石原大臣記者会見録(平成25年3月22日(金) 8:22~8:27 於:(衆)本会議場議食側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 私からは今日2点御報告いたします。環境省では、東北復興のために、「三陸復興国立公園を核としたグリーン復興のビジョン」を策定して取り組んできました。そのプロジェクトの一つとして、「東北海岸トレイル」の検討を進めてきました。この愛称とシンボルマークを広く公募していましたが、その選考結果について発表いたします。愛称は「みちのく潮風トレイル」。シンボルマークはこういうマークです。愛称とシンボルマークが決まったことで、関係する地方自治体とも協力しながら、本事業の一層の促進を図っていきたいと考えています。三陸復興国立公園の指定は、3月26日に開催される中央環境審議会で審議予定です。トレイルとともに、自然環境を活かした形で被災地の復興に貢献していきたいと思います。是非、皆様にも歩きにいっていただきたいと思います。
 2点目ですが、環境省と沖縄県は、沖縄の科学技術大学院大学、OISTと琉球大学の協力を得て、6月29日、30日に、地球温暖化対策とその影響を受けやすいサンゴ礁の保全に関する国際会議を、OISTにて開催することにいたました。現在、国内外からの参加者の人選などの準備を開始しています。国際機関や関係国の閣僚など幅広くお呼びして、地球温暖化対策の大切さ、また我が国の取組をアピールしたいと思っています。私からは以上です。

2.質疑応答

(問)代表カメラのNHKです。2点。今の沖縄の会議で、成果としてどのようなものを目指したいかというところをお願いします。
(答)温対法改正の議論が、今日から委員会で始まるのですが、やはり地球温暖化対策が、あまりクローズアップされていない。これは会見でも何度も言っています。関心を呼び戻すきっかけにできればと思っています。温暖化の影響を一番受ける島しょ国の環境大臣の御出席も予定されていますし、また、沖縄という島は、実は、地球温暖化の影響がまず現れるところなのです。このため、島しょ国や沖縄の方々にも御参加をいただいて、島という形態に着目して地球温暖化の影響を考える。あるいは、サンゴ礁が沖縄では大変きれいです。この間行った五島列島にもサンゴ礁がありました。しかし、温暖化によって何が起こっているかと言いますと、サンゴを食べるオニヒトデの北限がどんどん上がっているのです。こんなことも今まではあまり無かったことですので、豊かな自然を活かした沖縄の観光の在り方についても議論していただきたいと思っています。とりわけ、普天間基地の施設をめぐってぎくしゃくしております沖縄県民の皆様方も一緒になって、これからの地球環境を考えるという取組をさせていただければと思っています。仲井眞知事も、今日同じく発表することになっています。

(問)もう1点。報道で除染の費用が東電から支払われていない、国が請求しているにも関わらず、大幅に支払われていないという報道がありましたけれども、今後は環境省としてどのように東電と対応していきたいか。
(答)東電側の言い分を聞きますと、環境省がこうこうこれだけのことをやって、これだけの予算を使ったという、東電に対する請求書のようなものを出しているのですが、その精査に時間がかかっているという話です。ただこれは特措法の中で、明確に求償できるということになっていますので、引き続き環境省としては、支払いを求めるという立場で臨みたいと思っています。

(以上)

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