報道発表資料

この記事を印刷
2003年04月25日
  • 再生循環

兵庫県エコタウンプランの承認について

この度、兵庫県のエコタウンプラン(ひょうごエコタウン構想)の承認申請があり、これを審査した結果、兵庫県内の産業・物流基盤の活用による、他地域のニーズにも対応した広域的な連携による資源循環の実現等を目指す構想は、独創的で先進性に優れると認められるので、環境省と経済産業省は平成15年4月25日に共同で承認することとした。
 なお、本承認は全国で18番目、近畿地方では初のエコタウンプランの承認となる。

ひょうごエコタウン構想の概要
 兵庫県の有する古くから発達した産業基盤・物流基盤を活用することにより、他地域のニーズにも対応した広域的な連携による資源循環の実現を図るとともに、市民・NPOなど幅広い関係者との連携による市民参加型リサイクルの推進を目指すものであり、具体的には、
  •  適正処理・リサイクルの推進が課題となっている廃タイヤについて、他県からも受け入れて広域的なリサイクル体制のモデルづくりを目指す「廃タイヤガス化リサイクル施設」
  •  NPO法人によるリユースパソコン活用の推進等のための取組と一体となった事業展開を図る「パソコン等OA機器リユース・リサイクル施設」
  •  ソフト面では、行政・事業者のみならず県民やNPOの代表も参画した上でエコタウン事業の推進のための各般の事業を展開する「エコタウン支援センター」の設置
    等による取組を推進することとしている。
  
 本プランに基づく「廃タイヤガス化リサイクル施設」の整備事業に対しては、環境省によるゴミゼロ型地域社会形成推進施設整備費補助金を交付予定である(平成14年度補正予算にて予算措置済み)。

 なお、エコタウンプランについては、今後も各地域からの申請を踏まえ、追加的な承認案件がまとまった段階で逐次承認を行っていく。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
室長   :長門(内線6831)
 室長補佐:水野(内線6829)
 担当   :福澤(内線6828)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。