報道発表資料
- 環境省は、横須賀パワーステーション建設事業(神奈川県横須賀市)に係る環境影響評価準備書について、環境の保全の見地からの意見を求められたことから、平成15年3月11日付けで経済産業大臣に対し、環境大臣意見を送付した。事業者である株式会社トーメンパワー横須賀に対しては、経済産業省から、この環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。
- 横須賀パワーステーションは、これまで環境アセスメントが行われた首都圏の類似の発電所と比較して煙突高が低く、同規模の発電所と比較すると、窒素酸化物の最大着地濃度(年平均値)は高くなっている。
- このため、窒素酸化物の大気環境への負荷の低減について、次の内容等を指摘している。
(1) 設備の改良等による排出濃度低減対策の検討を行い、また設備の維持管理及び運転管理を徹底することにより、排出濃度をより一層低減すること。 (2) 有効煙突高の上昇についての検討を行い、着地濃度を低減すること。
計画位置 | 神奈川県 横須賀市 浦郷町5丁目 |
事業者 | 株式会社トーメンパワー横須賀 |
発電方式 | ガスタービン及び汽力 (排熱回収式コンバインドサイクル発電方式) |
出力 | 約24万kW(単機) |
燃料 | 都市ガス |
工事開始 | 平成15年7月(予定) |
運転開始 | 平成18年6月(予定) |
方法書縦覧 H13. 1. 12~H13. 2. 13 準備書縦覧 H14. 7. 5~H14. 8. 5 |
添付資料
- 横須賀パワーステーション建設事業に係る環境影響評価準備書に関する環境大臣意見
- 横須賀パワーステーション建設事業に係る環境影響評価準備書に関する環境大臣意見[PDFファイル 11KB] [PDF 10 KB]
- (参考)発電所に係る環境影響評価の手続の流れ[PDFファイル 28KB] [PDF 27 KB]
- 対象事業実施区域位置図(広域)[PDFファイル 179KB] [PDF 178 KB]
- 事業実施区域位置図(詳細)[PDFファイル 73KB] [PDF 72 KB]
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室
室長 :梶原 成元(内6231)
審査官:北村 昌文(内6239)