石原大臣記者会見録(平成25年3月8日(金)8:43~8:49 於:(衆)本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 私のほうから2点御報告があります。来週の月曜日には東日本大震災から2年を迎えます。震災で命を失われた多くの方々の無念の思いや、今なお大変な困難の中にある被災者の方々のことを改めて心に刻み、総理の指示にもあるとおり、全員が復興大臣という気持ちを持って全力で取り組みたいと思っています。
 環境省としては、除染、がれきの処理について、これからの1年間は被災者の方々の目に見える、心に届く成果を上げられるものにしていかなければならないと思っています。そんな中で、線量が特に高くて現状では立ち入ることのできない帰還困難区域についても、8月のお盆までにはお墓参りをしたい、という強い御要望が福島の首長さん等々からございます。復興庁と連携して、帰還困難区域内の墓地について、先行的に除染をすることとし、お盆に間に合うように、地元自治体の皆様と必要な調整を進めていきたいと思います。これが1点目の御報告です。
 2点目ですが、今週末、長崎県と福岡県を訪問します。土曜日ですが、長崎県五島沖において実施している我が国初の浮体式の洋上風力発電の運転状況を視察します。再生可能エネルギーの中で、この浮体式の洋上風力は大変ポテンシャルの高いものです。実験の規模もこれから拡大していかなければなりません。そういうものをしっかりと見て、施策に活かしていきたいと思います。
 そして翌日曜日ですが、これも国民の皆様方の関心事になっておりますPM2.5について、健康影響への不安の声が強い福岡県において「車座ふるさとトーク」を実施します。現実にそこで暮らされている方々、お子さんをお持ちの方々等々と意見交換をさせていただきたいと考えています。私からは以上です。

2.質疑応答

(問)読売新聞の吉良と申します。中間貯蔵施設なのですけれども、先週、業者が決まりまして、その後、調査はどのようになっていますでしょうか。
(答)ただ今、御質問のありました中間貯蔵施設の調査についてですが、3月1日金曜日に業者の契約を終えたところです。このことについては既に御報告しています。既に、現地確認という形で調査に着手していると聞いています。地元の御意見を聞き、また、必要な準備を進め、順次、現地を歩いての調査や地権者の方々の同意を得て、ボーリング調査等々を始めていこうと考えているところです。調査の結果を踏まえ、安全性に十分配慮した施設の具体的なイメージ、「こういうものができて、こういう形になっていますから、何の御心配もありません」というようなイメージをお示ししつつ、丁寧な説明を行い、設置についての地元の理解を得ていきたいと考えているところです。
(問)これは3町とも、もう既に入っているということでよろしいですか。
(答)具体的な、どこをどうしているということは、私も、写真でこういうことをやっているという報告しか受けていませんので、コメントは控えさせていただきます。

(問)黄砂が今日から到達するのではないかという予報があります。PM2.5との関係は、少し不明確なところもあるのですけれども、用心に越したことは無いかと思いますので、国民に呼びかけとかありましたらお願いしたいのですけれども。
(答)これは何度も御質問の出ている点でして、日曜日のふるさとトークでも、現実にそこで暮らされている方々の不安や、健康への影響のお話を聞かせていただこうと思っています。私みたいに元気な人間は多分そんなに影響が無いと思いますが、気管支疾患を患われている方、あるいはぜん息の方、アレルギーをお持ちの方等々は御注意いただければと思います。黄砂がくると予想されている地域においては、不要不急の外出はお控えください、といった注意喚起を各自治体から、学校施設あるいは保育園等々に連絡するシステムは、既に構築されています。どういう化学変化があるのかということについては、まだまだ知見の集積がありませんので、当初言われていたよりも早い時期に基準値を超える事案が九州で発生したこともあり、国立環境研究所等々からも人を派遣して、因果関係、また実態をしっかり調査するようにと、この間の荒尾市の状況を聞いてすぐに指示を出したところです。もう少しお時間を頂戴したいと思っています。

(以上)

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