平成12年6月28日
環境庁では、近年の臭気に対する住民意識の変化に対応するため、新しい考え方として「におい環境」という概念を導入し、その指針づくりに取り組んできた。この度策定した「快適なにおい環境づくりに向けて−におい環境指針策定の考え方−」の概要は、次のとおりである。
このにおい環境指針を活用して、快適なにおい環境づくりに向けた様々な取り組みの推進を図ることとしている。
近年、都市化の進展等に伴い、私達の生活環境は様々なにおいにさらされるようになってきており、環境庁が平成8年度に実施したにおい環境についての環境モニターアンケートの調査結果によれば、「不快なにおい(悪臭)」と同様に「心地よいにおい(かおり)」に対する関心も高いことが判明している。このことから、におい環境の保全においては、生活に身近な悪臭問題の改善と幅広い視野に立ったかおりの保全・創造との両面から取り組みを進めていくことが課題となっている。
環境庁では、悪臭防止法に基づき工場その他の事業場における事業活動に伴って発生する悪臭に対し必要な規制などを推進するとともに、近年の臭気に対する住民意識の変化に対応するため、新しい考え方として「におい環境」という概念を導入し、その指針づくりに取り組んできた。
におい環境指針は、地域住民のよりよい生活環境の確保を図るため、「臭気環境目標」と「かおり環境目標」を設定し、これらの目標の達成を図るため、国、地方公共団体、事業者及び国民が各々担うべき役割を提示しており、これにより地域の快適なにおい環境を形成するための施策を進めていくことを目的としている。
この指針を活用した快適なにおい環境づくりに向けた様々な取り組みの推進を図ることとしている。
