大臣談話・大臣記者会見要旨

西村大臣閣議後記者会見録 (令和5年7月18日(火) 10:59~11:04  於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 冒頭1件、お話をさせていただきます。今週末にも、秋田県を中心としました東北地方で、大雨による災害がございました。この度のこの大雨によってお亡くなりになられた方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。それと併せて、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
 この災害に対応するために、本日、地方環境事務所の職員4名を、秋田市を始めとする現地に派遣することといたしました。昨日の時点で、秋田県の2市町で仮置場が設置され、災害廃棄物の搬入が進められているというふうに承知しておりますけれども、引き続き、円滑な処理に向けて助言などをしっかりと行ってまいりたいと考えております。冒頭は以上です。
 

2.質疑応答

(記者)幹事社の日経新聞の田中です。よろしくお願いいたします。今、冒頭でも御発言ありましたけれども、豪雨災害について一点お伺いします。先週火曜日の会見で、九州地方北部の大雨を受けて職員6名を現地に派遣という話ありましたけど、現時点の支援状況がどうなっているのかということと、また、今お話があった秋田県の前にも、先週の平日には、富山とかでも豪雨があったんですけど、そこら辺での支援状況も含めて、併せてお願いいたします。
(大臣)環境省といたしましては、被災地復旧、対応に追われている被災自治体を支えていくために、災害廃棄物の処理に対して、きめ細かい支援を行ってまいりたいと考えております。
 先週、7月10日(月)からの九州北部の大雨に対しましては、翌日の11日(火)より、地方環境事務所の職員10名を順次、九州北部に現地派遣して、災害廃棄物の仮置場や処理先の確保、補助金等の活用についての助言などを行っております。
 昨日時点で、福岡県8市町村、大分県1市、佐賀県2市で仮置場が設置されて、災害廃棄物の搬入、搬出が進められていると承知しております。
 また、7月12日(水)から、北陸地方での大雨に対しましては、富山県、石川県、福井県と随時連絡を取り合い、状況を把握しております。それとともに、被災自治体への助言等を行っているところでありまして、今週中にも、地方環境事務所の職員を現地に派遣する予定で調整しております。
 
(記者)NHK林と申します。今御発言いただいた豪雨被災地への職員派遣ということについてなんですけれども、規模の大小なり、被害の範囲等、あると思うんですけれど、環境省として職員を派遣する基準であったりとか、その対応の基準というのは何かあったりするものなのでしょうか。
(大臣)その被災地、今申し上げたように、様々、仮置場や災害ごみ、こういったものの処理、これは非常に大変だということは承知しておりますし、これの対応に追われている自治体、これをしっかりと支援していくために、必要な人員を送り込むということで、どの規模の大きさで、どのような人員という、詳しいことは事務方にお問合せいただければと思いますけれど、基本的にその自治体が、速やかに復旧に向けて活動できるように、できるだけの支援をしてまいりたいというふうに考えております。
 

会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=6bx7BEwWGi0&list=PL9Gx55DGS7x6EKIxL2xudMsVk4iNBVPnE
 
(以上)