北村副大臣記者会見録(平成27年2月12日(木)10:15 ~ 10:19  於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)私のほうから冒頭御報告を申し上げます。2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。2010年、愛知県名古屋市で開催されたCOP10から5年を数えました。自治体、企業、NPOなどの方々による生物多様性の保全に向けた取組は、今、大きな広がりをみせています。また、昨年10月、生物多様性条約事務局と「国連生物多様性の10年日本委員会」の共催によりまして、愛知目標達成のための行動を国際的に呼びかけるイベントが行われた韓国のCOP12に、私も参加をさせていただきました。一方で、昨年実施した世論調査では、COP10を契機に上昇した生物多様性の認識度、知名度が若干下がってきていることが明らかになりました。環境省では、「国連生物多様性の10年」の後半に向けて、来週2月20日金曜日に、「国連生物多様性の10年」中間年に向けたキックオフフォーラムを開催して、これまでの成果と課題の共有と今後の取組について、共に考えてまいりたいと考えています。このフォーラムを皮切りに、2020年に向けて自治体、企業、NPOなどと連携して、この取組をさらに進めていきたいと考えています。この後、記者の皆様にもその内容等についてお知らせをいたしますので、御参加いただきたいと思います。私からは以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの大井です。よろしくお願いします。地球温暖化の関係でスイスのジュネーブでADPの特別作業部会が開かれていますが、まだ終わってはいませんが、現在の状況や見通しについて教えてください。
(答)現地からの報告では、COP21における2020年以降の枠組みの合意に向け、5月前に交渉テキストを作成すべく、精力的に議論が行われていると聞いています。昨年末、リマで作成したテキストから、現時点で考えられる各国の新たな提案を最大限取り入れたものが作成されました。これを今後、さらに整理して出来るだけ短くし、5月前に正式なテキストを作成することになると聞いています。新たな枠組みにおける差異化、違いの在り方や適応・資金の扱い等の重要な論点について、先進国・途上国の意見の隔たりは依然として大きく、極めて難しい交渉が続いていると伺っております。今会合もあと2日を残すのみですが、全ての国が参加する公平かつ実効的な枠組みへの合意に向け、まずはCOP21における交渉の基礎となる交渉テキストを取りまとめられるよう、我が国としても積極的に議論を進めてまいりたいと考えております。

(以上)

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