車座ふるさとトーク(滋賀県高島市)(平成26年04月19日)

 平成26年4月19日、北川知克環境副大臣は、滋賀県高島市で開催した「車座ふるさとトーク」に出席し、地元の16名の方々と対話しました。

 「車座ふるさとトーク」は、安倍内閣として、大臣・副大臣・政務官が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声をつぶさに聴いて政策に活かそうという取組みです。

 今回は、「地域と自然との共生-鳥獣被害対策やエコツーリズムなど-」をテーマに、シカなどによる被害対策に従事する方々、農業、観光などの分野で高島に深く関わっている地元の皆様と意見交換を行いました。

 参加者からは、「シカなどによる被害がとても多いので、対策に一層取り組んでほしい。」「鳥獣保護法の改正により、認定鳥獣捕獲等事業者制度が導入されると聞いたが、現場を知らない外部の人が捕獲に関わることで事故が起きないよう、安全管理の徹底をお願いしたい。」「高島市でシカを年間3,000頭以上捕獲しているが、190頭程度しか食用として活用されていない。シカやイノシシをジビエとして活用していきたいので、レストラン等に卸せるような仕組みを検討してほしい。」「鳥獣による被害は農業だけではなく、観光業にも大きく影響している。棚田の向こうに這い巡らされたシカ対策の柵などが景観を損ねている。」「針江地区の川端(かばた)の歴史文化や水の大切さを改めて見直し、人と人とのつながりや、水の文化を保全しながら、子どもたちに伝えていかなければならない。」「針江地区におけるエコツーリズムも山の恵みがあって成り立っている。緑豊かな森を守る“里帰り作戦”

 活動を通して、恩返しをしていかないといけない。」など、高島で活動して普段感じていることや、高島の自然を活かした活動への意気込みなどを率直にお話しいただきました。

 参加者の多くから、シカ等による農林業被害対策の強化について要望が寄せられたことに対し、北川副大臣は、「今国会に鳥獣保護法の改正案を提出し、生態系や農林業に被害を与える鳥獣については、「保護」から「管理」を行うということで、方針の大転換を図ることとしており、積極的に捕獲等を推進していきたい。」と述べるとともに、「猟友会の高齢化が進む中、若い人が狩猟に興味をもてる仕組みや機会づくりを検討して欲しい。」との要望に対し、「一昨年度より、地域の若者を中心に狩猟の魅力を伝えるフォーラムを開催しており、今後も全国各地で実施していく。」と述べました。

 最後に、「貴重な意見をいただいた。高島の皆さんが地域のために取り組んでいただいているので、国や行政に対しても、意見があればどんどん伝えてほしい。力を合わせて高島の自然環境問題に取り組みましょう。」と感想を述べ、閉会となりました。

 環境省では、いただいた様々な御意見を参考に今後の取組を進めていきます。

写真:車座ふるさとトークの様子(1) 写真:車座ふるさとトークの様子(2)

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