報道発表資料
環境省では、土壌汚染対策の一環として、実用化段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査技術及び対策技術を公募し、実証試験及び技術評価を行う調査事業を実施しています。
この度、平成23年度の実証試験対象として、5件の応募技術の中から2件が選定されましたので公表します。
1.本調査の目的
「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」では、低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査及び対策に資する実用化段階の技術開発を実施するとともに、当該技術開発の結果を評価し、公表することにより、土壌汚染対策の推進を図ることを目的としています。
2.本調査の対象技術の選考
平成23年1月13日から2月14日まで、土壌汚染対策法に定める特定有害物質、ダイオキシン類及び鉱油類により汚染された土壌の調査及び対策に資する実用化段階の技術を対象として募集を行ったところ、5件の応募がありました。
これらの応募技術の中から、学識経験者で構成される「平成22年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」検討会(別紙検討委員名簿参照)における審査により、次表に示す2件の技術が選定されましたので公表します。
平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査
選定技術一覧表
機関名 | 対象技術 | 技術の名称 |
---|---|---|
大成建設(株) | 対策 (浄化) |
難分解性金属シアノ錯体を対象とした原位置浄化対策技術 |
新日鉄エンジニアリング(株) | 対策 (浄化) |
ハイブリッドスパージングにおけるオゾンによる鉱油類汚染土壌の浄化 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局土壌環境課
直通:03-5521-8338
代表:03-3581-3351
課長:柴垣 泰介(内線6650)
課長補佐:紺野 道昭(内線6649)
担当:助川 洋平(内線6659)
担当:小笠原 貴道(内線6656)