神谷政務官・宮崎政務官共同記者会見録(令和2年9月24日(木) 15 : 00~15 : 18 於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

(神谷政務官)皆様方こんにちは。私はこの度、環境大臣政務官を拝命いたしました神谷昇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は、主といたしまして、環境再生・資源循環、環境保健、水・大気環境、原子力防災を担当いたします。東日本大震災から来年で10年を迎えるところでありまして、大臣が常々おっしゃっておられます「環境省は常に福島県とともにある」との思いは一緒であります。これまでも、これからも震災からの復興は環境省の最重要課題でございまして、被災地の環境再生に向けた取組や未来志向の取組を引き続き着実に進めるために全力を尽くして参りたいと思っております。小泉大臣をお支えし、精一杯頑張って参りますので、皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

(宮崎政務官)皆様こんにちは。この度、環境大臣政務官を拝命いたしました、参議院の比例で選出をいただいております宮崎と申します。私は、主に気候変動、自然環境、プラスチック資源循環を担当させていただきます。御存じのとおり気候変動はグローバルかつ喫緊の課題でございます。今年も静岡県浜松市におきまして、国内歴代最多タイとなる41.1度を観測をしたほか、私、地元埼玉でございますけれども、熊谷でも39.6度という気温が観測されました。このほか、猛暑や豪雨によりまして多くの被害が発生しておりますけれども、こうした気候危機への対応に精一杯取り組んで参りたいと思っております。これに加えまして、生物多様性の保全や国立公園、またプラスチック対策といった重要な課題にもしっかりと向き合い、大臣を支えて環境行政を前に進めて参りたいと思っております。どうか皆様の御指導よろしくお願い申し上げたいと思います。

2.質疑応答

(記者)まず御就任おめでとうございます。共同通信社の田井です。よろしくお願いいたします。早速ですが、お二人に御就任に当たっての抱負などをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
(神谷政務官)環境大臣政務官を拝命したときに、環境といいますと大変広いものですから非常に戸惑いというか、やれるかなという、自信がなかったわけでございますけれども、やっぱり今、地球環境には、災害を始め、生態系など多岐にわたって非常に影響を及ぼしておりまして、こういう大きな問題でございますけれども、微力でございますけれども、一生懸命やって、千里の道も一歩からと申しますように、一歩一歩確実に進めることによって、この環境行政が進展するように力を尽くしていきたいというふうに思っております。私、地方が長く、市議、府議、市長をさせていただきまして、特に市長のときに、ごみの減量に取り組んだ経験もございまして、多少、環境については、これまでやってきたこともあるのですれけども、これから一生懸命勉強させていただきまして、また皆さん方もいろいろと御指導いただきまして、環境行政に少しでも貢献できるように頑張らせていただきたいと思っております。
(宮崎政務官)私も公明党の出身でございますので、公明党の歴史から見ましても環境というのは大きなテーマとして取り組ませていただいた課題でございます。これまでも政権に入ってからは、公明党出身者が環境大臣を務めたこともございますし、それ以前の環境庁長官も務めたことがございます。またそれ以前から、公害問題を始め環境問題に取り組んできたという歴史がございますので、今、大きな課題になっている気候変動の問題、また、脱炭素社会の構築、これらの課題は今回政権合意の中にも明記をされましたので、微力ではございますけれども、しっかりと取り組ませていただきたいというふうに決意をしているところでございます。まだまだ議員としての経験が浅いものですから、しっかりと皆様からいろいろと御示唆をいただきながら、こうした仕事に取り組んで参りたいと思っているところでございます。
(記者)追加でお願いいたします。神谷さんは市長経験がおありですので、そのときのごみの減量の取組などをもう少し詳しくお伺いできればと思います。そして、その経験をどのように環境行政に今後役立てていこうとお考えかをお願いいたします。それと、宮崎さんには所管分野で自然環境局の担当がありますので、国立公園のインバウンド誘致がコロナからの復興の局面で大切となっていますけれども、どのように取り組む考えか、教えていただければと思います。
(神谷政務官)実は、平成16年に泉大津市長に就任しまして、そのときは財政が夕張市ほどまではいっておりませんけれども、全国でワースト2か3ぐらいでした。府議会議員のときから環境に興味を持っておりまして、ごみの減量化をしながら財政を良くしていくということで減量に取り組みました。そういう中で、このごみの減量となると市だけでできるものはありませんので、市民にお願いし、協力をしてもらって、市民とともにやっていく。そのおかげで、3市の一部事務組合で13万トンのごみが4年で9万トン、それからランニングコストが44%カットで、泉大津市単独で4億3000万円の効果がありまして、みんなで頑張った結果、思う以上のことが達成できました。ですから、この政務官に就任させていただいて常々思っておりますのは、このプラスチックのこともそうですけれども、全国の国民の皆様、あるいは自治体の皆様、あるいはまた企業の皆様、今この地球環境問題は主要な課題、危機的状況でありますから、みんなで力を合わせてやっていけば、着実に一歩一歩進むのではないかと思っております。泉大津市のことだけを当てはめるわけではございませんけれども、こうしたことを基本ベースとして、一生懸命頑張らせていただきたいと思っております。
(宮崎政務官)私もともと山が好きだったものですから、今回こういう立場をいただきまして大変やりがいを感じているところでございます。国立公園につきましては、保護と利用という両面から、国立公園の満喫プロジェクトというものが現在は8ヶ所選定をされているというふうに承知をしております。今、コロナ禍の中で本当にインバウンドが大幅に、ほぼゼロと言っていいぐらい減少しておりますし、国内の方も今、若干上向いてきているところだと思いますけれども、このような中で、まずはこの満喫プロジェクトをすべての国立公園、34ヶ所に拡大をしていくという取組を行っていく予定になっておりますので、しっかり取り組んでいきたいと思います。また、インバウンドの方も誘客を本当にできるような整備をこれからしっかりと行って、今後の誘客の拡大に取り組んでいきたいと思っております。また、小泉大臣がよくおっしゃっておりますワーケーションの取組にも繋がるような取組を、これからやっていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

(記者)環境新聞の小峰です。先日8月15日に小泉環境大臣が少なくとも平成以降、終戦の日に初めて靖国神社を参拝されています。お二人の政務官にそれぞれお聞きしたいんですけれども、国会議員になられてから靖国神社を参拝されたことはありますか。また、今後、靖国神社を終戦の日を含めて、参拝するおつもりはありますでしょうか。お二人にお聞きしたいと思います。
(神谷政務官)これまでに靖国神社に参拝した経験はございます。政務官になりまして参拝するかというようなことだと思いますけれども、今のところその気持ちはございません。
(宮崎政務官)ありがとうございます。これにつきましては、個人としては適切に判断していきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

(記者)テレビ朝日の藤原です。神谷さんからお伺いしたいんですけども、市長の経験もされてこられてるということですが、今、環境省でゼロカーボン、2050年までに実質ゼロをよく訴えてると思いますが、実際に行動していく上で、市長経験されてるからこそ国としてこういうことが必要なのではないかと思われたことがあれば教えていただきたいというのと、逆にこういうことしてあげれば、実践に移せるのではないかなどお考えあれば教えてください。
(神谷政務官)市長に就任したときに私自身も、手本といいますか、太陽光発電、家庭用太陽光発電を設置をいたしました。そのときは1キロワットが80万円ぐらいしました。金利も4%でした。これではなかなか普及しないと思いましたので、金融機関と相談しまして金利を1%にしてもらって、そして保証料を市が出しました。1キロワット当たり3万円で補助しました。自分の家に家庭用発電をつけますと無駄な電気を徹底して消します、やっぱり発電してくれてますから。これが全国的に広がればいいなと思って、家庭用のソーラーシステム、太陽光発電の普及に力を入れました。今はプラグをコンセントから抜く。例えば、テレビのコンセントを朝出かけるときに抜く。これは本当にわずかなことですけど、このわずかなことが、全国に、そしてまた全世界に広がれば、小さいことでも大きくなる、そういう基本的な姿勢がこの環境問題には必要なのではないかというふうに思っておりまして、環境教育とは言われてきてますけども、そういう細かいところから普及させていく、そういうことに力を入れて参りました。

(記者)朝日新聞の水戸部です。御就任おめでとうございます。神谷さんと宮崎さん、お二人にそれぞれお伺いしたいんですけれども、まず神谷さん、原子力防災も御担当されるということで、今はいろいろ問題になっている福島の原子力発電所の事故の処理水について処理の仕方についてお考えがあればお聞かせいただきたいというところが質問です。宮崎さんへの質問が気候変動対策なんですけれども、公明党さんの方は気候変動対策に力を入れていらっしゃると思うんですけれども、来年に向けてエネルギー基本計画などの議論もあると思うんですが、再生可能エネルギーの導入に関して、例えば何%まで導入したらいいのではないかといったお考えがあればお聞かせください。
(神谷政務官)実は昨日、双葉郡の双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町を視察をして、いろいろと勉強させていただいて参りました。処理水の処分については、今後どのように取り組んでいくのかということでございますが、処理水の処分方法等に関する政府方針の決定のために経済産業副大臣を座長といたしまして、関係省庁が一体となって関係者等の御意見を伺う場が設けられております。環境省からもモニタリング等の観点から副大臣が出席をしておるわけでありまして、その直近では第6回目が9月9日に開催をされておりまして、当時の石原副大臣が出席をしているところであります。関係者等の御意見を踏まえつつ、今後、政府といたしまして風評被害対策も含めまして処理水の取扱いにつきましては基本的な方針を決定していく方向と承知しております。福島の復興、再生を進めるためには福島第1原発における処理水の取扱いの問題を解決することが不可欠でございまして、私といたしましても、政府の一員として必要な役割をしっかりと果たしていきたいと思っているところであります。
(宮崎政務官)御質問ありがとうございます。来年のCOP26に向かいまして、地球温暖化対策計画の見直しということが、今、検討が進められておりまして、経済産業省と環境省の合同会合ということで検討が進んでいると承知をしております。今月初めての会合が開かれたと聞いているところでございます。今年3月に国連に提出いたしましたNDCですけれども、更なる野心的な削減努力を反映した意欲的な数値につなげていきたいということが明記されていると承知をしております。この削減目標の検討ですけれども、これは政府全体のエネルギーミックスとの兼ね合いもございますので、それとの整合的な形で行っていくっていうことが原則でございますので、そうした議論もしっかりと注視しながら、これからの検討が進んでいくと思っておりますので、今、具体的に何%とかそういうことはなかなかの申し上げられないと思っております。

(以上)

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