大臣談話・大臣記者会見要旨

丸川大臣記者会見録(平成28年3月1日(火)8:28~8:30  於:総理官邸3階エントランスホールぶら下がり)

1.発言要旨

 本日、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」を閣議決定いたしました。
 この法律案は、PCB廃棄物が早期に、確実かつ適正に処理されるよう、高濃度PCB廃棄物を保管する事業者が一定期間内にその処分を行うことを義務付ける等の措置を講ずるものです。

2.質疑応答

(問)日本テレビです。政府が定める温暖化対策計画についてお伺いします。2050年に温室効果ガスを80%削減すると、長期目標が明記されているとの報道がありますが、一つ目はこの事実関係について、そしてもう一つは大臣として温暖化対策計画について、意義、意味合いはどう考えているのか、その辺をお聞かせいただければと思います。
(答)まだ調整中でありまして、4日の中環審・産構審合同会合で、計画案についてご審議いただくという段階ですので、今申し上げたとおりの状況です。意義については、まずこの温対計画は、2030年目標を達成するための具体的な施策を積み上げてお示しをする。実際それをやっていくということが一つと、それから長期目標をその中に方向性として示していくという、この二つが大事な意義だと思っておりますので、これを重点に置いてきちんとご審議をいただければと思います。
(問)もう1点、原発問題についてです。再稼働したばかりの高浜4号機がトラブルを起こして停止をしましたが、これについて大臣のご感想をお願いします。
(答)まず敷地外に放射能は出ていないと、敷地内もそうですけれども、出ていないと確認をしておりますけれども、原因については事業者で調査中ということですので、よくその調査を見守りたいと思っております。いずれにせよ防災の方は、そこに燃料棒がある限りきちんと体制を組んでおりますし、これからも更新をしてまいります。