北川副大臣・浮島大臣政務官記者会見録(平成26年4月2日(水)17:17~17:28  於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)皆さん、御苦労様です。昨日から年度が替わりまして、新しい記者の皆さんもおられると思います。初めての方もおられると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、私からは1点御報告をさせていただきます。今日、朝10時から中央環境審議会の自然環境部会が開催をされました。私も出席をさせていただきまして、終了まで2時間10分、10分オーバーしたのですが、皆さん方の闊達な御意見を賜りました。たくさんの議事があったわけでありますが、このうち絶滅危惧種の保全の考え方や施策の展開を示す「絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略」、これにつきまして本日の議論の結果、おおよそ了承をいただきました。2、3、先生方の、委員の方々の意見もあり、部会長の了解を得て最終結果を近く環境省として決定の上、公表をいたしますのでよろしくお願いをいたします。私からは、今日はこのことを御報告をさせていただきました。

2.質疑応答

(問)4月幹事社、毎日新聞の阿部と申します。よろしくお願いいたします。水俣病の互助会訴訟の熊本地裁の判決が先日ありまして、国に一部損害賠償を認めるという内容でした。大臣は関係当局で今精査中だということでしたけれども、対応について現状どうなっておりますでしょうか。
(副大臣)対応については、今おっしゃられたように、また大臣も申し上げてますように、関係省庁、また熊本県をはじめ関係省庁の方々もおられますので、そういう方々と今後検討していくということになろうと思います。中身につきましては、判決文等を今ちょうど精査中でありますので、今後の対応もその点を踏まえながら対応していくということだと思います。
(問)個別それぞれ認められた人、認められなかった人がいると思うので、なかなか中身は今の時点でコメントできないかもしれないのですけれども、全体をみると国が先月お示しされた通知の内容、家族の認定状況だとか、毛髪の濃度などを個別にみて判断しているという点では、環境省の新しい指針を先取りをしたような印象を受けるのですけれども、そういうのもまだ環境省として、今、すんなり認められる、認めないわけにはいかない部分というのは。言える範囲で結構ですけれども、どの辺りがネックになっているのでしょうか。
(副大臣)先ほど申し上げましたように、判決文の中身についての精査中でありますし、もともと損害賠償請求の裁判でありますので、この結果云々において、我々が先日出させていただいた通知等とは切り離して考えなければならないと思っております。いずれにしても判決文をしっかりと読みながらですね、精査をしていかないといけないと思っておりますので、現段階ではそういうところだと思います。
(問)同じ水俣病の関連ですけど、臨水審に対して、熊本県からも申請を同意した方がいらっしゃるということですけれども。
(副大臣)事務方のほうから31日付けですか、お一人が認定審査についての申請をされたということを聞いておりますので、そのことを受けて、今後、今臨水審のメンバーについて、人選を進めている最中でありますので、それが決まった中で今後、各委員の方々で検討していただけるものだと思っております。

(問)朝日新聞の香取と申します。水俣病の臨水審の関係で、通知を出された際に今後臨水審を開きますよというような、広く出されている申請者の方に広報活動のようなことをされるということをおっしゃっていましたけれども、そちらをまだされてない段階であがってきたという理解でよろしいのでしょうか。
(副大臣)先ほど申し上げましたように、委員の方を選んでいる最中ですので、それが決まったなかで臨水審がきちんとスタートするということですので、それをする前にこういう申請が出てきたということだと思います。
(問)それについてどういう捉え方をしているのでしょうか。そこまで待ち望んでいるということなのか。
(副大臣)長年の懸案である水俣問題に今おっしゃられたように関心の深い方がおられるということだと思います。そういう意味でも人選を早くしたいと思いますし、事務方に聞きますとだいぶ最終段階に入ってきているように言っております。
(問)目途などは。
(副大臣)時期的にはいついつまでとは言えませんが、かなり進んできていると聞いております。

(問)日経新聞の浅沼ですが、浮島政務官に質問ですが、今日一部の報道で福島県民ががんの増加が確認できないという国連の報告があったということが報じられていますが、この件について受け止めを教えてください。
(政務官)今日公表されるということは承知しておりますが、この後公表されると思いますので、まだ非公開ということなので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。よく精査して進めてまいりたいと思います。
(問)お二方にお伺いしたいのですが、新年度入りなので、今年度やっていきたい、力を入れていきたい施策等があれば教えてください。
(副大臣)今年度というよりも、就任のときから申し上げていますように、環境の問題というのは、一人一人の意識を変えなければ解決ができない問題ですので、前から申し上げていますように、その意識の改革につながる環境教育とか、先日IPCCの報告書も出ましたのでこの温暖化対策に向けて、先日も「Fun to share」のキックオフをいたしましたが、こういう問題についても力を入れていきたいと思いますし、なおかつ長年の懸案事項であるこの水俣の問題にも真摯に取り組んでいきたいと思います。
(政務官)私のほうからは、東日本大震災の発災から3年を過ぎました。本当に東日本の復興・復旧なくして日本の未来はないと思っておりますので、一歩でも前進できるようにがんばってまいりたいと思います。
(副大臣)あともう1点、今日中央環境審議会に出させていただいたのは、国立公園含めですね、自然を大切にしていかなくてはならないと思っておりますし、なおかつ自然の中での鳥獣被害対策の法案が来週から審議が始まるように聞いておりますし、この問題にも取り組まなければいけない課題だと思っております。

(以上)

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