中川大臣記者会見録(平成29年2月9日(金)8:49~8:53 於:衆議院本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨

 本日の閣議では、「グリーン購入法に基づく基本方針」及び「環境配慮契約法に基づく基本方針」の変更について、閣議決定いたしました。グリーン購入法に基づく基本方針の変更では、加煙試験、タイルカーペット洗浄、木材・プラスチック再生複合材製品の3品目を追加するなどの変更を行いました。また、環境配慮契約法に基づく基本方針の変更では、最近の電力分野の動きを踏まえた、電気の供給を受ける契約の見直しを行いました。内容は御手元にお配りしているとおりでございます。

2.質疑応答

(問)テレビ朝日の古賀です。昨日、奄美大島でアオウミガメの死骸が回収されまして、その口の中から油が見つかったというようなことがありました。まず、奄美沖で油の漂流とかもありますけれども、今分かっている事実関係と、あとこの問題自体に対する環境省としての対応を教えてください。
(答)奄美大島及びその周辺の島々で油状の物の漂着が相次いで確認されておりまして、漂着範囲が広がりつつある状況にございます。また、鹿児島県では、昨日より奄美地域海岸での油状の物の回収作業が開始されたところでございます。このような状況を踏まえまして、環境省では、昨日より、本事案への対応体制を更に強化し、漂着した油状の物の回収・処理の加速化、漂着地域の野生生物や生態系等への影響調査の拡充のための追加対策を実施しております。今後とも、本省と地方環境事務所の連携の下、県や地元自治体、関係機関とも連携しつつ、各種対策を並行して総合的に講じることにより、漂着地域における野生生物・生態系等の保全、良好な景観の確保等に最大限取り組んでまいります。2月6日に、鹿児島県奄美大島の海岸で、油の付着したアオウミガメが確認されたという情報があったことから、同日、環境省の職員が現地でアオウミガメの死亡個体を確認しました。その後、鹿児島県及び奄美市が、同死亡個体の回収をいたしまして、同日の夜、獣医師により死因の確認のための解剖を行ったところ、解剖を行った獣医師の所感としては、オイルによる窒息がアオウミガメの死亡原因と考えられる、とのことでございました。環境省では、引き続き地元自治体と連携して、油の漂着地域の野生生物への影響の把握を行ってまいります。また、油の漂着によるサンゴ礁に対する影響は、現時点では確認できておりません。しかし、浜近くの海底に沈んでいる油の漂着の塊、オイルボールは確認されております。また、奄美大島等の周辺にはサンゴ礁が広く分布していることから、環境省としては、影響把握のための調査を実施し、必要な対策を講じてまいります。

(以上)

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