったということと、それから基本的にエネルギーの基地ができますので、それを使ったまちづくりを新しく提案したのと、あとは国環研が軸になってホテル業者や工場を引っ張ってくるとか、そういうことをやっている。要するに次につながる具体的なまちづくりを提案して、いろいろ調整して現実的な形になるように最後まで持っていこうとしているので、それは非常に大事なことだと思います。ほかのところもそれぞれいろいろやられていると思いますが、国環研としては継続的にかかわっている、ということです。

もう一つは、いわゆる情報端末を配りまして、地方都市というか農村地帯の中でエネルギーの見える化をし、新しい試みなどをやっていますので、それはそれでよくやっていると思います。一つの具体的なまちづくり、地域開発、復興の中で将来を見据えていこうという形では、よくやっていると思います。

【木本委員】 意見ですが、Aをつけるのに一々証拠を挙げなくちゃいかんのかという気が少しいたします。大久保先生の意図はわかるのですけれども、必ずしも数字ではかれないものもあるし、一々目標を立ててから研究するかということもありますので。私は、環境省も予算を出して、それに十分見合うだけの成果が上がったと感じておられるから、Aをおつけになったのでしょうから、ここはいわゆるエキスパートジャッジメントというか、別に入学試験ではありませんので、Bをつけたから落ちるとか、Aをつけたから受かるとかという話でもないと思いますのでこのままでよいかと思います。また、NPOと独法を比べるのかというお話にもなりますし、必ずしも数字ではかれない、必ずしもほかの活動と比較できるとは限らないと思いますので、私個人はAでよろしいのではないかと思います。

【沖委員】 私も伺っておりまして、もしこのグリーンのところがなければ、少し心配はあったかもしれませんが、今おっしゃったように、モデル地区というものをつくって、国環研がそこに入ってやっていかれるということは、周りにとって非常に大きな影響を与えていると私は判断しておりますので、Aとしてしっかりと、定量でなくても定性でいける大きな部分ではないかというふうに評価しております。

【大久保委員】 私は若干意見が違うのですけれども、基本的にこの仕組み自体がはっきり理由を示さなければ、普通にBという、そういう仕組みになっているので、やはりA以上をつける場合には、きちんと理由を書かなければいけないと思います。

定量的なものと比べて定性的なものは難しいということは、そのとおりで、ただ、私は、今まで定性的なものをどうはかるかという指標の問題を取り扱ってきたので、その観点から言うと、やはり同規模・同程度のものがないときには、ほかに何と比べるかということを考えなければいけないわけで、それは再度申し上げておきたいと思います。

その場合に、NPOと比べるのかという話がありましたが、多様な主体がコミットメントしている中に、他の学術団体も入っているわけですし、先ほど他の大学、研究者ということも挙げたと思うのですけれども、それも一つの例でしょうし、それからNPOというのももう一つの例でしょう。恐らく評価を出した場合には、比較する人は必ずそういうものと比較します。比較されるということを、まず認識した上で、どういう評価をするのかを考えたほうがいいということは、私のはっきりした意見です。

その上で、私自身、ここに書いているものだけでAなのかBなのか、正直よくわかりません。環境省で予算を出したのと見合っていれば、それはBになってしまうと思うのですが、予算を出した以上の成果が上がっているということをおっしゃられるのであれば、そこが説明できればいいと思います。

それで、仮にAとつけるのだとすると、お伺いした中では、定性的なことで言うと、協定を結ぶというのは、意外に簡単なようで難しい。協定に基づいて、というところを、どこかに入れてほしい。

それから、計画の策定だけだと、正直、今、いろんなところが策定に関与していると思うのですが、住先生のお話で、策定の後の実施の面のサポートにも非常に力を入れて、いろいろな方々との調整もやっておられるということですので、計画策定と継続的な実施体制への関与を入れるということは、不可欠ではないかと思います。

それから、「新地町環境未来都市計画の」というところは、モデル地区としてのとか、あるいは、波及効果のある貢献とか、そういう言葉を入れたほうがいいのではないかと思います。

【花木会長】 指摘が二つあって、一つは、今ここに書いてある記述を、若干補うと。一方では、ここは本当にA相当ですかと聞かれたときに、その説明責任がありますから、評価の根拠についての情報を十分に持っている。あるいはそういう背景があるかというのをここで確認していくということだと思うのです。

背景については、先ほどご説明があったとおり、恐らくAとして説明できるだろうと私どもは思うわけです。そうすると、この説明のところで、これはモデル地区でほかにも展開できるんだということと、協定も結んで実際に実施のところまで考えているんだよということについて若干言葉を補うと。言葉を補って、評価Aということで、いかがでしょう。

(異議なし)

【花木会長】 あと、いかがでしょう。パート2に進んでよろしいでしょうか、運営のほうに。

それでは、運営のほうをお願いします。

【事務局】 それでは、第2と第5の説明に入らせていただきます。

それでは、資料2-1の3ページの真ん中あたりの第2業務運営の効率化に関する事項からでございます。

まず1番目、1.研究所の運営・支援体制の整備というところでございます。

平成27年度の評価のところで、評価軸①(c)広報・アウトリーチの実施に係る体制整備状況という、こちらは、広報委員会と環境情報委員会を統合して体制を見直しましたという実績について、国環研はAと、環境省はBとしまして、環境省のBのままでよいということで、前回の審議が終わっているのですけれども、これについて幾つか追加意見をいただいております。

まず、「体制を見直し、広報委員会と環境情報委員会の統合を実施したことは評価できるが、統合の成果がいかがであったかは、必ずしもはっきりしない。」というご意見。

それから、「広報・アウトリーチの実施に係わる体制整備は十分に評価できる。B妥当」というご意見。

それから、「評価がBとなっていることについては異存はないが、前回環境省の意見として書いていた、「体制見直し後の成果を知りたい」というのはよくわからない。こうした業務運営関係の実施状況が、研究の成果を上げることに貢献したのか、職員の環境改善に貢献したのか、コンプライアンスとして透明度が高くなったのかなどの成果や効果として評価する必要があるのではないか? 中には、実質的にマイナスの効果をもたらしているものもあるのではないか、というチェックをすべきである。」というご意見をいただきました。

資料1-4では、25ページで、年度評価のポイントの①の三つ目のポツの項目です。広報・アウトリーチ活動のところですけれども、前回のコメントは消しておりまして、赤い字で矢印の後に、「関係規程や体制の見直しなどを適切に行い、研究所の円滑な運営に努めたため「B」。」と記載しております。

次は、3.財務の効率化でございます。資料2-1ですと、3ページ後段、資料1-4ですと、29ページと30ページです。

こちらにつきましては、評価軸の②自己収入の確保のところで(c)の政府業務委託の獲得額について、環境省はBとつけておりましたが、これはAにするべきではないかと、前回の審議会でご意見をいただきました。今回も27年度と第3期の両方に追加意見をいただいております。

まず、27年度からご紹介しますと、「競争的な外部資金の獲得額が低くなったが、政策貢献度の高い研究業務と競争的資金獲得はバランスよく実施していただきたい。」というご意見。

それから、「環境省(案)では、基準値がないということでB評価だったが、競争資金の大幅な減少を政府業務委託の増加が補って自己収入の安定化をもたらしているので、A評価とするのが妥当である。」というご意見。

それから、先ほども出ておりますけど、A評価にするときは十分な理由を提示できるようにする必要がある、というご意見でございます。

それから第3期の評価への追加意見です。

こちらも、「自己収入全体の獲得額については、ほぼ同額であったので、適切な展開がなされていると考える。」というご意見。

それから、やはり競争的資金の減少を、政府業務委託の増加が補っていて、自己収入としては安定しているのでBである、といったご意見をいただいております。

財務の効率化につきましては、金額で定量的に評価できますので、書き直しをさせていただいております。

資料1-4の29ページの年度評価ですが、②自己収入の確保のところで「競争的資金の獲得額は基準額の71%(「C」)だが、政府からの業務委託の増加(第2期年平均額の55%増)等が競争的資金の減少を補い、自己収入全体の獲得額(3,711百万円)は、第2期年平均額(3,550百万円)を上回ったため、適切と判断。」と修正しました。

30ページの期間評価も同じように②自己収入の確保のポツのところで、「競争的資金の第3期平均獲得額は基準額の76%(「C」)だが、政府からの業務委託の増加(第2期年平均額の39%増)等が競争的資金の減少を補い、自己収入全体の第3期年平均額(3,640百万円)は、第2期年平均額(3,550百万円)を上回ったため、週切と判断。」と書き直しました。

それから、最後になりますけれども、資料2-1の4ページ目の項目ですが、4.効率的な施設運用でございます。資料1-4は32ページをご覧ください。

第3期期間評価の評価軸の②研究施設の効率的な利用が適切に実施されているかということで、スペース利用の効率化について、国環研ではA、環境省はBといたしまして、こちらについてはBでいいだろうというご意見で前回の審議会を終えておりますけれども、追加意見をいただいております。

資料2-1の4ページ、第3期のところでございます。「スペース課金制度によるスペースの有効利用促進について評価はできるが、他組織でも広く行われていると思われ、とくにAとすべきかは不明。」というご意見をいただきました。

それから、「東日本大震災に伴い新たに必要となった災害環境研究のための実施スペースの確保は十分に評価できる。Bが妥当」というご意見もございました。

そこで、資料1-4の32ページの期間評価のところでは、少し詳しく評価のポイントを書いてみました。

期間評価のポイントの②の二つ目のポツでございます。取り消し線が書かれてますが、平成26年度及び平成27年度の年度評価がともにBであったことから「B」というような書き方だったのですが、これを変えまして、各年度の実績を書きました。

スペース再配分の面積、23年度が959㎡、24年度が872㎡、25年度が281㎡、26年度は0㎡、27年度が157㎡、の実績により、東日本大震災後の2年は活発に再配分が実施されたと判断、と書かせていただき、期間評価としてはBといたしました。

業務運営に関しては以上でございます。

【花木会長】 ありがとうございます。

さっきのスペース課金のところは、多分みんな同じような意見なんです。どこでもやっているので、Aというほどでもないだろうということではあったと思います。

いかがでしょうか。

そういたしましては、この後半部分は、今ご提案の方向で修正するということでよろしいでしょうか。

 全体として、先ほどからの議論で少し気になっていたのは、その他の欄の審議会の意見というところに追加意見が書かれているけれど、木本先生がおっしゃったように、自分は評価書に載せてもらうつもりじゃなくて自由に追加意見を書いたんだと。ほかの委員の方にもそういう方がおられるかと思うのですけれども。評価書に審議会の意見を書くというのも、これも総務省のフォーマット……。

【事務局】 はい、そうでございます。

【花木会長】 そこに全員の意見をすべて書かなくてもいいということですかね。

【事務局】 はい。

【花木会長】 ではそれぞれの方に、出された意見を見ていただくほうがよろしいですかね。時間的にはそういう余裕はありますよね。

【事務局】 はい。

【花木会長】 いかがですか。委員の皆様方も、感想的に書いておられるものが意見として評価書に出るのだとしたら、ちょっと意味や趣旨が違うということもあるかと思います。

そういたしましたら、今日いただいた意見をふまえ、この横長のパワーポイント形式(資料1-4)について、若干修正が必要なところがありました。また基本的にA、B、Cと、その評価を変えるという意見は出てこなかったと。これは前回十分に議論したので出てこなかったということですね。そうすると、若干評価のポイントというのを修正していただくと同時に、審議会の意見というところは、改めて審議会の先生方に見ていただいて、恐らく自分が書いたというのは覚えておられると思いますけれども、言葉として意味が通じないとか、いやいや、あえてその他として掲載しなくてもいいと、あるいはこれは書いてほしいというのを照会していただいて、評定の部分の修正あるいは文章の確定と、その他の部分の委員への照会とを同時に進めていただくということでよろしいでしょうか。スケジュール的にもそれは大丈夫そうですか。

【事務局】 はい、大丈夫です。

【事務局】 では、そろそろ資料3の説明に移らせていただきます。

【花木会長】 では、お願いします。

【事務局】 資料3に今後の予定が書いてございますが、今日の審議会が終わりました後、評価書の最終案を委員の皆様へ送付するのは8月26日、来週の金曜日ごろとさせていただいているのですけれども、今おっしゃったように、更に修正をしなければいけない部分もございますので……。

【花木会長】 私が言ったのは、26日に来てから直したのでは、とても間に合わないので、今の段階で、その他の審議会の意見のところについては照会をして、1週間ぐらいしかないですけれども……。

【事務局】 今お配りしている評価書(案)に書かれている審議会の意見のところですね。そこの欄についてのご意見ですとか、その他、先生方がこういうふうに直したいというご意見があれば、それについては23日ぐらいまでにいただきたいと思います……。

【花木会長】 特に私が申し上げたいのは、その他のところは、結構乱暴な言葉遣いになっていたりとか、多分皆さん、自分の感想を書いておられるようなところもあるので、そこはチェックいただいて、本文のところは基本的に見ていただいたので、特にその他を書かれた方は、チェックいただくと。で、23日というとすぐですよね。来週の……。

【事務局】 来週の火曜日になります。

【事務局】 今日、木曜日ですので、すみません……。

【花木会長】 ささっと見てくださいと、そういうペースですね。

【事務局】 はい。

【花木会長】 それを含めて、直していただいて、最終案をそれぞれの方に送るんですけれども、基本的に、環境省のほうで一個一個の文章についての最終的な責任を持つと。ですから、見ていただくのは、今日の議論で重要な表現を、先ほどの福島の新地町のところを加えるとか、そのあたりを中心にざざっと見ていただいて、確定ということで進めればいいかと思うのですけれども、そんなことで大丈夫ですか。

【事務局】 はい。

【花木会長】 こちら側も、特にご自分で書かれた部分についてはチェックいただくということにさせていただきたいと思います。

よろしいですか。そんな進め方で。

【事務局】 はい。

【花木会長】 皆さんもよろしいですか。

【事務局】 もうあまり日にちがなくて申しわけないのですけれども、今の審議会の委員の意見のところについては、23日までにご意見をお願いいたします。

【花木会長】 そこをまず優先的にということですね。

【事務局】 資料3に書いていなくて申しわけないのですが……。

【花木会長】 いやいや、いいですよ。この議論の中で今日出てきたことだから、それは構わないです。

【木本委員】 チェックしなくちゃいかん評価書案のデジタルのやつはもらっているのですよね。

【花木会長】 数日前に送っていいただいたですよね。

【事務局】 すみません、実は、一昨日送ったものは審議会の委員の意見が入っていないものをお送りしてしまいましたので……。

【花木会長】 じゃあ、それは必要ですね。

【事務局】 また、はい、改めて送らせていただきます。

【花木会長】 もう既にあるわけだから、すぐに送っていただくということでよろしいでしょうし。

 今後の進め方はそういうことでありますが、あと、議事の「その他」に行って大丈夫ですか。

【事務局】 すみません、引き続き資料3をざっとご説明します。

 今、お話ししたように、23日までにご意見いただきました後、最終案の送付を8月26日頃までにさせていただきます。そうしまして、省内手続を経ました後、正式な評価書を確定いたしまして、それを国環研と総務省の独立行政法人評価制度委員会のほうに提出いたします。これが8月末日までの予定でございます。

 その後ですけれども、これは総務省の独立行政法人評価制度委員会の予定なのですが、こちらが提出しました環境省の評価書について、独法評価制度委員会の評価部会というところが審査をいたしまして、10月上旬頃に中間報告を出すということでございます。そして、最終的な点検結果につきましては、11月の末に独法評価制度委員会から環境大臣宛てに通知が来るという予定になっております。

 以上でございます。

【花木会長】 我々とすると26日にお送りいただいて、それは本当にもうさっと見る感じですね。1日以内に見なきゃいけない。26日は金曜日でしたか。メールで送っていただけるということですよね。

【事務局】 はい、メールで送らせていただきます。

【花木会長】 それをささっと見て、返事をするのは月曜中くらいにやらないと間に合わないですよね。もし修正点があれば……。

【事務局】 はい、もし何かあれば……。

【花木会長】 もしあればという、それぐらいの感じでございます。基本的には、もう前回、今回と議論をしているので、重要なところは出尽くしていると思いますし、今日もそんなにたくさん変更があったわけでもありませんので大丈夫だと思っておりますが、もう一度最終的にということでお願いしたいと思います。

 あと、よろしいですか。

【事務局】 はい、以上でございます。

【花木会長】 それでは、ほかになければ若干予定より早く終わりましたが、これで閉会とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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