報道発表資料

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1998年03月27日

第14回日光国立公園尾瀬地区保全対策推進連絡協議会(幹事会)の開催結果について

環境庁では、日光国立公園尾瀬地区の保全対策を進めるため、昭和63年、環境庁と関係三県三村(福島県、群馬県、新潟県、檜枝岐村、片品村、湯之谷村)からなる標記協議会を設立し、山小屋への合併処理浄化槽の設置など、協議会で合意された対策を順次実行に移しているところである。
 本日、第14回幹事会が開催され、平成9年5月に本協議会において決定した、至仏山登山道の再開に伴い必要な保全措置について検討し、残雪期の具体的閉鎖期間等を決めた。
至仏山登山道(山の鼻~至仏山ルート)の再開に伴う措置について
 平成9年5月1日に本協議会において決定した至仏山登山道の再開に伴い、平成10年度のシーズン以降、植生保護の観点から至仏山登山道を残雪期の間閉鎖することとしていたところである。
 本日、具体的な閉鎖期間及び区間について幹事会で検討し、次のように閉鎖することとした。
(1)閉鎖期間:毎年5月11日~6月30日
(2)閉鎖区間:鳩待峠~至仏山~山の鼻
(別図参照)
 なお、閉鎖期間は、残雪により登山道が不明確となることによって登山者による植生への踏み込みが懸念されるための措置であり、その年の残雪の状況によっては閉鎖期間を変更することがある。

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局国立公園課
03-3581-3351
 課 長 :下均(内線6440)
 担 当 :中島 慶二(内線6443)
        :伊藤 淳一(内線6448)