伊藤副大臣記者会見録(平成29年4月20日(木)15:18~ 15:33 於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)私の方から一点御報告させていただきます。「アフリカのきれいな街プラットフォーム」設立準備会合について、お知らせを申し上げます。4月25日から27日にかけまして、アフリカのモザンビーク首都マプト市において、環境省及びJICAが、アフリカ25か国、UNEP、UN-HABITAT、横浜市とともに、「アフリカのきれいな街プラットフォーム」設立準備会合を開催し、プラットフォームの立ち上げが行われる予定になっております。この「アフリカのきれいな街プラットフォーム」は、昨年8月27日からケニアのナイロビで開催をされましたTICAD VIを受けまして、ごみ問題が深刻化してまいりますアフリカの街を綺麗にさせていただき、公衆衛生をより良い状態にしていくことによって、アフリカの皆様方一人一人が笑顔で日々の生活を送ることができ、ひいては観光客ですとか、投資も呼び込めるような都市の実現を目指すために各国間で廃棄物管理の知見でございますとか経験を共有し、そして各国がこうした仕組みを導入していくためにガイドラインの作成、また人材を育成し、更にこれに関わる関係法令等の整備を進めながら、TICAD VIIではフィージビリティスタディとなるような事業を決められるように対話を進めていくためのテーブルを用意するものでございまして、アフリカでは初めてとなる大変重要な取組となるものと考えております。この立ち上げに当たっては、先月の日・モザンビーク首脳会談でニュシ大統領が来日をされましたけれども、共同声明でも会合の成功についての期待が盛り込まれるとともに、在京アフリカ各国大使等に対しましてプラットフォームへの協力を呼びかけさせていただきました。また、在アフリカの日本の大使からも相手国に対しての御説明というものをあげさせていただいております。横浜市での在京アフリカの大使の皆様と一緒に横浜市での廃棄物処理関連施設の視察会を行わさせていただきました。私も諸般の事情が許せば、本会合に出席をしたいと考えておりますし、環境省としても、「アフリカのきれいな街プラットフォーム」を最大限支えてまいりたいと考えております。 詳しくは、お手元にも資料を配らせていただいたとおりでございます。

2.質疑応答

(問)TBS菅原です。原子力規制委員会の次の委員長に更田委員を充てるという人事案を政府から出されましたけれども、今後正式に更田委員に決まればどのような事を期待されますか。
(副大臣)4月18日に内閣官房副長官から国会に対しまして原子力規制委員会委員長候補として、只今お話しのとおり更田豊志さん、委員候補として山中伸介さん両氏が提示されたわけでございます。この人選については、環境大臣が、任命権者である総理と相談しながら進められてきたものと承知をいたしております。お二人の候補者とも原子力の安全の確保に関しまして専門的知識及び経験を有する方でございまして、極めて適切な方だと心得ております。今後、できる限り速やかに国会の同意をいただき、この秋から、両氏の専門性や御経験を生かしていただきまして、原子力規制委員会の職務に十分その自身の御経験を生かして活躍をしていただきたいと思っております。田中委員長には御尽力をいただいてまいりましたが、田中委員長がしっかりと5年間頑張ってきていただいたわけでございますけれども、この路線でしっかり努力をしていただきたいと思います。
(問)共同通信の津川です。話変わりますが、スリランカのコロンボでごみの処分場の堆積物が崩落して多くの方が亡くなる事故がありました。日本政府からも緊急に人が派遣されて環境省からも人を派遣されているとのことですが、今のところどういった活動をされているのか詳しい話があれば教えてください。
(副大臣)ただ今質問のありましたスリランカのごみ処分場の件ですけれども、多数の住宅が損壊しまして、多くの死傷者が出ております。亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。当該事案に対し、スリランカ政府から要請を受けまして、政府として国際緊急援助隊を派遣することとなり、昨日19日に環境省職員2名を含む国際緊急援助隊が現地に向けて出発しました。活動や援助の内容については、まず現地の状況を確認し、その上で現地にて状況に応じ柔軟に対応することとなります。派遣されている職員には、現地当局と連携を取りながら、廃棄物処理等に関する知見を活かし、現地のお役に立てるようしっかり活躍してほしいと思います。91メートルのごみが積み上がっていたということでございまして、私どもの経験から想像できない事態が起きてしまいまして、まず是非、助けなければいけない方を助けた上で、今後このようなことが起きないようにしていくために、もし請われれば、我が方の知見等を共有し、お役に立ってまいりたいと思っております。

(問)朝日新聞の戸田です。先ほどの冒頭発言に関してなのですけれども、アフリカの各国でなかなかリサイクルがうまく進まない要因というのは、副大臣としてどのように考えていますでしょうか。
(副大臣)そもそも私たちの国も随分長い時間をかけて、ごみをどう処分するかということを身につけてきたわけで、そういう点では政府そのものの行政の機能の中に、そしてまた価値観的に、ごみを集めてリサイクルできるものはリサイクルし、処分する物については処分するのですが、今スリランカでも91メートル積んであったということですけれども、どちらかというと埋めるに等しいごみの捨て方を、これまで随分の国々がしてきたわけですけれども、それではなかなか衛生上も含めてうまくないということで、都市化がだんだんと進んでまいりましたアフリカの各地で、そろそろごみの処理に対して何かを考えなければいけないということで、いろいろな人たちのところにニーズがあるということと同時に、私はTICAD VIに派遣していただいて、現地でいろいろな人たちとお会いしたのですが、既にJICAがいくつかの小さなフィージビリティスタディをしております。なかなか難しいと言われていた、南スーダンでもごみ収集車を少し導入させていただきまして、地域のごみを集めてくるというようなところの考え方をやっております。一方、中国は既にエチオピアでものすごく大きな廃棄物の処理と発電の機能を備えたものを建てております。私どもはやはり一国、一国でまず法的な措置とはどういうことなのか、そしてガイドラインというものを作っていって、ごみ処理の事業に携わる人、それから街としてきれいにしていくための市民生活を送る捨てる側の人たち、こういう人たちが渾然一体となって教育を受けてもらい、経験を積んでもらいながら、こうすることがいいことだという価値にまで持っていかなければいけない。そういうところまで含めて、是非伝えてまいりたい。我が国はただ大きな施設を作るだけではなくて、長い間の時間をかけてアフリカの皆様にも次の、ごみを処分することはどういうことかを知ってもらって、体に入れてもらって、美しくしていくことをさせていただきたいと。少し時間のかかる方法で私どもはアフリカの皆様と一緒にこうしたことをやってまいりたいと思っております。

(問)環境新聞の小峰でございます。先日、経産大臣政務官の中川さんが辞任されました。そして今日、週刊新潮にその経緯が書かれていましたけれども、伊藤副大臣もお読みになったのではないかと思いますけれども、こうして、新潮にも書かれてありましたけれども、中川政務官と代議士の前川恵の恋愛、男女間のもつれが原因だったということですが、これは真実は分かりませんけれども、この中川、前川、両氏のほか、自民党内で数々こういう恋愛のもつれ、男女間の不祥事がありまして、選挙民や国民から大変な不信の感情を受けております。
 またこれは自民党に限らず、自民党や民進党、政党間を越えた政治家、国政に携わる者が、私の私情において、選挙民や国民を愚弄するような男女の付き合いをしているということについて、副大臣に率直な御所感をうかがいたいと思います。
(副大臣)まず、その雑誌等々、まだ目を通しておりませんので、いささかも承知をしていないことでございます。ただ、私は常日頃より、何のために国会議員にしていただいているのかということを自分に問いかけながら精一杯努力をしていきたい、こう思って仕事をさせていただいております。そのことに尽きます。
(問)では副大臣は、国会に恋愛をするために来ているのではないということは断言するわけですね。
(副大臣)恋愛感情は誰でも持ち合わせていることですので、他人の恋愛に角を立てるようなことは私は申しません。普通の節度ある人間としての在り方であればいいわけで、その常識すら、ないのかあるのかということを問われるような者ではこの仕事は務まらないのではないかというふうに思います。ですから私は、ただ今申し上げたとおり、何のためにここに送り出してもらっているのかということを、常に自分に問いかけながら仕事をしたいものだというふうに思っております。

(以上)

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