報道発表資料
環境省温室効果ガス排出量取引試行事業については、昨年12月に実施した第1取引期間に引き続き、2月2~4日に第2取引期間を実施し、42社の参加の下、仮想の取引市場において排出枠の取引を行った。
その結果、計69件の(仮想の)排出枠売買契約が成立し、計808,774t-CO2の排出枠が移転され、第1取引期間よりも契約数、排出枠移転量の双方について上回った。
今後、本試行事業においては、6月までに計2回の取引期間の実施を予定している。各参加企業においては、今年度の対象サイトにおける排出量を実際に算定した上で、第三者機関による排出量の検証を受けることになっている。
その結果、計69件の(仮想の)排出枠売買契約が成立し、計808,774t-CO2の排出枠が移転され、第1取引期間よりも契約数、排出枠移転量の双方について上回った。
今後、本試行事業においては、6月までに計2回の取引期間の実施を予定している。各参加企業においては、今年度の対象サイトにおける排出量を実際に算定した上で、第三者機関による排出量の検証を受けることになっている。
1.第2取引期間
○ | 2月2日~4日(取引市場開設は各日の午後1時~午後4時) |
2.第2取引期間の取引への参加企業
○ | 計42社 | ||
内訳 | ・ | タイプI(企業単位の自主削減目標を設定): 31社 | |
・ | タイプII(国内において温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施)のみの参加企業: 5社 | ||
・ | トレーダー: 5社 | ||
・ | 海外CER(CDMによるクレジット)供給者: 事務局((株)三菱総合研究所) |
3.取引方法
○ | 事務局である(株)三菱総合研究所が運営する取引システムにより仮想の取引市場を開設し、各参加企業はこれをインターネット経由で利用 |
○ | 取引市場で約定した場合は、売り手企業は、登録簿管理者(※排出枠は登録簿において管理されている。)に対し、速やかに排出枠の移転申請を行う(インターネット経由)。登録簿管理者は、登録簿上において、売り手企業の口座から買い手企業の口座に排出枠を移転する。 |
4.取引結果
○ | 約定(契約成立)件数 : 69件 |
○ | 排出枠等の取引数量 : 808,774 t-CO2 |
参考 : | 第1取引期間における約定件数:67件、取引数量:405,000t-CO2(12/16~18に実施) |
※ | 本試行事業においては、実際の金銭のやりとりは行わない。また、本試行事業における排出枠等は、本試行事業限りのものである。 |
※ | 第3取引期間は3/22~3/24、第4取引期間は5・6月(具体的な日程は未定)の予定。 |
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長 : 清水 康弘 (6770)
補佐 : 小笠原 靖 (6796)
担当 : 佐川 裕 (6781)