石原大臣記者会見録(平成25年11月26日(火)8:54 ~ 8:59  於:環境省22階第1会議室)

1.発言要旨

おはようございます。本日の閣議では、当省に特段関係するような案件はありませんでした。私から1点だけ発言したいと思います。

この中にも御出張された方がいるかと思いますが、ワルシャワでのCOP19に出席しました。各国の主張には、特に先進国と途上国の間に大きな差があり、本質的な問題がなかなか解決できませんでした。交渉は難航しましたが、ワルシャワからパリのCOP21にどのように、繋げていくかということで、全ての国が自主的に約束をする――(約束は)contributionという言葉になりましたが――ことが決まり、半歩前進したのではないかという印象を持っています。一方、バイ会談も数多くやりましたが、「新たな目標」や「攻めの地球温暖化外交戦略」を含めて、我が国が真摯に気候変動に取り組んでいることは多くの国々の理解を得たと認識をしています。引き続き、新たな枠組みに向けた国際交渉に貢献していくとともに、国内において国民の皆様方が大変御努力いただいている低炭素社会づくり、省エネルギー、こういうものを更に推進していきたい。こんなふうに考えています。私からは以上です。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の香取と申します。よろしくお願いいたします。COPお疲れ様でした。COPの関係で1点お伺いしたのですが、先ほどの発言にもありましたようにCOPに行かれる前に、3.8%の減という目標をもってCOPに臨んだわけですが、その時にこれを各国の方に説明して十分理解を得ると御説明されていましたけれども、実際にどのように説明されて、手応えというか、だいぶそれを交渉材料というか攻撃的に使うような国もあったかと思いますが、その辺をどのように説明していかれたか、そしてその手応えをお聞かせ下さい。
(答)これはちょっと私も意外だったのですが、複数の国から「わかっている」「言わなくても我々はわかっているから」と。逆に「原子力発電所が1基も動いていなくては、前の政府が掲げた目標が到達不可能だと我々はわかっている」ということを先方から言われて、「そうではなくてこれから先どうするかということを共に一緒に考えていこう」というような話をいきなり切り出されたり、あるいは、バイ会談で食事をしている時に「申し訳ない。立場上、言わざるを得なかったけれども、私どもも理解はしているし、日本のこれまでの協力や途上国に対する支援のパッケージというようなものには大変感謝している」というような話がありました。これは日本の新聞でも報道されたと思いますが、ファイナンシャルタイムズが社説の中でしっかりとこの点について、「COP19の各国代表は、日本が目標を反故にしたことを非難するのではなく、自分が参加しているプロセスのやり方を見つめ直すべきだ」と、こういう社説を書いてくれたことに私はそれなりの満足をしています。

(問)NHKの横井と申します、大臣、COP19お疲れ様でした。別件で、中間貯蔵施設の関係でお伺いしたいのですけれども、先日12月前半に大臣が4町に建設に向けて要請をするというような報道がありましたけれども、この事実関係について改めて聞かせて下さい。
(答)これはワルシャワでも御質問がありましたが、私がちょうどワルシャワにいる時にこういうことが報道されたということで、どういうことなのかなと。御存じのとおり、ちょうど今双葉町でボーリング調査を行っている段階ですので、具体的な内容を先に言うということはないと思っています。公表できる段階になりましたら、しっかりと皆様方にも御説明したいと思います。今しばらくお時間をちょうだいしたいと思います。

(以上)

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