丸川大臣記者会見録(平成28年1月19日(火)9:03 ~9:12  於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 今日の閣議で環境省としての発言はございませんでした。
 こちらから1点、皆様方にお伝えしたいことがございます。
 指定廃棄物の処理方針についてということなのですが、1月15日(金)と16日(土)、報道で、政府が、宮城、栃木、千葉、茨城、群馬の5つの県に、1カ所ずつ長期管理施設を設置することを断念したという記事がございました。そのような事実はございませんので、その旨お知らせいたします。
 我々としては、指定廃棄物の保管状況がひっ迫している5つの県については、災害等に備えた長期にわたる管理を確実なものとするために、各県1カ所に集約して管理するという方針に変わりはありません。
 地元のご理解が得られるように、引き続き丁寧な説明に努めていく所存です。

2.質疑応答

(問)共同通信の高田です。よろしくお願いいたします。指定廃棄物の件でお伺いしたいのですが、1か所集約の方針を継続するということですが、茨城県においては県や自治体が分散保管の継続を求めているのですが、これについてはどうされるおつもりですか。
(答)茨城県においても、私たちは災害等に備えてきちんと管理することがまず第一に大切なことだと考えているので、県内に1カ所に集約するのが望ましいということは、引き続きお願いをしていきたいと思っています。全く県、市町村が別のご意見をお持ちだということは十分理解しておりますので、ご意見は聞かせていただきますけれども、我々の意向としては、県内1カ所集約をお願いしたいと思っております。

(問)読売新聞の野崎と申します。よろしくお願いいたします。廃棄物の関係で、カレーチェーン店CoCo壱番屋の冷凍カツが、不正に横流しされている問題なんですけれども、食品廃棄物を不正に横流しされているということで、廃棄物の所管官庁ということで、環境省として対応しているのかということと、大臣のご所見を伺えますでしょうか。
(答)今回のケースを受けて、各県に改めて、きちんと調べていただくようにお願いをいたしました。それ以外の点につきましては、事務方からお答えをさせていただきます。
(事務方)事務方からお答えさせていただきます。現在報道にあるように、廃棄物処理法違反の疑いで、指導監督権限を有する愛知県及び愛知県警により調査が行われているということでございます。環境省としては、愛知県等から問い合わせがあった場合は、法的な助言等を行ってまいりたいと考えております。また、昨日ですが、環境省から都道府県に対して、廃棄物処理業者に対しての関係法令の遵守について、改めて適切な指導をお願いをしたところでございます。また、食品リサイクル法に基づく、登録再生利用事業者等であった場合については、食品リサイクル法に基づく登録権限を有する国とも連携していただくように周知をお願いしたところでございます。

(問)日本テレビの杜です。冒頭の質問と関連してなのですが、茨城の指定廃棄物の話なのですが、今環境省の方は1カ所集約が望ましいということを言っていくということだったのですけれども、これまでの議論の中でも茨城からは分散保管でいったほうが良いということが強固にあるわけですよね。これを踏まえても意向を変えない、環境省としての考えは変えないということになってくると、会議を1ヶ月以内くらいに開くということを副大臣も言っていましたけれども、どのように進めていくことになるのでしょうか。
(答)何のために1カ所集約をするかというと、災害が起きた時にばらけてしまってどこに行ったかわからないということはもう二度と起きないように、その周辺の方にも安心していただくためにきちんと管理をするということが大事だと思っておりますので、そのために一番望ましい形は1カ所集約なのですということをご理解いただいきたいと思っております。茨城県からご意見を伺うということは、それぞれの地元の意向というものがありますので、我々他の地域でもそれもさせていただいているので、きちんと話は伺いたいと思いますが、できれば我々の立場を理解していただいて、きちんと管理できる形というのを追求させていただきたいと思います。
(問)そうすると、今大臣がおっしゃったように各県で状況が違うということは、まず大前提にあるということでよろしいでしょうか。
(答)各県で状況が違うのは、どういう形で今置かれているかというのも違えば、いくつ候補地を選んでおられるかということも違えば、そもそも管理していただいている物の線量も違うと思いますので、その違いというものはよく理解しなければいけないということはわかっております。

(問)河北新報の門田です。改めて教えていただきたいのですけれども、1カ所集約にこだわる理由というのをもう一度教えていただけますでしょうか。
(答)皆様方の方がよくご存じかと思いますけれども、1カ所に集約するにあたって、それなりの堅牢な施設を造るというご説明をずっと続けているところです。下に水が漏れないようにする、入れた物の上からも漏れないようにするということで、非常にきちんとした形で入れるということを約束し、県内1カ所に集めさせていただきたいということを、どうかご理解くださいというということで今まで言ってきておりまして、それはつまり、皆様がその地域において持っていることが不安であると、そういうことを踏まえて一つに集めるということですので、きちんとした形で管理するために1カ所に集約をさせてもらいたいと。あちこちにありますと、その地域地域を見回らなければいけませんし、それぞれ置かれた状況が違う今の一時的な管理の状況をそれぞれに確認して回らなければいけませんので、災害等のことを考えた時には、1カ所が望ましいということを思っております。
(問)このような報道が出たことに関して、大臣のご所感をお聞かせいただけますでしょうか。
(答)そういう報道が出て一番残念なのは、1カ所集約で努力をしてくださっている皆様に不信感を与えたことだと思っております。これまでの経緯は皆様もよくご存じだと思いますけれども、様々な自治体、それぞれの考えがある中で、安全を第一に考えた時に1カ所にという思いで尽力をしてくださっている皆様方には、大変ご心配をお掛けしたと思います。

(以上)

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