保健・化学物質対策

平成22年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー(EXTEND2010) 開催報告

日時  平成22年12月15日(水)10:00~16:40
会場  東京大学山上会館大会議室(2階)    東京都文京区本郷 7-3-1
主催  環境省

1. 開催目的

 化学物質の内分泌かく乱作用については、これまで平成17年3月に公表した「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について-ExTEND2005-」に基づいて各種取組みを進めてきました。また平成22年7月には、環境省の今後5年間の対応の方向性として「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応― EXTEND2010 ―」を取りまとめました。今後は、この新しい対応方針に基づき、化学物質の内分泌かく乱作用に関する各種取組みを推進していくこととしています。
 環境省では、これまでExTEND2005において実施してきた化学物質の内分泌かく乱作用に関する調査研究等の成果について、専門家や市民の方々へ情報提供を行うとともに、EXTEND2010について広く知っていただくことを目的として、公開セミナーを開催いたしました。
会場の様子

2. 参加者数

一般傍聴者:114名
会場の様子

3. プログラム

10:00 開会(環境省)

第1部 ExTEND2005における取組み

10:10 ExTEND2005において取り組んだ研究の概要(環境省)

講演資料[PDF 93KB]

10:20 研究成果の報告

10:20 野生メダカの性分化異常に関わる基礎的情報の収集と解析
濱口 哲(新潟大学)
講演資料[PDF 943KB]

10:45 メダカの生殖内分泌系に及ぼす化学物質の内分泌かく乱作用の作用メカニズムに関する研究
長濱 嘉孝(自然科学研究機構基礎生物学研究所)
講演資料[PDF 1,088KB]

11:10 核内ホルモン受容体による転写調節における環境化学物質の作用機構
岩崎 俊晴(群馬大学)
講演資料1[PDF 734KB]
講演資料2[PDF 1,022KB]

11:35 哺乳類を用いた毒性実験の結果に影響を及ぼす実験動物の遺伝的要因解析
青山 博昭(財団法人残留農薬研究所)
講演資料[PDF 894KB]

12:00 都市排水に由来したエストロゲン類の汚染と動態
田中 宏明(京都大学)
講演資料[PDF 946KB]

12:25~13:30 昼休み

第2部 EXTEND2010と内分泌かく乱作用に関する取組みの今後の方向性

13:30 化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応:EXTEND2010

環境省 
講演資料[PDF 936KB]

13:55 生物の試験法開発に関するこれまでの成果と今後の課題

鑪迫 典久(独立行政法人国立環境研究所)
講演資料1[PDF 641KB]
講演資料2[PDF 682KB]

14:20 生物に対する内分泌かく乱作用に関する調査研究の動向と対応の方向性

井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所)
講演資料1[PDF 1,017KB]
講演資料2[PDF 975KB]

14:45 ヒトに対する内分泌かく乱作用に関する調査研究の動向と対応の方向性

遠山 千春(東京大学)
講演資料1[PDF 1,030KB]
講演資料2[PDF 838KB]
講演資料3[PDF 808KB]

15:10~15:25 休憩

15:25 パネルディスカッション

コーディネーター
 ○ 北野 大(明治大学)
パネリスト
 ○ 有田 芳子(主婦連合会)
 ○ 井口 泰泉(自然科学研究機構基礎生物学研究所)
 ○ 庄野 文章(社団法人日本化学工業協会)
 ○ 鑪迫 典久(独立行政法人国立環境研究所)
 ○ 遠山 千春(東京大学)
 ○ 早水 輝好(環境省)

内容
 パネルディスカッションでは、次に示した3つのテーマについて議論を進めました。
○化学物質の内分泌かく乱作用に関するこれまでの取組みによって得られた成果
 化学物質の内分泌かく乱作用が生物に作用するメカニズムや、人の健康や野生生物などに及ぼす影響についてわかってきたこと、化学物質の内分泌かく乱作用の有無を判断するための生物試験法の開発状況などの話題に関してパネラーの方々からご報告、ご意見をいただきました。
○化学物質の内分泌かく乱作用に関する情報を社会で共有するためにはどうしたらよいか
 これまでの取組みによって、化学物質の内分泌かく乱作用に関する情報が蓄積されてきました。これらの情報は、専門家だけではなく、一般市民や企業の方々にとっても重要な情報であり、社会として適切に共有することが大切です。得られた情報を共有することの意義や方法について議論を行いました。
○今後の化学物質の内分泌かく乱作用に対する取組み
 今後の化学物質の内分泌かく乱作用に対する取組みについて議論を行いました。その中で複数の化学物質に同時にばく露したときの複合的な影響について考慮することや、生物種による影響の現れ方の違いを比較していくことの必要性、重要性について議論を行いました。
パネルディスカッションの様子

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