大臣談話・大臣記者会見要旨

丸川大臣記者会見録(平成28年4月8日(金)8:42~8:45  於:衆議院議員食堂前廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 閣議に関して環境省としての発言はありません。
 一つ、皆様にご報告がございます。G7富山環境大臣会合の開催まで、あと1か月余りとなりました。本会合については、機会を捉えていろいろ内容等について発信させていただければと思っております。今日はこの会合の際に、燃料電池車をご提供いただくという話についてでございます。日本自動車工業会のご協力を賜りまして、トヨタ自動車株式会社及び本田技研工業株式会社より、燃料電池自動車をG7各国閣僚の移動用の車両としてご提供いただくこととなりました。本日、トヨタ、ホンダ両社の実車を皆様にご覧いただく機会を設けさせていただきます。環境省が他省に先駆けて率先導入いたしました燃料電池自動車でございますので、是非ご覧いただければと思います。両社から説明員を派遣していただいております。詳細は、この後事務方からご連絡いたします。

2.質疑応答

(問)TBSの阿部です。里山除染に関してお伺いいたします。昨日、連絡会議の第1回が開かれましたけれども、今後のモデル事業の進め方、スケジュールに関してお聞かせください。
(答)昨日の会合では、まさにこの事業の進め方、それから具体的なモデル地区の選定の考え方について皆様にお示しをして、ご了解をいただきました。この後、それぞれの自治体のご要望というものを私どもの方から確認をさせていただいて、その上で、モデル地区を選んでいきたいと思っております。また、実際にどのくらいの数になるかというのは、その過程で決まってくるのかと思いますが、数カ所というより、出来れば10カ所程度は選びたいという希望は持っております。

(問)日本経済新聞の川口です。明日福島に行かれますけれども、行かれる意義というのはどういうものでしょうか。
(答)かねてより、いろいろとお話を伺いたいと、特にこれから帰還される、あるいは帰還されてからというところの住民の皆様のお気持ち等をお伺いしたいという思いを持っておりまして、この週末に富岡町で「富岡町復興への集い」ということで、地域の住民の皆様が集まられる機会があるということでしたので、その機会を捉えて、お伺いさせていただくことにしました。特に、富岡町は帰還困難区域を町の中に抱え、一方ではこれから帰還に向けてという地域がございますので、私どもが今年の夏以降、帰還困難区域のことをどうするかということを考える上で、私自身もその現場を見ておきたいですし、皆様のお気持ちを伺いたいということで、今週末行かせていただくことにしたものです。