報道発表資料
環境省は、エコ燃料の普及を加速化させるため、大都市圏において実用化段階に近い規模で、バイオエタノール混合ガソリンの流通体制を構築し、自立的なエコ燃料生産・利用システムの成立を実証することを目的とした「エコ燃料実用化地域システム実証事業」を平成19年度から新たに創設することとし、平成19年度政府予算案に計上しています。
この度、予算成立後に本事業を速やかに実施するため、環境省の委託を受けて、これを実施する主体を公募します。
本事業では、バイオエタノール3%混合ガソリン(E3)を製造して、関西圏・関東圏において自動車用燃料として販売し、各生産・流通段階ける品質を確保するために必要な管理手法やE3の社会的受容性等の検証等を行います。
(公募期間:平成19年3月2日(金)~平成19年3月30日(金))
この度、予算成立後に本事業を速やかに実施するため、環境省の委託を受けて、これを実施する主体を公募します。
本事業では、バイオエタノール3%混合ガソリン(E3)を製造して、関西圏・関東圏において自動車用燃料として販売し、各生産・流通段階ける品質を確保するために必要な管理手法やE3の社会的受容性等の検証等を行います。
(公募期間:平成19年3月2日(金)~平成19年3月30日(金))
1.本事業の概要及び目的
輸送用バイオマス由来燃料(エコ燃料)の導入については、京都議定書目標達成計画において2010年度に原油換算50万キロリットル導入するとの目標が掲げられています。これまでの取組により、我が国においてもバイオエタノールの生産設備の整備が始められていることから、今後適正な流通・品質管理体制が構築されれば、バイオエタノール混合ガソリンの大規模な導入が可能な状況となっています。
このため、環境省としては、本事業によりバイオエタノール3%混合ガソリン(E3)を製造して、関西圏・関東圏において自動車用燃料として販売し、原料調達から販売までの各生産・流通段階において、自動車用燃料としての品質を確保するために必要な管理手法やE3の社会的受容性等の検証を行うとともに、これに必要な設備の整備等を行います。
※本事業では、バイオエタノール・ジャパン・関西株式会社で製造されるバイオエタノール年間最大1,400klを使用することを想定しています。
2.事業の内容等
(1)募集対象
民間団体等
(2)委託事業の内容
- E3の製造・流通・販売
- E3の品質管理手法の検証
- E3の社会的受容性等の検証
- 必要な設備の整備等
- E3利用の拡大のための取組
(3)事業予算
7億円を上限とする。※ただし、平成19年度予算の成立を前提とする。
(4)事業実施期間
契約締結の日から平成20年3月31日までとする。なお、事業5年目までは、所要の予算措置が講じられる事を前提に、継続して契約ができるものとする。
3.締切
平成19年3月30日(金)(必着)
4.提出先
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課
「エコ燃料地域実用化システム実証事業」担当
住所:東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
5.今後の日程
4月初旬 事業審査
4月中旬 事業採択
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8339
課長 小川 晃範(内6770)
調整官 山本 昌宏 (内6771)
課長補佐 関谷 毅史 (内6791)
担当 末次 貴志子(内6780)