中央環境審議会自然環境部会議事要旨 (第16回)

開催日時

平成24年3月1日(木)13:30~16:30

開催場所

環境省第1会議室

議題

  1. 白山国立公園の公園区域及び公園計画の変更について
  2. 三陸地域の自然公園等を活用した復興の考え方について(とりまとめ)

議事経過

  • 議題(1)の諮問事項について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
  • 議題(2)の諮問事項については、とりまとめ案について議論した結果、部会長預かりとして、委員からの意見を反映した後に、答申することとした。  なお、主要な発言は以下のとおりである。

(1)白山国立公園の公園区域及び公園計画の変更について

委員:外来植物については、具体的にどのような問題が生じているのか。

事務局:外来植物の問題は、昭和50年頃から認識されはじめ、石川県の調査により平成13年以降分布状況が正確に明らかになり始めた。そして、平成22年の環境省の調査では、33種もの外来植物が高山域に定着していることが確認されている。また、研究者によって外来種であるオオバコと在来種ハクサンオオバコが交雑した雑種も現地で確認されている。

これを受けて、環境省や関係機関により、ボランティアによる除去、外来植物の種子を除去するマットの設置、モニタリングなどを進めているところ。

委員:白山国立公園では、避難小屋や木道の老朽化の問題がある一方で、地元団体がそれらを修繕・管理したいのに予算がなかったり、許可がおりないといった状況があると聞いている。今回の拡張を契機にそうした問題の改善が図られるか、また、公園の施設を管理したいという地元団体の活動が活発になるのか。

事務局:避難小屋や木道の整備、改修及び維持管理については、環境省と県で分担して行っているところ。例えば、環境省では昨年夏に避難小屋の建て替えをするとともに、環境省が整備した木道の管理を地元の環白山保護利用管理協会やその所属団体に委託すること等を通じて、地元団体の公園管理への参加を進めています。

委員:越前禅定道線道路(歩道)については、旧来の禅定道が不明確な区間があり、当該区間については暫定的に車道沿いに路線を設定しているとの説明だったが、今後、旧来の禅定道が明確になった場合には公園計画上どのように対応されるのか。

事務局:今後、路線が明確になった場合には、歩道計画もそれにあわせて速やかに変更したい。

(報告)国立・国定公園における地熱発電事業の取り扱いについて

委員:地熱発電は、環境に与える影響が大きいと考える。具体的には、汲み上げた地下水を戻す還元井が詰まって掘り直しを行う必要があること等により、結果的に多くの場所で掘削を行う必要が生じる。現在検討されている傾斜掘削でも同様のことが生じると考えられる。また、地熱発電が可能な場所は地滑り地帯で危険がある場所も多い。これらのことから、地熱発電は慎重に検討する必要がある。

委員:可能な限り再生可能エネルギーを導入すべきという状況の中で、地熱発電についても利用可能なポテンシャルを知ることは重要であると考える。こうした観点から、調査についてどのような取り扱いとなるのか教えて欲しい。

事務局:ご指摘のように、地熱発電では、再ボーリングや土木工事が繰り返される可能性があることは承知しており、それも含めて環境への影響を検討しているところ。

地熱発電のポテンシャル調査に関しては、大規模なボーリング調査の他に、地面に三脚を立てて行う重力調査や、地面に電極を刺して行う地表調査といった軽微なものもあり、これらについてどのように扱うのか検討しているところ。

その扱いについては、軽微な調査であれば特別保護地区も含めて認めるべきとする考え方と、特別保護地区では学術調査でも厳しい制約があることを踏まえれば、どのような調査でも慎重に検討すべきという両方の意見があるところ。

委員:国立公園外で利用されなくなった温泉も数多くあり、また、地震の影響で新たに温泉が湧き始めた場所もあり、これらの地熱資源を活用すべきと考えるが、なぜあえて国立公園内で地熱の調査を進めなければならないのか。

事務局:地熱資源があるのは火山と周辺部で、そうした地域の大半は国立・国定公園に指定されているので、国立・国定公園に焦点があてられてしまう状況となっている。なお、既存の温泉を活用した小規模な施設による地熱発電は、自然への影響も小さいと考えられるので、積極的に進めるべきと考えているところ。

(2)三陸地域の自然公園等を活用した復興の考え方について(とりまとめ)

委員:国立公園を復興公園として一体化する取組は高く評価でき、広域連携の上でも重要である。特に、東北海岸トレイルは重要な戦略だと思う。英国でも通行権を保障されたフットパスのネットワークが発達しており、自然特性にアクセスできるようになっている。

「グリーン復興」の理念については、SATOYAMAイニシアティブとも関係するが、北上川以北の海岸部では、隣の浦との関係より上・下交流の方が強いと言われ、かつての炭焼きが磯根漁業を営んでいる地域である。人と自然がかかわったことによってできた自然に着目し、社会的な仕組みにまで言及されていることを評価する。

部会長:「グリーン復興」は中静委員が提唱されたもので、今回使わせてもらうことになった。感謝申し上げたい。「グリーンエコノミー」と生物多様性との調和という意味でも重要と考えている。

委員:「グリーン復興」については、こういう形で政策として取り上げられることに、関わってきた人達も喜んでいる。さらに補足すると、今回の取組では、宅地開発、大規模開発を進める箇所も出てくるが、アセスが簡略化または行われていないところもあり、土砂流出などが懸念されるので、監視・指導をお願いしたい。

また大規模構造物が造られていくが、他省庁との議論を密にしていただきたい。

委員:部会の役割として、震災による自然環境の変化に対する生物多様性の視点、自然科学的観点からの評価を強調すべき。今は情報がないなら収集を強める必要がある。

「考え方」では、砂浜への言及が少ない。注目すべき砂浜の自然が回復したところがある、例えば名取市では、海→砂丘→後背湿地という自然のシステムが再生し、農地になっていた部分だが、防災面を考慮すると、もう農地としては利用できない場所だと考えている。絶滅危惧種が復活しており貴重な場所。今はデータがないし、認定されていないが、重要性は高い。

空間の変化に対し人側の要請への対応はかなりできてきたが、自然側から見て、より適切な共生のあり方をさぐることが重要。

砂丘の上の松林にしても、再生しつつあって若木・実生が生えてきているところがあるが、すぐに植林してしまうと自然が自らの力で再生しようとしていることを壊してしまうため、人がなすべき助けは何かを見極めるべき。堤防を作る計画が、数少ない貴重な自然を壊すこともある。

人と自然の両面から検討すること、長い目で見て科学的情報に基づいた計画を策定することが重要である。

委員:世界に対して類のない、新しいものをつくるという大フロシキがほしい。10~20~30年先を見て、21世紀の模範となる新しいものをつくる気概を示してほしい。目先のことに偏っているようにも取れるので、今はまだ見えていないものも見ていく必要がある。

エコツーリズムの観点から言うと、北東北は国際的にも価値がある地域と考えていて、外国の人に来てもらいたい。そのためのクサビを打っておく必要がある。世界中の人のための観光地として、看板のデザイン、交通手段、宿泊施設などのインフラを整備していくことが重要である。

その場合、英語、中国語を使って説明できる人を育てることが重要。インタープリターのための留学制度なども検討したい。ガイド養成を通じて、新しい形のエコツーリズムにつなげ、世界に発信できる体制を作ってほしい。

ロングトレイルについては、民間のロングトレイル協議会という組織が2~300km単位のトレイルを作っていて、すでに全国に7ケ所ある。こうした動きと連携できるとよい。

「三陸復興支援体験交流コンソーシアム」という名で、自然体験や自然保護団体33団体が集まり、自治体とも組んで活動を始めている。こうした自然学校などの動きもあることを認識し、ぜひ民間、企業などと協働で進めてほしい。

部会長:国際化は大事で、インフラとして、地方空港の活用を考えたい。

エコツーリズムでは、教える人の質の問題が大きく、国際的な訪問客に対応することは、新産業につながる可能性がある。

委員:よくできている計画だと思う。津波の影響は地域によって違うため、被災地を見るときは細かい線引きが必要。地盤沈下の程度なども違う。

宮古と田老を比較すると、宮古では低い堤防でも壊れなかった。被害の大きくなる引き波を抑えられたためであり、巨大なものでなく、小さいが丈夫な堤防が、防災及び景観上から望ましい。

エコツーリズム、ジオツーリズムについては、これまでなかった頭をつかったツーリズムが必要。きちんと解説し、来た人が考えて楽しむような形のツアーで、リピーター獲得に重要である。

トレイルについては、長い時間をかけ、苦労して歩くトレイルが意外と受け、体験希望者もいる。例えば、4泊5日かかるような形態にも対応できるとよい。

委員:三陸地域は多様な水産業が発達しており、防潮堤を元に戻すだけでない考え方も現地にはある。それは、1年放置することで海の生物多様性が回復し、多様な生物利用が可能になったりするからである。また、この地域は加工業が発達しており、6次産業化を目指す動きもある。

使われていない海域を新たな産業に活かす、という意味で、地域の産業、社会を考えた海洋保護区を考えることも、将来を見据えると大切である。

宮古方式、釜石方式といった地域の自然に合わせたプラットフォームを構築することが、時間はかかるが重要である。

委員:「森・里・川・海のつながり」という語句が多く出てくるが、具体的に何をするのか書かれていない。それを活用したエコツアーなり、保全のための活動なり、内容を書きこむべきである。

人材育成については、復興に次世代がかかわるべきで、初等・中等教育にまで踏み込んだ考え方が必要。国全体で環境教育が疎かになっているように思われるため、もっと踏み込んでほしいと考えている。今回の被災地は環境教育に一番いい場所であり、拠点をつくるなどの提言もほしい。

長距離トレイルだけでなく、海から陸を見る視点も復興に役立つ。船による移動もエコツアーに加えてほしい。

モニタリング・データ提供については、まずは集めながらどんどん提供していくことをやった方がよい。

委員:全体の考え方は、うまく整理できている。基本理念について質問するが、生物多様性国家戦略は国としての基本計画のはずだが、それと今回の基本理念との関連性はどう考えるのか。別であれば、その枠組みはどういうものかお聞きしたい。

具体的な取組については、環境省だけではできない項目があると思うが、環境省がリードし、そのための担保をつくっておく必要があるが、5の「実施に向けて」では具体性が見えてこない。最大の担保は予算だが、ハコモノの億単位の金に対し、頭を使う部分は千円単位であり、圧倒的に不足している。何とか予算を確保し、取組んでほしい。

委員:全般的に重要テーマはよく整理されたが、細部に工夫がほしい。

例えば、国立公園の範囲について、「当面、~までが適当と考える」との表現は、それ以外のところが置き去りにされたと感じないような工夫が必要。

トレイルについては、管理面で、このアイデアの実行が可能か疑問があり、表現に工夫が必要。

「森・里・川・海のつながり」については具体的な内容を書き込んでほしい。

ESDについては、これをきっかけに、より長期的取り組み、内容の深化がほしい。

委員:「効果的な実施に向けて」について、他省庁との連携が必要と書いてあるが、「どんな施策」で連携するかを書かないと、中長期でみると具体化しない。特に、農林水産省、国土交通省、文部科学省との連携が重要だが、どの部分でどこと連携してやっていくかを書いてほしい。また、会議の場を作り、協議することなどもしてほしい。

委員:「熊野古道」という長距離トレイルに関わっている者として、発言したい。国際的視点は重要で、看板の統一において、地域の資材を使うと安くなることもあってよいのだが、その場合は徹底して使う必要がある。一方で、時間がたつと、地域の方も勝手にやりたくなり、統一性が失われる。長期的にデザインを維持する仕組みが必要。

移動に関して、鉄道、車と歩きの連携、乗継ぎなどをうまくできるようにして利便性を高める議論も必要。

語り部がいるのといないのでは全く違うのだが、質も重要である。地域だけの情報に限られがちなのに対し、環境省が行う以上、科学的知識や幅広い知識が必要。これらを獲得するチャンスを用意し、育てていく必要がある。

路線決定において、熱心な人に任せると、ともすると独善的コース設定になりがちで、そうなると市民が後向きになる。思いこみに気をつけ、「みんなで」、「ステークホルダー」の合意のもとでつくった形にすることが重要。特に、町なかを通っていくときの設定は難しい。

委員:「グリーン復興」は良いが、「心の復興」という視点も入れたい。国立公園の原点は、心のよりどころを提供することだと思う。お金をかけなくても自然が楽しめる場であり、心のケアを受けられる場。それがきちんと戻ってくることが大事。

トレイルについては、歩いて自然に触れることが重要。舗装もされていない道でよい。英国のドーバー海峡に面したトレイルでは、海岸浸食がどんどん進んでいく場所で家屋も後退させて道を通し、自然を見せる道になっている。公園のあり方にも関わるのだが、手をかけずに、自然の姿がわかるような見せ方が大事ではないか。

今の国立公園は「人に来て欲しくない」ように思える。イメージメイキングが重要。国民みんなのものであり、一人一人がステークホルダーと思わせること。そういったPRが必要である。

委員:「グリーン復興」のネーミングはよい。これによって復興のあり方が定義できると良いと思う。

自然の「二面性」について、単純に二面性があるということではなく、短期的には災いだが長期的には恵み、ということもある。「自然」も様々で、生きものなどの「要素」と、「動的プロセス」という面もあることをきちんと認識し、賢い適用によって復興に結び付けていくことが重要。これは防災教育にも関わることで、防げばよいというより、人災の面も多かったことを踏まえ、自然の特性を踏まえた「滅災」が正しい。例えば、流砂の問題では、河川からの土砂供給の減少で砂浜が劣化したことで、今回の震災で問題が発生している。自然のゆっくりしたプロセスにも着目が必要。

ESD推進を掲げたことはたいへん良い。これまでの環境教育は、最終的に倫理感に集約されることで終わっていた。災いも含む自然のシステム、社会的システムの両方を併せて考え、オルタナティブを考えていくような環境リテラシーを学ぶことが重要。そうしたキャパシティビルディングのための教材をつくっていくのに適した場所であり、コンテンツを作っていけるとよい。

モニタリングについては、一歩踏み込んで、自然再生の適地を洗い出し、次の土地利用への提案までいくとよいのではないか。

トラストで担保することの現実性を考えた場合、トラストの体制は民間だけでなく、新しく考える枠組みができてくるとよい。

国交省でも、海岸線において、景観に配慮した防災・滅災対策を検討中であり、海に近い方は砂浜を提供していこうという考え方などの連携が可能ではないか。

神楽などの歴史文化への着目は重要。地域の文化を大事にし、それを活かした復興を考えたい。鎮守の森などの歴史的緑地は、避難場所にもなる。

委員:グリーン復興についてだが、コミュニティの活動から始まって、コミュニティエンパワーメントにつながるのはよいのだが、この地域の場合、ブルー・グリーンになるとよいと思う。森・里・川・海のつながりには危機感を持っており、これを救うにはもっと具体性が必要。

「脅威を学ぶ」点に関しては、歴史観が欠けている。自然災害の長い歴史を持った地域であり、もっと歴史性がでてくると良い。例えばWEB上で「東京今昔散歩」というのがあるが、東北海岸トレイルでもソフトの開発をして、過去の姿が見られるようにするとよい。

また、観光とエコツーリズムが混乱しているので、エコツーリズムがもっときれいにでてくると良い。例えば、イギリス湖水地方を参考にすると、「いなか」独自の世界をつくる。湖水地方では、看板が少なく美しい景観の中で、ビクトリア・ポターの世界を求め、短~長期の滞在をする人々が世界中から集まる。

海の旅、ブルーツーリズムも強調したい。長距離トレイルに海が入ってくるとよいと思う。水産庁でも、漁港・漁場整備でプレジャーボートと漁船の共存を検討しているので、連携を考えるとよい。

英語への翻訳を考えると、もっと物語性がほしい。人々の心をつかむには、物語、東北の文化を表現する文章があるとよい。

委員:基本理念はよいと思うが、「グリーン復興」だけではわかりにくいので、副題の工夫が必要か。

更地になり、新しいものがどんどんできてくる時に、どう地域とつながっていくかを大事にしていく必要がある。それには、つなぐ前に一つ一つの点をふくらませることが大事。

「意見交換」の中に出てくる、生活道路を避けることと、お寺のトイレの話は矛盾しているが、四国の遍路みちのように、地域の人達との関わりが重要で、震災の話をきかせてもらうなど、普通の人とどう出会うか、発見の場として国立公園ができていくとよい。

委員:書かれていることには賛成だが、難しい問題もあることは指摘しておきたい。現行の自然公園法の枠組みでやれるのか心配。すり合わせの負担が過剰にならないか、腰をすえてかかる必要がある。

「効果的な実施に向けて」などが抽象的との指摘があったが、書けないことがありやむを得ない面もある。

「復興」という概念をどう整理するか。原状回復か新しくできた状況の保全か。ローカルには何が最適解か、誰がどういう手続きで決めるのか、難しい判断が問われる。

自然公園法の「保護と利用」は幅が広いので、その制度の中で泳いでいくのか、特別の法的カテゴリーでやるのか。今回の答申は難しい問題を提起している。

委員:理念、方針には賛成だが、細部で気になることを指摘したい。

最初に「東北地方太平洋沿岸地域」の定義をしているが、後で出てくる場合、下北や福島にはかわいそう。「ここで対象とする」東北地方太平洋沿岸、などと言葉を補う方がよい。

p3「地形の変化、底質の変化」とあるが、並列ではなく、底質の移動により地形変化が起こっているので、表現を変える。

「浜自体の消滅」についてでは、防災と環境は競合する面と調和する面とがあるため、砂浜の維持は重要であるが、蒲生干潟など(希少種が生息するからといって)一定の場所に固定するのは間違いであり、自然の営力で移動していくことを前提に保全すべき。

p5「沿岸地域のつながり」では、仙台湾沿岸地域は、常盤海岸のがけが浸食された土砂でできたもので、つながっている。

利用施設を避難に使えるようにするというのは、「防災と環境」からいって大事な視点。逃げる場所をつくっておき、構造物はできるだけ小さくするのがよい。

p13(5)の記述では、自然の営力を理解しながら、ダイナミックに管理していく姿勢が重要。浸食を受けても、長い間には戻ってくる。

委員:自然再生と地域社会の復興とはバランスが必要だが、地域社会の復興が弱くなっているという箇所もあるので、そちらの立場から指摘したい。

国立公園としては踏み込んだ提案が多いが、むしろそれを強調した方が良い。国土交通省における「美しい国づくり」の検討会で、社会資本整備は進んだが美しくなっていないことをはっきり指摘しているように、国立公園はこれまで地域社会と切り離されてきたが、今回は利用にウェイトを置いた書き方になっており、「踏み込んだよ」ということを明言した方がよい。

当面のことと状況をみながらやることとがあるが、そのステージを考えているということは、ポジティブに書いてよい。段階的に大きな要請に対して応えていくということは重要で、「5進め方」のところできちんと書く。

(2)でも、地域に徹底して寄り添い、地域社会の要請に応えようとしていることを強調したい。再生可能エネルギー、災害廃棄物由来の再生資材の活用などにも踏み込んでよい。

委員:理念はよいが、自然環境部会としては、他の審議会ではできない、希望のある提案が唯一可能であるため、新しいことをする提案、震災を受けながらも新しいものをつくる、それが80周年を迎える国立公園だと考えている。

国立公園がなぜ作られたかに立ち返るべきで、キーワードの中心は、希望のあるテーマにしてほしい。なぜグリーン復興か。「復興国立公園の創設を通したグリーン復興」ではないか。「自然公園の再編成」は役所的な発想であり、タイトルにくるべきではない。「三陸復興国立公園の創設」こそが主題で、そのための再編成である。

部会長:役所的ではなく、世界に打って出るためのビジョンにする必要がある。

抽象性を具体化するなど、今日の意見はほとんど反映できると思うので、修正を加えたい。法制上の問題については、国立公園とその他(他省庁分など)に分ければ、答申ではクリアできる。

部会長一任ということでお願いする。ただし、次の三陸復興国立公園の指定の諮問については、1回の審議で終わるのではなく、十分に議論する機会を設けてほしい。

問い合わせ先

環境省自然環境局国立公園課(代表03-3581-3351)

課長   
桂川 裕樹 (内線6440)
課長補佐 
田村 省二 (内線6443)
専門官  
佐々木真二郎(内線6445)
担当   
桝  厚生 (内線6449)
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