小泉大臣記者会見録(令和元年10月11日(金) 8:36~8:45  於:衆議院議食前廊下)

1.発言要旨

 私からは、今朝、第1点は、台風19号への警戒について御報告をしたいと思います。 先ほど閣僚懇談会が行われまして、武田防災担当大臣より警戒の状況等について御発言がありまして、安倍総理からも指示がありました。環境省としても既に災害廃棄物対策、そしてペット同行避難、福島環境再生事業等への注意喚起の指示、こういったことを行いましたが、引き続き、最大級の警戒態勢を取っていきたいと思います。また、前回の千葉の台風15号のときのように停電が起きた場合、廃棄物の発電施設における携帯電話の充電、こういったことの利用などが防災拠点としての機能も発揮していける場所もあります。ですので、そういったことも含めて、また事務方の方へも聞いていただければと思いますが、環境省として万全の体制を取っていきたいと思います。
 もう1点は、G20海洋プラスチックのフォローアップ会合についてであります。これはこの前も少し言いましたけども、この台風の影響で少しスケジュールを短縮した形で行いました。関係各国の皆さんに無事に帰っていただけるようにという、そういった判断であります。8日から昨日まで、国連大学でG20のフォローアップ会合をやりましたけれども、会合当日の9日には私もセッションに参加をして、取組の継続と一層の連携強化を呼び掛けました。昨日、各国の協力により、しっかりと成果を取りまとめることができました。成果の一つ目は、第1回目の各国からの報告リポート、G20軽井沢大臣会合で合意したG20海洋プラスチックごみ対策実施枠組みに基づくもので、各国が互いに学び合い、対策を高め合うスタートを切れた意義は非常に大きいと思います。成果の二つ目は、科学的知見の強化、これは私自身もニューヨークで国連気候ウィークのバイ会談で働き掛けたものでありますが、日本、アメリカ、EU、この3カ国・地域が主導して、今回の本会合に合わせてワークショップを開催して、今後、継続した活動を進めることで一致しました。成果の三つ目は、今後の活動の方向性に関する取りまとめができたことであります。来年はG20の議長国はサウジアラビアです。サウジアラビアの下での活動の内容、国際機関との協力活動を共有することができたこと、これも非常に大きかったと思いますので、日本は今後とも大阪ブルー・オーシャン・ビジョンを提唱した国としてこの問題をリードしていきたいと。詳細はお配りした資料を見ていただくとともに、この後、事務方からも説明をしてもらうつもりです。私からは以上です。

2.質疑応答

(記者)幹事社TBSの守川です。2点お願いします。1点目は、G20のフォローアップ会合ですが、各国の代表者と実際に接して、御自身が印象に残っていることは何か、というのと、2点目が、今日で就任1カ月となります。この1ヶ月を振り返ってですね非常に高い注目を社会から集めていましたが、大臣はこの1カ月間をどのように感じておられるか、この2点をお願いします。
(大臣)まず、G20の会合については、やはりニューヨークでのバイ会談、様々な人脈形成、これが非常に生きているなと、これをすごく感じましたね。実際にあの会合で出席されていたアメリカ側の関係者は、私がニューヨークで環境(保護)庁長官のウィーラー長官とお会いしたときに、ウィーラー長官の脇で同席をしていた方が今回日本に来られて、ニューヨークでもお会いしましたねと、その話をさせていただいて、実はあの後、ウィーラー長官からは、アメリカの環境(保護)庁というのは、ワシントンのバスケットボールのウィザーズからすごく近いということで、八村塁選手の本拠地だということで、八村塁選手のTシャツを贈っていただきました。そういったことも今回、このスタッフさんから、長官からのTシャツが届いたという話を含めて、ニューヨークでのバイ会談で盛り上がった、今後の連携は本当にやっていこうねと、そういったことも含めて、やはりニューヨークの旅は生きているなと。そして、サウジアラビア、来年の議長国、この担当者ともお話をして、サウジアラビアも海洋プラスチックごみ、この対策にコミットをすると、そういった思いを共有できたことは非常に意義が大きいことだったと思います。そして、今日で1カ月ということでありますが、まあ1カ月間、激動ですね。そして、ちょうど約1カ月前も、就任直後に千葉県の台風15号、こういった出張がありましたけども、今回もこの週末に台風が予想される中で、やはり最大の意識は危機管理、こういった思いを持って、そして昨日から始まった予算委員会、今日は一日野党の皆さんの質問が来ますけども、一つ一つ丁寧にお答えをして、その中で私が就任1カ月間でずっと言ってきた発信の強化、こういった機会にもつなげていきたいと思います。幸いなことに、昨日は公明党の石田先生から、通告はなかった形なんですが、ああいった形でノーベル賞の話に触れていただいたことで、実は吉野先生のリチウムイオン電池と環境省はつながっていたんだと、そういったことも知っていただく機会になったと思います。こういった形で私は発信というのは日本ではもっと、発信の重要性というのは本当に高いので、そこを自分なりに発揮していきたいなと思いますし、その中の一環としては、ニュージーランドのアーデーン首相との面会がきっかけで進んでいった炭素中立性連合への参加表明から始まっている様々な環境コミュニティ、気候変動コミュニティへの日本の前向きな意思が今浸透しつつあると、これは早速感じることですね。これからも頑張ります。

(記者)日本テレビの後閑です。大臣の就任1カ月ということで関連なんですけども、大臣はこれまで、党内の中ではこの政権とは比較的距離を取ってきた存在だったと思うんですけども、閣内に入られて、この閣内の印象というのは閣外にいらっしゃったころの認識とのギャップはいかがかでしょうか。
(大臣)私にとって大臣はもちろん初めての体験ですから、試行錯誤ももちろんあります。そういった中で私が一番感謝をしているのは、やっぱり環境省のスタッフですね。私みたいな者が環境省の中に入ってきて、私も試行錯誤しているけど、環境省の皆さんも私に対しての試行錯誤があると思います。そういった中でも本当に一生懸命支えてくれて、この予算委員会の対応も、一日予算委員会は7時間ありますけど、みんな睡眠時間を短く対応してくれていますから、そういったみんなと仕事をする中で、何とか環境省の取組を世の中に広げていきたいなと。まさに国づくりというのは一人じゃできない、みんなで支えてもらっているなということを痛感する日々です。

(以上)

会見動画は以下にございます。

https://www.youtube.com/watch?v=yA92OtLUUtA

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